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観光のプロから贈る「新潟県(下) 長岡花火大会と🎇山下清画伯」

長岡の花火と 山下清 画伯

東京市浅草区に、父・大橋清治、母・ふじの長男として生まれます。関東大震災によって浅草一帯が焼失すると、両親の郷里である新潟県の新潟市に転居しました。その2年後の3歳の頃に風邪から重い消化不良で命の危険に陥り、一命こそ取り留めたものの、軽い言語障害、知的障害の後遺症を患います
長岡花火は8歳の時に制作した山下清の代表作です。花火好きだった山下清は、日本一の花火を観るため1949年の夏に長岡を訪れ、その記憶をもとに翌1950年に制作しました。 漆黒の夜空と大小の丸い花火の色の対比が素晴らしい上に、ぎっしりと埋め尽くされた観衆や信濃川の水面に映る 風景は大変に有名で、時代を超えた現在でも広く、愛されています。
山下清画伯は、18歳のときに放浪の旅へ~ これが14年間続きます。その理由は徴兵検査を受けることになっていたため、逃げたのだそうです。21歳のとき、彼が在籍していた八幡学園の職員から強制的に徴兵検査を受けさせられましたが、兵役免除となりました。時代背景がわかりますね。

「裸の大将」「放浪の画家」と呼ばれた山下清の最高傑作『長岡の花火』は28歳の時の作品です。彼は軽い知的障害と言語障害を持っていたため養護施設の学園にあずけられましたが、突然姿を消し放浪を始めます。しかし絵を描くために放浪していたわけではなく、日本中をただ旅して回りました。彼は驚異的ともいえる記憶力の持ち主で、学園に戻った後その旅先で目にした景色を次々と作品にしていきました。色紙をちぎって点描派風に貼ってつくった作品を高く評価され、「日本のゴッホ」とも呼ばれています。1958年には山下をモデルにした映画『裸の大将』が制作されたことで知名度がさらに上がり、国民的に愛される画家となりました。

 山下清の「放浪日記」は後に映画化、そしてドラマ化され、山下清は放浪の天才画家として広く知られるようになりました。見た風景を細部まで再現できるほどの驚異的な記憶力の持ち主だったことから、山下清はサヴァン症候群であった可能性が高いと言われています。

日本一の大河・信濃川の地の利をいかした会場は、両岸から花火を見ることができます。花火を裏表両方向から見ることができ、大型花火を次々と打ち上げられる花火会場は全国を探してもなかなかありません。また、お腹に響く音と、花火の真下にいるかのように降りそそぐ大輪の花に圧魅了されます。規模の大きさから、「巨大すぎてカメラに収まらない」とカメラマン泣かせの花火

新潟ちょっぴりグルメ

私は浪花屋さんの柿チョコが大好きで、新潟のツアーではお客様にもすすめています。同じような商品をスーパー等でみかけるのですが、浪花屋さんの柿チョコの美味しさは別格だと思っています。しかしチョコレートなので夏には販売されていません(10月~売り切れるまで)見かけた時には一度お召し上がりください。私はホワイトと、カフェオレをいつも買って帰ります。観光客には笹団子が人気です。季節により、別の味も販売されるのも、楽しみの一つです。270円~是非たべてみて!

柿 の 種 誕 生 秘 話 

 現在の柿の種を最初に作り出したのは、浪花屋製菓の創業者「故、今井與三郎」でした。大正12年、創業当初はウルチ米の煎餅作りでしたが、後に大阪のあられ作りを取り入れ、モチ米を使ったあられを作るようになりました。
 これが社名「浪花屋」の由来です。

 当時はすべて手作業で薄くスライスした餅を何枚かに重ね、小判型の金型で切り抜いて作っていました。ある日、その金型をうっかり踏み潰してしまい、元に直らずそのまま使用したら、歪んだ小判型のあられになってしまいました。

 そんなあられを持って商いをしていたところ、ある主人が「こんな歪んだ小判型はない。形は柿の種に似ている」といわれ、そのヒントから大正13年「柿の種」が誕生したそうです。

新潟県出身 大 御 所 演 歌 歌 手 小林幸子さん

代表曲は新潟の県花でもある「雪椿」♫優しさと甲斐性のなさが裏と表についている~♫ そんな男に惚れたのだから~♫ 私がかわりに頑張りますと~♫ (あら・暗記していた(@_@)花は越後の~ 花は越後の~ 雪 椿~ ♫~♫~♫ 新潟県新潟市出身 


小林幸子さん ユーチューババーが大人気!!

 私が20歳の時、バス会社観光フェスティバルで一緒に仕事をしたことがあります。とにかく優しくて楽しくて、心配りが細やかで、本当に心温かな方でした。紅白で見られなくなりとても残念なのです。今後のご活躍も楽しみにしています。

新潟 グルメといちご

6年の歳月をかけて品種改良を重ねて開発した新潟のプランドいちご「越後姫」 「ベノリレージュ」「女峰」「とよのか」を交配して作られ、みずみずしく柔らかい実と、強い甘 み、優しい酸味が特徴です。デリケー トで痛みやすいのでパツケージ詰めすることが難しく、県外 に出回る数は少ないそうです。
ランドマークにもなるイーオン

開催日時:毎年8月2日、8月3日 19時20分~21時15分

  • 場所:新潟県長岡市長生橋下流信濃川河川敷(車:長岡IC、電車:JR長岡駅 徒歩30分)

  • 花火の数:2日間で約20000発




花火大会のシンボル 長生橋 (ちょうせいばし)は、 新潟県 長岡市 の 信濃川 に架かる 国道351号 (重複: 国道403号 ・ 国道404号 )の トラス橋 。 長岡市の川東地域と川西地域を連絡し、 ランドマーク の1つにも数えられる橋梁である。 1937年 (昭和12年)に竣工した3代目となる現在の橋梁は、橋長850.8 m 、幅員7.0 mを有する13径間下路 カンチレバー 鋼 ワーレン トラス橋 。

最後までお読みいただき ありがとうございました。



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