移民受け入れるべきか論文募集があった、考えて見る
移民と、聞かれると、己の知識で思い浮かぶのは。 ハワイ移民、ブラジル移民、ペルー、パラガイだろうか。
戦争中、アメリカへ移住した方たちが収容所に入れられた(隔離された)話などが、頭に浮かぶ。
日本から移住した方の話で、浮かぶのは、沖縄の方とか、満州から引き上げた方がとか、皆、苦労した話ばかりが想像される。
自分は昭和24年生まれだが大学(東京農大)の同級生がブラジルに移住した。自分も誘われたが、とても勇気がなかった。
在学中、長野の川上村で農業実習に行った事があった。その農家の方もブラジル移住考えたそうである。
その当時、国内で開拓入植で北海道とか、長野でも大規模農業の新規開拓入植のような事があったらしい。つまり国内移住(移民)もあったのでしょう。
どうぞ来て下さいと、受け入れ移住(受け入れ国の事情と送り出す側の国の事情のマッチング)の成立があったのでしょう。(現実は大変な厳しさ、話が違うが、多々有ったのだと思います。)
取りあえず、両国の利害の一致が有るのであればと、思いますが、必ず問題も生じる訳ですね。
かつて、アフリカから労働力として連れて来られた奴隷も強制移民みたいなものですね。
今、日本が労働力だけ欲しいんです
、であれば、どうでしょう?もし自分がその立ち場だったら、絶対移民なんかしたくない。
『貴方のような方に、是非、日本に来て欲しい』でなければ、移民はしたくないと思います。
一方、受け入れる側の国だって、『兎に角、お金を沢山稼ぎたいんです。お金さえ稼げれば、どこの国でもいいんです。』だったら、絶対受け入れたくないと思います。
ドナルドキーンさんの様に、日本文化を愛し、日本人になりたいんです。なら、理想かも知れませんが、受け入れ可能だと思います。つまりとても時間の掛かることです。また、極めて少数の部分的な事でしか実現出来ないと、思います。
したがって、今回、日本及び日本の財界が考えている移民は、様々な問題を引き起こす事が予想されると思います。
移民を受け入れるのであれば、長い時間を掛けて、少しずつ段階的に進めるべきだと思います。研修制度や、留学生制度で、段階的に進めてきたつもりなのでしょうが。
労働力だけのための移民受け入れであれば、もし労働力のロボット化が進めば、移民の方だけでなく、国内の方も職に付けなくなります。
用事がすんだから、やっぱり国に帰って下さいって、いうわけには行かないですよね。
とは、言っても、アメリカを見れば、一握りのアメリカンドリームをかち取った人、ほとんどはアメリカの底辺を支える低賃金労働者。当然治安の悪い、銃を持たないと生きて行けない国になるのは間違いないでしょう。
コストでは国際競争力には勝てない。
国際競争力に勝てる技術も無くなって来たのでしょうか?頭脳も?
であれば、人間性、心で勝負ではないでしょうか?
コストでは国際競争力には勝てない。
国際競争力に勝てる技術も無くなって来たのでしょうか?頭脳も?
であれば、人間性、心で勝負ではないでしょうか?