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飲んでるとき何か食べたくなって
これは、12/9に実施した「家飲みおつまみワークショップ」で、参加者の方にお配りした「レシピの解説というには少々おしゃべりが過ぎる紙」です。下書きの段階ではいつもこれの3倍くらい長くて、削るのが大変なんだが、結局現場ではこれの3倍くらいしゃべっている。じろまるワークショップのゆるい雰囲気が伝わればいいな。
酒を飲むのに何かちょっとつまみたい。それは古今東西共通の心理だ。何もいらない、酒さえあればという人は激レアだろう。たまに「通は塩で飲む」と気取る人もいるが、ちょっとイキりすぎだ。だいたいの人は何か食べて、それを洗い流すように酒を飲む。
こんなワークショップやっていながら言うことではないが、正直つまみなんて何でもいいと思う。その日食べる今夜のおかずで飲めばいい。買ってきても作ってもいい。ドカンと3玉使った山盛りの焼きそばでもいいし、王将と味の素の餃子食べ比べでもいいし、ソリッドな湯豆腐でもいい。子供向けの小さなハンバーグでもいいし、目玉焼きとおにぎりでもいい。パンでもいい。お菓子でもいい。私の友達なんか「夜は瓶詰めだけ」というフリーダムだ。自分さえよければ何でもいいのだ。
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と、本気で「つまみなんて何でもいい」と思ってはいるのだが、どうせならちょっと気が利いてて、ちょっと美味しいものがつまみたいと思うのが人生だ。つまみがちょっと美味しいと、酒もちょっと美味しくなったりする。「今夜はアレがある」と想像しただけで、飲みたい酒が誘ってくる。さらに家飲みだと、和洋中ちゃんぽんのつまみに、ビール日本酒ワイン紹興酒レモンサワー焼酎シェリーその他をひと口ずつちゃんぽんしても誰にも叱られない。
我が家でも「ちゃんぽんつまみに、ちゃんぽん酒」が基本だ。和洋中エスニックご当地グルメにご当人グルメまでごっちゃごちゃ。ただ食材はシンプル、調理もシンプル。100種類の材料を全部混ぜ、三日三晩かけて煮たり焼いたり揚げたり蒸したりしたような料理は作らない。
今回はそんな中から5種類のつまみを用意した。そのうち1つはなんとオット謹製という幸甚である。参加されたみなさんは幸せを噛み締めて欲しい。
・名古屋でいうところの台湾酢豚
・ツナのあれ
・大根と塩漬け生胡椒の春巻き
・ナスのオイル漬け
・玉ねぎのプリン
そしてテレビ局の人に教えてもらった「しょもない料理を何とかして見られるようにする秘技」も後でご披露します。「うまい」と評判の店にロケに行ったはいいが、出てきた料理が「なんだこりゃ、とてもテレビに映せるもんじゃないぞ?」って時に使う方法らしい。
【名古屋でいうところの台湾酢豚】
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<材料>
豚肩ロース、青ネギ、ニンニク、唐辛子、ごま油、醤油、酢、砂糖、片栗粉
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めちゃくちゃくだらないことに使いたいと思います。よろしくお願いします。