DTM入門スタート編2021(10)〜曲のKEYを決めるルール
DTM初心者な人が曲を作るときにー
「KEYの決め方がわからない」
って言ってるのを時々目にするけど、それは「ルール」を知らずにスポーツやゲームを適当にやるとどうなるか?!ってのと同じことで、いくつかの「ルール」に則ってやれば選択肢は限られてくる。
実はほとんどの人が経験からわかることで、「カラオケで歌う」ことを想像すればイイ。つまり、「カラオケ」の場合ー
「歌い手のKEYに合う曲を選ぶか、曲を歌い手のKEYに合わせる」
ってルールに則ってる。
DTMな曲作りでは歌い手は自分じゃなく他の人だったり、それこそボカロって場合もある。人の場合はその人に合わせるし、ボカロの場合は人のKEYに沿って作ることも出来るし、敢えてそれを無視して人工的なKEYで歌わすことも出来る。自分の好きなアーティストの曲のKEYと最低音と最高音を探ってみるのも一案。
エレキギターの場合はどうか??
AmpliTube 5のMesa Boogie Mark Ⅳを使ってメタリカとドリーム・シアターをカバーしたけどー
どちらの曲もKEYはEm。
こういうように低音の開放弦(ゲージが0.24 / 0.32 / 0.42の4/5/6弦)をミュートして、ザクザク弾くと非常に重い音になって、メタルなギタリストには他のKEYにはない気持ちよさがある。なので、こういう系統の曲はKEYがEmってのは非常に多い。これもそういう「ルール」に沿ってKEYが導き出されてる。
DTM&鍵盤初心者が鍵盤的なアプローチをする場合はどうか??
考え方の一つになるのが、スケールで使う「黒鍵の数」、あるいは「#b」の数。これが多くなればなるほど、初心者には弾く場合の難易度が高くなるし、DAWソフトで色々と作業する際に、一手間かかることも多くなったりする。