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数学の教科書・問題集の改訂について
「高校数学の教科書」の著者の長岡亮介氏によると
我が国のカリキュラムは、頻繁な改訂を繰り返しています。これが本当に数学的にあるいは教育的に重要な意味を持つと信じている人はいないと思いますが、これは全国一律カリキュラムの<無駄と無理>に衆目の一致した非難が集まらないための行政的な必要悪なのかもしれないと私は諦め気分で見ています。最近もしきりと改訂が話題にのぼっていますが、実際に教えられるカリキュラムの内容が抜本的に変更される可能性はあり得ないでしょう。
と言ってます。
私の解釈では文科省が改訂を繰り返しても数学の本質は変わらない
と長岡先生は言いたいのだと思ってます。
しかし、現役で受験生に教えてる講師からすると
指導要領に無いことを入試に出題してはいけないと
いうようなことを言ってました。
なんでも今の指導要領には「箱ひげ法」というものがあるらしく
確かに私はそんなの知らないし
出題されても困るというのも、一考の余地がありそうです。
「長岡先生の高校数学の教科書」という参考書では
やはり著者が改訂に反対なのか、今でも改訂版を出してません。
私の持ってる教科書は古いまま勉強を継続して
問題集は新改訂に対応してるかどうかを
確認しておこうと思います。