DTM/宅録〜サウンド・メイキング13〜Logicのビンテージ・コンプレッサー
今回の「サウンド・メイキング」は、Logicのコンプレッサーについて。
動作原理についてはこの回では深くは言わないけど、コンプレッサーは例えるとー
・「イラストの枠線の太さ」
・「フォト・アプリのシャープネス」
のようにー
「音の輪郭をなめらかにしたり、ハッキリクッキリさせる」
っていうような側面がある。
そこで、Logicのコンプレッサーですが、度々引用するギター・アンプの例えから入るとー
「ギター・アンプはフェンダー、マーシャル、メサ・ブギー等、色々と種類があって音のキャラクターも全然違うので、アンプ・シュミレーターを使う場合でも個別に音作りを追求していくことになる」
のと同じで、コンプレッサーも個別のシュミレーション・ソフトに当っていくと、「モヤっとしたコンプレッサーのイメージ」がより鮮明になる。
このサイトの説明にあるように、Logicのコンプレッサーはいくつか種類があって、ほとんどがビンテージ・コンプをシュミレーションしたもの。
・PLATINUM DIGITAL=Logicのオリジナル
・STUDIO VCA=Focusrite Red 3 Dual Compressor/Limiter
・STUDIO FET= UREI/Universal Audio 1176 Rev E “Blackface”
・CLASSIC VCA=DBX 160
・VINTAGE VCA=SSL G Bus Compressor.
・VINTAGE FET=UREI 1176 Rev H “Silverface”
・VINTAGE OPTO=Teletronix LA-2A
PLATINUM DIGITAL以外、どれもが超メジャーなビンテージ・モノだけど、この中で一つ代表的なものとして取り上げるなら、UREI/Universal Audio 1176 Rev E “Blackface”をシュミレーションしたSTUDIO FET。
プリセットに"Type U Tight Kit"ってのがあって、コイツをドラム・トラックに挿すと、重量感のあるサウンドになる。オリジナルやカバー曲にも積極的に使ってる。
ちなみに、このイラストでもなんとかく「っぽい」見た目ではあるけど、IK MultimediaのT-RackSのBlack 76を挿すとー
オリジナルを彷彿させるルックスで、気分もよりアガる。
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