[モバイル&サウンド28]〜DAWソフト=シンセサイザー!?
KORGのシンセサイザー"microKORG"はコンパクトで3万6千円ほどの価格ながら、プロ・ミュージシャンも多数使用している正統派のヴァーチャル・アナログ・シンセサイザー。
DTMがどうとか、DAWソフトって何!?
ってことのベーシックな部分は、こういう「シンセサイザー」って何!?ってのとかなりダブっている。
先入観が邪魔をする!?
イマドキの曲作り=DTMってイメージなところがあるけど、ソレに使うDAW(Digital Audio Workstation)って。。。基本的なところはシンセサイザーと被る部分がかなりある。。。っていうかシンセサイザーの発展版とも言える。
なので、そういう基礎的な部分を"microKORG"のような”デスクトップ・シンセ”で触れてみるってのは、全然アリ。。。
なんだけど。。。音楽初心者の作曲/曲のカバー・ツールって"DTM"ってところからイキナリ説明が始まってるのがほとんどなので、右も左も分からない初心者の人はそういう説明を見て、ソレ以外のもっと大きな視点が抜け落ちたまま「DTM=難解」的なスパイラルに陥って挫折してしまうケースも多い。
パネルにパラメータが記載されてる親切さ
microKORGが扱いやすいって思うのは、取扱説明書がシンセサイザーのパラメーターについて非常に分かりやすく解説しているっていう点。
それと、そのパラメーターがパネルに全部載っているってのがスゴくユーザー・フレンドリー。
microKORGには無印のモノの他に"XL+"とかいくつかの派生モデルがあるけど、それらはそういうパラメーターはパネルに載ってないし、パラメーターのアクセスも無印版に比べると、面倒な印象。
なので、この無印版のmicroKORGがイチバンとっつきやすい。
加えて、iPhoneかiPadのGarageBandがあれば、かなり強力なツールが手元にあるってことになる。
もちろん、DAWのベーシック版みたいなシンセで「何でも出来る」ってわけではないけど、「何からすればいいのかもわからない」って印象のDAWソフトよりはやること/やれることがよりフォーカスされる。
近く、ギターでも取り上げた「挫折率」的なことをDTMも絡めて別にnoteで書こうかな。。。と思ってるけど。。。
フェンダーのCEOが「ギターの1年以内の挫折率は90%」って言ってたのはかなりシビアな数字だけど、とあるDTMの講師の人がYouTubeで「統計的にDTM挫折率は80%」って言ってましたよ。。。
なので、コンピューターでするDTMってだけでなく、もっと広く視点を持つって意図も込めて。。。今回のハナシのシンセやモバイル系のアプリも取り上げてる次第。。。
UPDATE 2023/06/12
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