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サウンド・チップス[モバイル編15]〜 「ダブリン」(シンセ)の「音の立ち上がりと余韻」

今回はKORGの「ダブリン」ってソフト・シンセを使っての「音の立ち上がりと余韻」の話。

シンセ・サウンドには色々と種類があるけど、それぞれ音量変化に特徴がある。下の動画はその「音の立ち上がりと余韻」にフォーカスしたもの。


シンセサイザーは、以下の"ADSR"っていうもので音量変化を調整する。

  • 「ATTACK」 音が出てくるまでの時間

  • 「DECAY」 Sレベルに到達するまでの時間

  • 「SUSTAIN」 音が出ている時の音量

  • 「RELEASE」 鍵盤を離してから音が消えるまでの時間

あまり難しく考えず、「音量がどう変化しているか」で考える。上の例だとー

「鍵盤を押すとパンと鳴って、その最大音量からちょっとレベル低いレベルで鳴り続けて、鍵盤を離すと少しだけ余韻が残る」

みたいな感じ。

今回は「音の立ち上がりと余韻」にフォーカスしているので、「ATTACK」と「RELEASE」だけを調整している。


単音でしか音が出ないシンプルなアナログ・モノ・シンセならルックスもシンプルなので、"ADSR"のツマミがどこにあるのかもわかりやすく理解し易い。そこで、このソフト・シンセ「KORG Gadget Le」の「DUBLIN」を使った。この ”Le版"はフリーのソフトなので、気軽にiPhone /iPadにインストール出来る。


ストリングスやフワッとした「パッド系」のシンセにはイイ音が色々あるけど、その「音の立ち上がりと余韻」は緩やかでソフトなものが多い。それを曲で使うときに少しハッキリした音像にするのために「ATTACK」と「RELEASE」を調整ってのはよくある。


GarageBandと同じくこの「KORG Gadget 」もiOS/iPadOS/MacOS専用ってことから、音系制作に手を出すならApple製品はやはり重要なポイントになっている。Appleの「高級機種」があってのハナシになるので、そういう意味では「フリー」かというとそうじゃないとも考えられるけど、「OS/ハードが同じ」 ってのはそのシンプルさや安定性等から「時間と労力」をとてつもなく節約も出来る。


以前にも、以下のnoteでADSRについて触れてます。


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