二郎'sセレクト楽曲大賞2023
noteではお久しぶりになります。二郎重忠です。
早いもので、もう12月ですね。今年の楽曲を振り返る季節がやってまいりました。
今までははてなブログの方で楽曲振り返り記事を書いていたのですが、
今年からnoteの運用を開始し、
「楽曲・オタクコンテンツ系に関する記事」はnote
「TCGのデッキ紹介、カード考察、雑談記事」ははてなブログ
といった棲み分けを行うこととなりました。
また、「個人的最強のアニソンを決める」と銘打っていた時期もありましたが、厳密にはアニソンではない曲が大半を占めるようになってきたため、
今後は「アニメやゲーム、アイドルなどのサブカル的楽曲全般」をまとめて「オタクソング」と定義し、「個人的最強のオタソンを決める」といたします。
書いていて思いましたが、非常にどうでもいいですね。
選考基準について
例年の繰り返しになりますが、noteでは初の振り返り記事のため改めて。
・主にアニソン、アイドル曲、もしくはそれに準ずるコンテンツ、声優アーティストなどによる楽曲。
・2023年1月~12月にCD,配信どちらかの形式で発売されたもの。
・例外として、二郎が何らかの理由で今年ハマった2022年以前の楽曲。
というものです。
要は僕が今年聞いて好きだった、鬼リピしたオタクソングってことです。
今までのバックナンバーが読みたいという稀有な方向けに、はてなブログ時代のリンクを埋めておきます。
それでは早速行ってみましょう。
22曲、多すぎん?
綺羅星ディスタンス / スタァライト九九組
作詞:三浦香
作曲・編曲:エンドウ.
好きポイント:スタァライト式思い出ボム
ベストリリック
コンテンツ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』舞台版の楽曲です。
スタァライトはアニメと劇場版を見て大分満足していたのですが、
この曲が来てかなり話が変わりました。この曲聴きたいがために初めてスタァライトの舞台を見に池袋東京Brilliaに足を運びました。
この曲は私が敬愛する本多さんは関わっていないのですが、
なんというかスタァライト初期の、Star Divineみがあって好きなんですよね。
バチバチの伴奏に加えて、スタァライト九九組にしか歌えない、『一人しか輝けない舞台の中でも、私は君を思い続ける』というテーマを、如実に表している詞が最高にクールです。
一番好きなところが、2サビ終わりからDメロ入る前のストリングスソロ。
これ99ILLUSION!とサイカイ合図のサビのメロディーがそのまま入ってるのに気づいた時、あまりの興奮でチンポジション・ゼロしてしまいました。
99ILLUSIONのジャケット写真の小山百代さんのご尊顔、本当に好きすぎる。
Avaricious Heroine / 紫藤サナ(CV.日高里菜)
作詞:マイクスギヤマ
作曲・編曲:マスティ=DC
好きポイント:日高里菜様の萌えボイス、マイクスギヤマのダンディな顔面から繰り出される圧倒的”乙女”歌詞
ベストリリック
アニメ『ポールプリンセス!』キャラクターソングです。
『ポールプリンセス!』自体は推してる声優の土屋李央さんが初の主演、かつプリマジで活躍していた圧倒的歌唱力を持つ鈴木杏奈さんが出演されるということもあり、「ほんならちょっとチェックしとくかぁ」くらいの感覚でいたのですが。
マジで予想だにしない角度から激強楽曲が飛んできました。
デュエマで例えるなら対面がビマナ刃鬼でせこせこマナを貯めているなあと思っていたら、急にCRYMAXジャオウガが飛んできた時のような感覚です。
紙をやっていない人に伝わりにくい表現ですみません。
序盤の掴みからインパクトがありますよね。「善因善果」て。二十数年生きてきて初めて聞いたかもしれない。
そして何といっても歌詞全体の「まるで自分をお姫様のように扱え」と言わんばかりの花畑女感。
しょ~~~~じきめっちゃ好きです。
そしてそれをあの萌え声で歌いこなせる日高里菜さん。貴方最強です。
あとこの歌詞書かれたマイクスギヤマさん、もしかして女の子の経験がおありで?
Starlight challenge / 星北 ヒナノ(CV.土屋 李央)・西条 リリア(CV.鈴木 杏奈)・東坂 ミオ(CV.小倉 唯)・南曜 スバル(CV.日向 未南)
作詞:マイクスギヤマ
作曲・編曲:東大路憲太
Strings:室屋光一郎ストリングス
コンテンツ主題歌の「Starlight challenge」はあのウマ娘2期OP「ユメヲカケル!」を制作されたマイク&東大路コンビです。
サビの「キミと星になるまで」の駆け抜け方が非常に東大路感あって大好きです。
「トキメキ」と「キラキラ」を合わせた「トキメキラキラ」って歌詞も、意外とありそうでなかったですよね。スギヤマさんの作詞センスに脱帽し過ぎて禿げました。
ポールプリンセスという作品自体については、発表された当時からプリティーシリーズの新作を作らなくなったタツノコプロの作品ということで、まあおそらくそこの客層+声優ファンを狙っていくんだろうな~と思っていましたが、12月頭で開催されたプリティーライブウィンターで堂々と劇場版予告が流れ始めたあたりで答え合わせができました。
Web版の3DCGアニメ+1時間の劇場アニメという枠組みでありながら、非常に作品のクオリティが高く、SNS上では熱心なファンによる宣伝活動も盛んに行われており、今後の公式からの供給次第では十分に伸びしろのあるコンテンツだと思っています。
(個人的にはサナ姫のソロライブ歌唱パートが無かったのだけが不満でしたが)
同時期にキャラデザが同じトマリのシャニマスアニメ先行劇場公開が行われていましたが、そっちよりも盛り上がっていたイメージがあります。
IDOL舞SHOWに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいところですが、かのコンテンツの悪口を言い出すと止まらなくなってしまうため次に行きます。
裏と表 / 月のテンペスト
作詞:利根川貴之
作曲:利根川貴之・坂和也
編曲:坂和也・Wicky.Recordings
好きポイント:サビ前無音家虎、オタ芸、イントロフレーズDメロ挿入
ベストリリック
コンテンツ『IDOLY PRIDE』楽曲です。
実は2022年7月に立川で開催されたライブでサプライズ初披露された楽曲だったのですが、今年の2月にようやく音源が出たため今年のノミネートとなりました。
いや、遅いよ。ミューレさん。
2022年当時はめちゃくちゃにアイドリープライダーだったのですが、今はゲームをほぼほぼ引退状態であまり熱がありません。
現状はWicky楽曲を生成してくれるコンテンツということでストーリーと共に時々チェックするくらいです。
この曲についてはむせ返るほどのWicky臭さと利根川節。それだけです。
加えてDメロ「もっと見てよね」のあとのストリングス、ここでエアヴァイオリンやると絶頂します。
うたごえハイシックス / うたごえはミルフィーユ
作詞・作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
好きポイント:藤井健太郎様、コンテンツ初期特有の自己紹介ソング、松岡美里の低音
ベストリリック
コンテンツ『うたごえはミルフィーユ』楽曲です。
追い始めたきっかけは夏吉ゆうこ様の歌唱だったのですが、こういった声優コンテンツとしては珍しい『アカペラ歌唱』をテーマとしており、蓋を開けてみると花井美春さん、松岡美里さんといった歌唱力に優れた方が並んでいました。
6月に開催された1stイベントにも参加しましたが、もうとにかくアカペラ歌唱による純粋な表現力でボコボコにされます。声優歌唱派は行くべきです。
そこで披露された朗読劇内にてこの楽曲「うたごえハイシックス」が劇中でどのように作られたかの過程が描かれていたのも良かったですね。1stイベントの曲の少なさを朗読劇でカバーするコンテンツは伸びます(座右の銘)。
この音源自体は伴奏が付いてますが、現地ではアカペラで歌唱されました。アカペラで歌われる前提でもここまで盛り上がりのある曲を作れる藤井健太郎、やはりGeniusだったか。
実は1stイベントにてアニメ化が発表されていましたが、それ以来続報がありません。最近幻覚を疑い始めています。
「1stでアニメ化発表」「ポニーキャニオンコンテンツ」というとCUE!を想起させますが、あちらはまだ野島Pというかなりコネのあるパワー系プロデューサーが居たのでまだ体力がありました(終わったけど)。対してこちらはあまりアニソン系フェスに出る伝手がない上、あってもそもそもアカペラなので向くライブが少ないという根本的な問題があるため、下手したらCUE以上に早期収束もあり得ると思われます。
夏吉ゆうこさんの歌唱を安定して聴けるコンテンツ、マジで欲しいです。
Rain of BulletsXX / HY:RAIN
作詞:牡丹
作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
好きポイント:藤井健太郎様、家虎、ラスサビ跳びポ、せりこ
ベストリリック
コンテンツ『SHINE POST』楽曲です。
シャインポストは昨年から推し続けていて、今年の3月にようやくアニメ放映以来初となるライブが中野サンプラザホールで開催されました。
そこでライブ開催の1週間前に公開されたリリックビデオで封切られたこの楽曲ですが、さらっとライブでも披露されました。仰天しました。
シャインポストの現場感についてですが、キャストがキャストなので「i☆Risから来たコール打ちまくるオタク」「ノイミーから来た絶叫するオタク」が入り乱れ、コンテンツ初期のライブとは思えない異様な”熱”を持ったライブでした。僕は「GYB!!振りコピ部」として参加しました。
観客の練度も非常に高く、このRain of BulletsXXも2番の時点で早々に家虎が入っていました。適応が早すぎる。
特徴的なイントロ、tutulatulala…のリズムと可愛らしい振り付け、強者ぞろいのHY:RAINらしい「強い女」を象徴するかのような歌詞。全てが絶妙なバランスで組み合わさっています。やっぱ藤井健太郎ってすげえわ。
加えてかなりシャインポストに入れ込んでいるので、ちゃんと原作の小説も買って読みました。電撃文庫を買うのが本当に10年ぶりくらいで懐かしくなっちゃった。
原作をちゃんと読むとね、ゆきもじの二人に激重感情を抱えるようになりましてね、Snow Leavesで半永久的に泣いてしまうんですね。
Snow Leaves / TINGS
作詞:牡丹
作曲・編曲:加藤冴人
この不器用でありながら互いを思い続ける二人に、愛が止まらない_。
コナミは一刻も早くゲームをリリースしなさい(シャイポ上皇)。
なんか丁度コナミがウマの件でサイゲを訴訟し出した時期からTwitterのカウントダウン企画が止まっているような気がするので、その結果次第でゲームのリリース可否が決まるのではないかと思っています。憶測ですが。(ウマはもう十分稼いだからいいだろサイゲ。夏吉ゆうこを返してくれ)夏吉ゆうこさんの歌唱を安定して聴けるコンテンツ、マジで欲しいです。
(2回目)
刹那の誓い / Neko Hacker,由崎司(鬼頭明里)
作詞・作曲・編曲:Neko Hacker
好きポイント:鬼頭明里のハイテンポボーカル
ベストリリック
アニメ『トニカクカワイイ』2期OPテーマです。
すみません、1期から1話も見ていませんが、この楽曲は好きです。
そもそも鬼頭明里さんの歌唱がたまらなく好きなのと、鬼頭さんソロ曲でもなかなかないEDM系曲だったので鬼リピさせていただきました。
また1Bと1サビの間にのみ挟まれるギターソロも技巧的で、極限まで突き詰めたカッコよさから明里の情緒あふれるサビに突入するのは何度聞いてもたまりません。
パラレルランデヴー / Qlover from 響界メトロ, セツナ(CV: konoco)
作詞:RUCCA
作曲・編曲:矢野達也(LOVE ANNEX)
好きポイント:矢野達也様による滑らかな転調
ベストリリック
コンテンツ『響界メトロ』キャラクターソングです。
HANOの廣澤優也さんが音楽プロデュースをされるプロジェクトということで、目を付けておりました。
その中でもバチクソに刺さったのがこの「パラレルランデヴー」です。
元々konocoさんの低音でありながらも情熱のある歌い方をされているのが好きでちょくちょく曲を聞いていたのですが、こうしたプロジェクトで、しかも矢野達也さんの楽曲を歌われるとは嬉しい誤算でした。
曲のテーマとしてはループものなのですが、矢野さんの手法により2番以降の構成がとんでもないことになっています。
僕の解釈だと1番→短めの2番→3番という構成になってます。
また、ありがちな「明らかに分かる転調」よりも「いつしたか分からない転調」があるのも魅力の一つですね。
2024年にはライブイベントも開催されるようなので、今後の展開がたのしみですね。
#夢は短し恋せよ乙女 / 夏川愛華(CV:涼本あきほ)
作詞・作曲・編曲:山崎寛子
好きポイント:オタ芸、セリフ調Bメロ、連呼される涼本あきほの「ah…」
ベストリリック
アニメ『夢見る男子は現実主義者』ED曲です。
シャニマス声優の涼本あきほさん初の主演作として気にはなっていましたが、アニメは見る暇がありませんでした。
ただ『EDはクソ強い』という話を聞き聴いてみると「オホッ…❤」となってしまいました。
台詞的な詞はあまり好みではなかったのですが、この曲のBメロに関しては別格ですね。台詞中での間の取り方と、曲のリズム感がちょうどよく合わさっているので、心地よさが出てきたところに、この疾走感あるサビです。思わず初聴きで打ってしまいました。
歌詞カードを見ないと分からないのですが、最後のフレーズ「…聞いて、「あのね…!」」でのみ台詞カッコが使用され、この歌詞は最初からここに至るまで、全てヒロイン愛華の胸中の想いであることを印象付ける演出も好きですね。
まあ、アニメ1話も見ていないで曲だけで語ってますが。
Masquerade / 新妻八恵(CV.長縄まりあ),鳳ここな(CV.石見舞菜香)
作詞:唐沢美帆
作曲・編曲:山田竜平
好きポイント:美帆様作詞、エロピアノ
ベストリリック
アニメ『ワールドダイスター』最終話 挿入歌です。
ワールドダイスター、序盤の静香という存在の謎に引き込まれる形で見ていたんですが、なんか中盤以降からテンポが悪くなり始めて、下手したら同じ制作陣によるアニメアイプラより締まりが悪くなるのでは…。と思っていたら、最終話はがっつり劇中劇『オペラ座の怪人』の披露に力を入れており、一気に評価を取り戻してきました。そこで使われた挿入歌3曲の内の1曲になります。ちなみに3曲全て作詞:唐沢美帆です。
偏執的な愛を語るファントムと、恐怖もありながら彼を知ろうとするクリスティーヌの心情を、こうしたキャラソンの形で納めてきた唐沢美帆さん、流石と言うほかありません。
落ちサビの裏で流れるピアノもかなり情熱に溢れていて好きです。ここで落ちサビクラップをする奴はマジで許しません。
あと長縄まりあさん演じる新妻八恵の別の曲「魔法のラストノート」も好きです。えっ、これも藤井健太郎様ですか!?(わざとらしい)
作詞:大木貢祐
作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
好きポイント:健太郎の荒ぶるギター
ベストリリック
ただコンテンツの寿命的な面で言うと、せっかくリリースしたリズムゲーアプリの順位が悲惨なことになっているので、来年生き延びれるかは微妙なところです。閉じる前にラストライブやってくれ~~~。
壱雫空 / MyGO!!!!!
作詞:藤原優樹(SUPA LOVE)
作曲・編曲:hisakuni(SUPA LOVE)
好きポイント:アニメの内容からはかけ離れた爽快感、2サビスキップ、コーラス
ベストリリック
BanG Dream! It's MyGO!!!!!、最高~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
文句なしで手離しに賞賛できる神アニメでした。
マジで見ていて苦しい展開が多く、「続き見たくない…」でもこのOPのおかげでどこか見る気力を蘇らせてくれる。本当に命綱となってくれる楽曲でした。
「ひとしずく」と読みます。念のため。
「この曲をOPのように5人が演奏している姿を見たい!」という思いが、視聴者を結び付けたんだと思います。立派な功労者の一人だと思います。
ありがとう、SUPA LOVE。
OP以外でもMyGO!!!!!の曲はとにかく良曲尽くしです。
Spotifyによると僕が今年最も多く聞いたのは影色舞(シルエットダンス)だったそうです。
俺が真の影色舞者(シルエットダンサー)だ。
作詞:藤原優樹(SUPA LOVE)
作曲・編曲:木下龍平(SUPA LOVE)
好きポイント:ライブ映像を見ていただけると分かるのですが、サビで腰を振ったり間奏でくるくる回る燈役の羊宮妃那さんが可愛い過ぎる。
リリックMV、ジャケットイラストが可愛い。影色舞は萌え曲。
ベストリリック
他にもMyGO!!!!!へのあふれ出る思いがあるのですが、それらは全て↑の記事に詰め込みました。是非合わせて読んでいただけると幸いです。
一応バンドリ運営チームからのお墨付きも頂いております。
普段「○○は見ろ」系の推奨をしない僕ですが、
音楽好きならMyGO!!!!!だけは見てください。どうか。
イントロダクション / Poppin’Party
作詞・作曲:Ayase
編曲:Ayase,藤田淳平(Elements Garden)
好きポイント:出会いの奇跡を噛み締めながらもどこか寂し気な歌詞、2サビスキップ→叩き直し→ラスサビ転調→跳びポのオタク大好きフルセット
ベストリリック
はい、MyGO!!!!にハマるついでに、BanG Dream!シリーズにも丸ごとハマってしまいました。
アイマス厨だった学生時代の俺、見てるか。君はラブライバーを経て立派なバンドリーマーになっているぞ。
ポピパの曲だと「ときめきエクスペリエンス!」や「キズナミュージック」、「Moonlight Walk」あたりも好きですが、YOASOBIのAyaseさんとのコラボ楽曲である「イントロダクション」がぶっちぎりで好きですね。
RoseliaだとやっぱFIRE BIRD
作詞・作曲:上松範康(Elements Garden)
編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
好きポイント:雰囲気全て、ギターに負けてない存在感のピアノ
ベストリリック
MyGOをリアタイしてるとCM中に湊友希那が「Roselia プロテインバー」を勧めてくるので滅茶苦茶シュールです。
パスパレだともういちど ルミナス
作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲・編曲:末益涼太(Elements Garden)
好きポイント:前島亜美の萌えボイス
ベストリリック
桃色髪の二次元女を好きにならずにいられない性分なので、丸山彩も例外ではありませんでした。前島さん復帰おめでとう&ブシロードは声優の酷使をやめろ。
RAISE A SUILENだと、灼熱 Bonfire!
作詞:Spirit Garden
作曲・編曲:日高勇輝(Elements Garden)
好きポイント:紡木吏佐の生意気チュチュボイス(大萌え)、Raychellの低音
ベストリリック
バンドリ3期でマジでRASのことが好きになりました。チュチュパレもマスロクもレイたえも大好きです。
硬派目なバンドに見えて、実は萌えバンドです。曲調にだまされてはいけません。
ちなみにチュチュの中の人である紡木さんと私が推している某作曲家が去年結婚されましたが、紡木さんの普段のツイートから家庭的な面が一切見えず心配していたら、なんと今年の9月末をもって離婚していることが判明しました。
私は訓練された正常なオタクなため、チュチュへの「好き」と紡木吏佐への「嫌い」の感情を区別して持つことができています。
眩惑Desire / シエル(CV.青山なぎさ)
作詞:常楽寺澪
作曲:小久保祐希・YUU for YOU
編曲:YUU for YOU
好きポイント:オタクをオタ芸させるためだけに生まれた楽曲、跳びポがありそうで無いラスサビ
ベストリリック
アニメ『SYNDUALITY Noir』挿入歌です。
はい、これも1話も見ていませんが、あまりにも強いためノミネートされました。
ジャケ絵の女のことは何一つ知りません。
作詞はえのぐなどでお馴染み常楽寺さん。
作編曲はシャニマスなどで活躍されている小久保祐希・YUU for YOUコンビですね。
純粋に単純にこの曲ではオタ芸をすべきです。
青山なぎささんがソロデビューされたらこの曲が披露されるまで現場に行くつもりでいます。(期待値/zero)
幾望 / 月夜に唄え
作詞・作曲:RIRIKO
編曲:石原剛志
好きポイント:言い直すラスサビ 畳みかけるDメロ
ベストリリック
アイドルグループ『月夜に唄え』の楽曲です。
このグループは今年ポニーキャニオンから野島プロデュースでデビューし、『太陽と踊れ』というユニットと共に活動しています。
なんか露骨にアイドリープライドの星見プロダクションっぽい感じがしますが、大丈夫だったんでしょうか。
楽曲のクオリティが高いのは確かであり、MONACAの石濱翔さんも「ネイビープール」を提供されています。
サビの印象に残りやすい歌詞、Dメロの各メンバーによる畳みかけからの落ちサビと、初めてライブで聴いた時に非常にインパクトがあり、気付けばヘビロテしていました。
環状線チルドレン / airattic
作詞・作曲・編曲:林直大
好きポイント:2サビ~ラスサビ間奏のディストーションバチバチギターソロ
ベストリリック
アイドルグループ『airattic』楽曲です。
先ほど紹介した『太陽と踊れ 月夜に唄え』が対バンライブ『日進月歩』を開催するということで、Smewthieモクのオタクから整理券を貰って参加したのですが、個人的に一番ぶっ刺さる曲を連発してくれたのがairatticでした。
メインコンポーザーのハヤシングこと林直大さんがバンドマンということもあり、本当に好みの音しか聞こえてこないバンドサウンド中心の曲作りをされているので、救われています。
環状線チルドレン、というフレーズ、同じ日常を繰り返し続ける日々を『環状線』と表現し、また『感情』+『センチ(メンタル)』とも掛かっているとしたらマジで天才じゃないですか…?
夜間飛行 / 多次元制御機構よだか
作詞・作曲・編曲:林直大
好きポイント:2番スキップDメロ直行
ベストリリック
ミルキーウェイ・トラフィック / 多次元制御機構よだか
作詞・作曲・編曲:林直大
好きポイント:男声ファルセット
ベストリリック
林直大による音楽プロジェクト『多次元制御機構よだか』の楽曲です。
フォロワーに「ハヤシングはすごい」と教えてもらいました。
僕の中では弱キャラ友崎くんの七海みなみ(CV.長谷川育美)のキャラソンの作曲のイメージくらいしかなかったのですが、今年リリースされたアルバム『PILOT』を聴いてビビり散らかしました。
よだかの音楽からは「愛で紡がれた音楽で現実から離陸する」という一貫したテーマが感じられます。前項で紹介したairraticの「環状線チルドレン」も同じ意匠が汲み取れますね。
中でも僕が好きなのが「ミルキーウェイ・トラフィック」です。ハヤシングの楽曲の中でもかなりポップ寄りに仕上がっていますが、歌詞からするにおそらく「夜間飛行」の続き、アンサーソング的な立ち位置であると勝手に思っていて非常にエモく感じます。
そして9月に夜間飛行のアニメーションMVが突如として公開され、僕とフォロワーで沸きまくりました。
「夜間飛行、百合だったんだ…」
咬福論 / 三船栞子(CV.小泉萌香)
作詞:Ryota Saito
作曲:Ryota Saito、吉村隆行
編曲:吉村隆行
好きポイント:Bメロ&ラスサビ跳びポ
ベストリリック
コンテンツ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』キャラソンです。
なんですか、この栞子とかいうGoodソロ曲しか歌わせてもらえない女は。
しかも歌ってる内容が生徒会長とは思えない、とんでも独占欲系ラブソングですよ。許されるんですかこんなこと。
何が「想像だけでニヤニヤです」だよ。こっちはそれ聴いてオタク特有のニチャニチャしてるよ。
ちなみにこの曲を母に聞かせたら「サビのメロディーライン、ちょっとクマムシの『あったかいんだからぁ』に似てない?」って言われて、マジでこの曲聴くたびに頭によぎるようになりました。
この呪いを皆様に共有いたします。
ツバサのプロローグ / ジータ(CV.金元寿子)
好きポイント:
作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)
ベストリリック
ゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』イベントED楽曲です。
僕はSpotifyで配信されている曲で上記の「エリカ友紀」プレイリストを作成しているのですが、(「楔」など未配信の曲も多く残念ではありますが)
今年は異常事態が起こりました。
明らかに今年だけ「エリカ友紀」楽曲が増えるペースが尋常ではないのです。
2023年12月現在で、上記プレイリストで数えられる2023年初出の楽曲数は14曲。2016年頃から確認できるお二人の曲(別名義時代は含まず)を集めたプレイリスト全体で53曲。
今年だけで全体の既に3割近くを占めています。未配信のオンゲキ曲なども含めればもっとあります。
特に5月は恐ろしく、週1ペースでエリカ友紀曲が発表されるという事象にさすがに椅子から落ちました。頭から。
嬉しいですけどどうか休んでください。
で、肝心のツバサのプロローグについてなんですが、
やっぱそう。真崎エリカ様のたくましい妄想力溢れるファンタジーな詞に、
本多友紀様の重厚で繊細な音の重なりが合わさる=最強。
具体的にはReach For The World! 2って感じがします。
本多さんはギターによるバンドサウンドが評価されているイメージがありますが、個人的にはピアノやストリングスを用いたアレンジをされている曲こそ本質だと思っています。
では長々と綴ってまいりましたが、今年の楽曲大賞、最優秀賞の発表となります。
フォーチュンムービー / スリーズブーケ
作詞:ケリー
作曲:桃宇アリサ、めんま
編曲:めんま
好きポイント:2サビ終わりに、イチャイチャすな~~~~!!!!!!!!
ベストリリック
Holiday∞Holiday / スリーズブーケ
作詞:ケリー
作曲:桃宇アリサ、めんま
編曲:めんま
好きポイント:頭から終わりまでイチャイチャすな~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!
ベストリリック
眩耀夜行 / スリーズブーケ
作詞:ケリー
作曲:小野寺祐輔(Arte Refact)
編曲:脇眞富(Arte Refact)
Drums:髭白健
Bass:二家本亮介
Piano:岸田勇気
Trumpet:吉澤達彦
A.Sax:竹上良成
Trombone:佐藤洋樹
Violin&Viola:室屋光一郎
Guitar&All Other Instruments:脇眞富(Arte Refact)
好きポイント:イチャイチャしてたと思ったら急に駆け落ちすな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!、1サビ終わり脇様ギターソロ、ラスサビ跳びポ
ベストリリック
素顔のピクセル / スリーズブーケ
作詞:ケリー
作曲:桃宇アリサ、めんま
編曲:めんま
好きポイント:駆け落ちから戻ってきてまたイチャイチャすんのか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!、ラスサビ跳びポ
ベストリリック
コンテンツ『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』楽曲です。
最優秀賞は上記の「スリーズブーケイチャイチャ4部作」全てとなります。
冗談抜きで、今年のアニソンシーンに強烈な色を残したと思っています。
最近では異次元フェス(アイラブ歌合戦)にて両陣営に爆裂的な印象を植え付けたことで12月中旬から流行っていますが、
3月末に発売されたアルバムの時点で異彩を放っていました。
なんだこの、耳に残り続ける強烈な楽曲達は。
しかもこれ何が恐ろしいって、まだ蓮ノ空というコンテンツが本格的にスタートする「Link!Like!ラブライブ」のアーリーアクセスが4月中旬開始なので、まだどんなキャラクターであるのかを分かっていない状態で聴いていたんですよ。
でも、この時点で強かった。
今までのキャラや声優ありき→曲、ライブと繋げるラブライブではなく、
楽曲からオタクたちを一本釣りして生け簀にぶち込んでいくという楽曲派入れ食いスタートを決めてきたんですね。
そして、他にどんな楽曲があるのかとストーリーを読んで待っていたオタクたちの眼前に突き付けられるのが、最初に上げた4曲のようなハイパーイチャイチャ楽曲達なんですね。
しかもペースがおかしい。今年始まったコンテンツでまだ1年も経ってないのに音源が配信されてる楽曲だけで40曲もある。
3年前からあるIDOL舞SHOWを鼻で笑えるペースです。
蓮ノ空はスリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!の3ユニットからなり、それぞれから曲が出ているのですが、現状スリーズブーケが圧倒的に強いです。
ドルケやみらくらも弱いわけじゃないのですが、スリーズブーケのように人目を構わずにイチャコラし始める真似ができていないだけです。普通はしません。
この3ユニットにはそれぞれの作詞担当が固定で決まっており、
スリーズブーケはケリー氏、
DOLLCHESTRAはTATSUNE氏、
みらくらぱーく!は ろさ氏が担当されています。
既に楽曲界隈では周知の事実なのですが、
作詞:ケリー
作曲:桃宇アリサ、めんま
編曲:めんま
⇡このクレジット曲が本当に素晴らしい。
生まれてきてくれてありがとう、ケリー様、桃宇アリサ様、めんま様。
そしてそれらに対抗できるArte Refactの若手小野寺祐輔様、立派過ぎる。
ケリー様が詞で紡ぎ出す花帆と梢二人の「ワールド」の枠組みに、作曲や編曲によって背景や彩りが加えられていく、まさにそんな関係性。
長いことオタクソングに触れてきて、食傷を感じることも多くなってきたこの頃ですが、
「オタソンでこんなにキュンキュンすることがまだできるんだ」と初心に帰ったような気持ちにさせてくれました。
その感謝の意味合いも込めて、本年度の最優秀楽曲群とさせていただきます。
一応、スリーズブーケ以外の2組、及び全体曲にも強い曲があるということだけ紹介して、今年の振り返りを締めようと思います。
希望的プリズム / DOLLCHESTRA
作詞:TATSUNE
作曲:水流雄一朗・室屋優美・Haruka Kato
編曲:水流雄一朗
好きポイント:ジュブナイル的モラトリアムを感じさせる哲学的歌詞
ベストリリック
アイデンティティ / みらくらぱーく!
作詞:ろさ
作曲・編曲:大熊淳生(Arte Refact)
好きポイント:曲全体で使われるギターリフがほぼ一定にも関わらず、サビの2フレーズで全くそれを感じさせない菅叶和と月音こなの声色。
ベストリリック
永遠のEuphoria / 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
作詞:KOMU
作曲・編曲:オオヤギヒロオ
好きポイント:ピアノ・ストリングス・ギターが使い分けられる贅沢仕様
ベストリリック
というわけで、今年の楽曲振り返りは以上となります。
紹介した楽曲を聴けるプレイリストをSpotifyで作成したため、良ければ聞いてやってください。
2024年も、素晴らしいオタクソングに出会えることを期待しています。
それでは、ここまで駄文を読んでいただきありがとうございました~~~~!
良いお年を~~~~~!!!!!
二郎重忠