僕が一次創作限定撮影イベント #雲エク の実施を決めた経緯とその想い
こんにちは、次郎です。
今回は、10/30(土)に開催予定のイベントについてのお話。
これをやろうと思った経緯や想いを述べていこうと思います。
♠僕の雲仙との出会い
まず、そもそも僕と雲仙の出会いについてのお話。
(雲仙というと範囲がわかりにくいので、ここでの雲仙は地獄温泉からなる雲仙温泉街のこととします)
初めてこの地に訪れたのは、大学時代の卒業旅行でした。
当時僕は熊本の大学に通っていて、卒業&就職に伴い皆バラバラになってしまう前に、熊本以外の九州を再確認しようと思い、選ばれたのが、長崎県の雲仙でした。
そこで、「え?なんで雲仙?」って思った方もいると思います。僕もそうです。というか、選んだのは僕ではなく一緒に行動を共にした友人でした。
当時、僕らは学生しながらアルバイト生活。旅行したいけどアルバイトのシフトや金銭的な問題から遠くまで向かうことは困難でした。
1泊2日 熊本からある程度近くて、まだ皆が行ったことのない場所それに選ばれたのが雲仙という街。
また、ここは細かいところなんですが、
そもそも、長崎ってどうしても長崎市のグラバー園や夜景。佐世保市のハウステンボス。このイメージが強すぎて他の街が霞んでる印象があったんですね。
島原に関しては、確かに熊本から船で渡ればすぐ堪能できる街。結構ご近所さんな印象があります。
で、雲仙はどうなのか?というと、
熊本⇒島原⇒雲仙
熊本人的には島原と比べるとちょっと向かうのに手間がかかりますが、長崎市、佐世保市よりははるかに近く、且つ程よい距離感なので「旅行している」といった気持ちになれるんですね。
で、いざ向かってみてまず感じたのは
「え?こんなにコンパクトなの?この街は?」
これでした。
当時、雲仙温泉MAPというものがあったんですが、
それにはどこに何があるのかのみならず雲仙の観光に関するすべてが詰まってるのに、A4用紙1枚でまとまるのが凄いなと感じました。
当時は雲仙スカイホテルさんへ宿泊。
雲仙温泉街のど真ん中に位置する此処は旅の拠点としてはとても良さそうだと感じました。
到着早々、ホテルに荷物を置いてMAPを片手に温泉街を散策。
テーマパーク的な広さで、且つ歩いても程よ~く運動したなっていう程度。
こんな上品な街にもかかわらず、駄菓子屋さんや、せんべい、温泉卵といった、コスパの良い学生にも優しい価格設定のグルメも堪能できることで、とても好印象。
それが僕が見た初めての雲仙でした。
♠二度目の雲仙来訪に伴う気づき
それから時は数年経ち、僕は仕事の都合で熊本から長崎へ移住してきました。
そこで、生活をしている最中にYouTubeでの動画投稿を趣味でやりはじめました。
内容としては当時の僕には無かったけど、現在ドはまりしている(カメラ、コスプレ、スチームパンク、ロリータ)といった成分で
「僕が見てきたモノやコトについて発信したい」
という想いが由来です。
そんな最中、こちらnoteでも度々記事として名前を挙げています「長崎のYouTuber会」という活動団体に参加することとなり、それ切欠で昨年の夏は、
長崎をそれぞれの長崎県のYouTuberのやり方で各地のPR動画を作ってリレー形式で発信していこう。
そういう企画がありました。
初見で、面白そうな企画だし、加えてこれ切欠で街をめぐることで新しい発見があるかもしれない。ということで僕は4つの街をめぐり、動画化しました。
その4つの中に含まれていた1つが雲仙です。
学生時代の思い出としては
・コンパクト
・雲仙のモクモクをはじめとした景観が綺麗
・コスパ良し
この3つの情報は既に学生時代に持っていたことや、
熊本で知る機会を得たスチームパンクという文化を組み合わせた紹介をしたいなと思い立った次第です。
企画に際して公開スケジュールに伴う締め切りの兼ね合いもあり、収録当日は台風が接近していたタイミングでして、限られたお店や観光地での発信をしました。
そんな状況でも、動画回しながら巡ってて凄く楽しかったし
此処の凄いところって、実は雲仙地獄や湖といった大自然、昔ながらの和な街並み、洋風の建物、これが綺麗に区画化されているんです。
なのでこの魅力をもっとシェアしたいなという想いが芽生え、そのためにもいつかここで何かしたいなと思いました。
https://youtu.be/NGSKVVt1nyw
♠ 撮影イベントをしよう
それから1年経った2021年の春。
きっかけは長崎YouTuer会で知り合った島原をメインで活動しているバイク系YouTuber 千成さんのとあるメッセージでした。
「次郎くん。そっちの友人集めて撮影会みたいなのやらない?」
このメッセージを見て、僕がやりたいことがドバーッとあふれ出てきました。
雲仙もスチームパンクも両方僕が好きな事や場所なのできっとそれを組み合わせれば絶対に楽しい
自分自身去年そう体験したので、きっとそうなんじゃないかと。
「撮影会、雲仙でやりましょう!やるなら既に交友関係がある人のみならずSNSで呼びかけてイベント化しましょう!」
ただ、僕だけだと足りない部分がすぐに出てきたので、
同じ趣味で、僕にはできないことができて、昔から交友関係のある友人である、たるとさん、あまりさん。
こっちに引っ越してきてから出会った写真撮影のノウハウが豊富な悠久さん、ひらりょーさんに対して声掛けと提案をしました。
そうやって、メンバーが集いました。
当初は僕が基盤としている「スチームパンクやロリータの撮影会」としようとしていましたが話し合いをしていくうちに、
そもそも考えてみると、僕の場合は「これが、僕のなりたい自分」
というのがベースにあったので
なりたい自分を創造する=一次創作
このテーマ限定の撮影イベントにしよう!という決意になりました。
このジャンルの面白いところって「答えがないところ」なんですね。
答えが無いからこそ、それぞれのイメージで考え、こうだと思ったからこうだ!ウォオオオオ!!!、、、
みたいな、そういった考え方が僕はとても大好きです。
♠ #雲エク 発足
スタッフは揃った、場所も決まった。じゃあ名前はどうする?
この問題についてはメンバー揃った後でも長いこと悩み、考えました。
ここで名前を付けるにあたって、僕の今までの経験を振り返りました。
始めは全然知らなかったけど、歩いてみたら色んな発見がありました。
それが根元にあったので、
それと合致するのなんかあるかいな?と思って不慣れな英語辞書と向き合っていたら
エクスプローラーという言葉に行きつきました。
これは「未知の領域への探索」を意味していて、ここには危険は伴いません(アドベンチャーも大体一緒だけど、ここには危険が含まれます)。
なかなか長崎県としてみてもフォーカスが当たりづらい印象の雲仙
でも、いざ自分の足で歩いてみれば「いいじゃん、雲仙。」
この英単語は僕が感じた体験そのものだなと。
雲仙という未知の土地を巡って何を感じたか。それを知ってほしい。
そいうい想いから発足したのが「UNZEN EXPLORERS #雲エク 」です。
♠ 9/11⇒10/30へ開催の延期
イベントの準備で、僕らもその準備を着々としている最中
雲仙では8月に大きな土砂崩れが起きました。
それがあった前の日も僕はその場所へロケハンをしていました。
現地では色んな方へ声かけしまして、その中でも観光協会の方には凄く助かってたんですが、そんな中での不幸な報告が上がりました。
企画当初からお世話になった方で、賛同してくださってた方がそれに巻き込まれてしまい、とてもショックでした。
地元の方に比べると確かに遥に面識無いし、一緒に会話した時間も短かったん身ですが、凄いパワフルな方だしもっと色々話したかったなと。
その件もあり、僕自身気持ちが落ち込んだのもありますし、加えて部外者なのに、、、それでもするのか?と思われてるんじゃないかという気持ちもあったことから一旦中止にすることも考えました。
しかし、今回声かけさせていただいた皆さんが大丈夫!とおっしゃってくださったのもあり、この時期の開催としました。
♠当日雨天でない限り、やります
先にも言ったとおり、僕は男性だけどスチームパンクやロリータも着るし、何ならメイド服もセーラー服も着ます。SNSにもバンバン上げています。
男性だから女性だからとかそういうのを一旦取り除いて、自分は自分じゃん!着たいのを着れば良いじゃん!そんな自由であって構わないと思ってます。
(もちろん他人に危害を加えたらダメだけど)
でも、それがなかなか勇気がでなかったりしたりすると思うんですが、
そのハードルみたいなやつを下げて、雲仙を皆で個性過多なカラフルな街。
東京で例えると原宿的な?になれたらなと願ってます。
てなわけでまずは第一回!
あっという間に開催から1週間切りましたが、今日も僕らはそれぞれの場所でイベントの準備を進めています。