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漫画『野良猫ロック師匠 ビギニング ~プロローグ~』制作(赤裸々)裏話♪
こんにちは、あるいは こんばんは! ジロウです。
ご存知の方もおられると思うんですが、
僕がAIイラスト生成に興味を持った原点って、漫画を描きたいってところなんですよ。
で、僕が自分の𝕏アカウント(@jiro_favorite)で ちょくちょくポストしているオリジナルキャラクター『野良猫ロック師匠』・・・
これを漫画化できたらイイな~♪
ということで、漫画制作の練習を兼ねて試作してみました。
タイトルは、野良猫ロック師匠 誕生の秘密を描く
『野良猫ロック師匠 ビギニング』♪
今回の試作は その冒頭シーン、いわゆるプロローグ的な内容なんです🤭
映画脚本家のブレイク・スナイダーさんが唱えた「SAVE THE CATの法則」ってありますよね?
ほら、映画のファーストシーンに 主人公の人柄や境遇を物語るエピソードを盛り込んで、観客が主人公に親近感や応援したい気持ちを抱くように誘導しましょ!ってヤツです。
これ、猫が主人公なだけに見習わない手はない! ということで、ほぼ何のヒネリもなく利用させて頂いたのが本作です(笑)
そんなこんなで、まずは完成した本編をご覧ください♪
たった2ページなので一瞬で読めます 😂💦
『野良猫ロック師匠 ビギニング ~プロローグ~』本編
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制作の裏側 ~反省と備忘録~
このたった2ページの漫画ですが、
制作期間にして4日間、
作業時間は延べ15時間ほど掛けています💦
「こんな ショボい漫画に、どうして そんなに掛かったの!?」
なんて声が聞こえて来そうなので、その点の言い訳も込みで、今回使用したツールをご紹介しましょう。
①メモ帳
アイデア、ネット上からの有益情報、キャラデザや生成のヒントなどなど、あらゆる事柄をパソコン上でメモしまくりました。
中でも多かったのは、絵を生成する際に思考錯誤するプロンプトのメモ書きです。
②Googleスプレッドシート
自己流で、「絵コンテ」のようなものを作りました。
コマ割りやセリフ、流れや展開のチェックなどをするためです。
チラ見せすると、⇩こんな感じ♪
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③にじジャーニー
キャラクターや背景などの「絵」は、全てniji・journeyV6を使って生成しています。
ちなみに、1枚の絵を選んで採用するために、それぞれ20回前後の生成を繰り返しています。
1回に4枚生成されますから、80枚前後ってことですね💦
「Stable Diffusion Web UIを利用するAI漫画家さんが多い中、どうして?」
っていうと、ただ単に使い慣れているから…というだけです。
Stable Diffusion Web UIで漫画を制作するために高スペックPCまで購入したのに、何やってるんでしょうね(笑)
④CLIP STUDIO PAINT
ようやくクリスタを実戦(?)で使ったわけですが、手こずりました💦
「どうすりゃイイの?」
って疑問に ぶち当たるたびにググるわけですが、「これっ♪」って情報を見つけるのに めっちゃ時間が掛かります。
キーーーッってなったのは、公式ページや動画の解説が まぁ~~~分かりづらいことです💦
で、結局、
「最初からこれ観とけば良かったぁ~~~!!」
となったYouTube動画を紹介しておきますね♪
ネット上には「FramePlanner」や「Canva」などを利用する方法も見かけます。
いずれも、めっちゃ優れたツールです。
「FramePlanner」に至っては、無料でここまで使えるなんて「神ツール」と言っても過言ではないでしょう!
とは言え、とことんやるなら、やっぱりレベチでこれです。
だって、有料の ”それ専用ツール” ですから(笑)
まだまだ僕は不慣れですが、本来なら画像生成以外は、補正に合成、コマ割り、吹き出し、効果線入れ などなど、全てクリスタだけで完結できるはずなんです。
けっこう練習したつもりになっていたんですが、アホだからどんどん忘れちゃいます💦
日頃から使い慣れておくに越したことはないですね。
⑤Photoshop 7.0
古ぅ~いインストール型のPhotoshopです。
僕の低レベルなクリスタ操作では手に負えない部分を、使い慣れたコレで補いました💦
えっと、
にじジャーニーで生成した絵をマルっとそのまま利用するのは、ほぼ不可能です。
どうしても、けっこうな範囲で補正や合成が必要になります。
クリスタを使いこなすのが理想ですが、お持ちでなければ、ほかに何かしら使い慣れたツールがあると便利ですね。
以上、今回の制作で利用したツールたちでした♪
正直、今作のクオリティには不満ばかりです…。
でも、よく言われる『完璧主義より完了(完成)主義』の精神で仕上げました。
僕は、何をするにも出来栄えにこだわって進捗が滞りがちなんです💦
でも考えてみれば、まだまだ品質をどうこう語れるフェーズには立ってないんですよね。
本当のこだわりって、完了(完成)を幾つも積み上げた先に生じるものなんだと、考え方を改めた次第です。
総括 ~AI漫画制作は楽しいけど大変!~
なんて言いながら、
実際に手描きで作業することに比べたら、次元が違うくらい楽なんじゃないですかね~💦
要するに、脳死思考で
「わぁ~面白そう、やってみよぉ~」
みたいなお気楽なノリだと、あっけなくリタイアすることになると想像します。
なので、ちょこっとやってみて、
「え、なんかこれ、楽しい♪」
みたいにハマるか否かって大きいと思います。
あ、どんなジャンルでも一緒か、これぇ~💦
というわけで、こんなnoteを最後まで読んで下さった皆々様、どうも ありがとうございます♪
お互い、楽しく頑張って新しい可能性を導き出しましょーーーっ!!