徳を積むという概念
思考はオカルト、打牌はデジタル、次郎です。
本日は番外編ということで、麻雀の重要な2割の選択ではなく、より高い次元でのお話をしたいと思います。ほぼ麻雀の必勝法と言える内容なので、これを世に出していいものかと、随分悩みました。
みなさんも麻雀をやっていると、確率以上の何かを感じることがあると思います。
そういったいわゆる運の流れを打牌選択の判断要素にするのは、正直オススメしません。#選択はあくまで理論的に
例え3連続で放銃しても、押すべき手が来たら押すし、リーチすべき手が来たら、曲げるんです。当然オリるべき手はオリる。
ただ、確率以上の何かを引き寄せて、好配牌にしたり、放銃を回避する事は可能です。
実際、実力では中流の私がツキ続けて93000人の頂点に立てたのは、この運の要素が大半をしめています。
#2020年1 -6月シーズン トップ率39.71% / ラス率15.44%
本日は特別に、好配牌を引き寄せ、放銃を回避し、ツモ率を劇的に高める「徳を積む」「波動を高める」という概念についてお伝えしたいと思います。話半分だと多すぎるので、話4分の1ぐらいで聞いてください。
徳を積むとは
みなさんご存知の通り、徳を積むというのは、他人に親切にしたり、誰かを助けてあげたりと普段から善行を行う事です。
ただ、普段の行いが悪いそこのあなた、安心してください。
徳を積むのは麻雀中にも気軽に行うことができます。
・おしぼりを配る
おしぼりは積極的に対局者の分も用意しましょう。どうしても勝ちたい対局時には、対局者の飲み物を買っていくというチート級の徳の積み方もあります。
・洗牌する
雀荘に早く着いた時は、その時間を使って積極的に洗牌しましょう。自分を大切に扱ってくれた人にはお礼したいですよね。それは人も牌も同じです。
・点棒を磨く
さらに余裕があったら、点棒を磨きましょう。天牌の中でも、沖本が点棒を磨くシーンがありますが、まさに徳を積む行為です。点棒も、自分を大切にしてくれた人のところに集まりますよね。
ちなみにこういった行為は、あざとい気持ちでやってはいけません。効果を狙ってそうするのではなく、ただ、そうしたいからそうするのです。水が高いところから低いところに流れるように、自然に行うのです。
波動を高める
もう一つの方法が、波動を高めるという方法です。波動を高める事で、放銃を回避し、裏ドラ率も上がります。
波動を高める方法は2つあり、「波動の高い存在に近づく」「自分自身の波動を高める」です。
それぞれの方法について解説していきましょう。
波動の高い存在に近づく
大切な勝負の前には、波動が高いものに触れておくといいでしょう。
今回は特別に、近づくだけで恩恵を受けられる、高波動ランキングをお伝えしたいと思います。
第3位 ホテルアマンのラウンジ
ここは天井が非常に高い。こんな高い必要ある?ってぐらい高い。青天井でデカトップが必要な条件戦の前には、ぜひ寄っていくといいでしょう。
第2位 虎屋の羊羹
とらやの羊羹は、波動フードとして有名です。一口サイズのものも売ってるので、大事な勝負の前にはポケットに忍ばせておきましょう。絶対にあがりたいリーチを打ったら、一度対局を止めてでも食べるべきです。#遅延行為
第1位 0歳児
0歳児は世界一波動の高い存在です。
知り合いの赤ちゃんが生まれたら、「赤ちゃん見たいから」と足繁く通い、0歳児の波動を浴びるようにしましょう。実際、子供が生まれて1年間は麻雀の成績が劇的に上がることになりますが、だからと言って0歳児を置いて麻雀に行くのは家庭内押し引きをミスる事になるので、各自の押し引き判断でお願いします。 #押し引き一生
感謝の波動
波動の中で一番重要なのが、この感謝の波動です。
まず大前提の考え方として、麻雀ができるという事は、当たり前ではありません。ありがたい事なんです。いろんな理由で麻雀を打てない人が世の中にはたくさんいます。#主にメンツ不足
麻雀というゲームを作ってくれた先人、雀卓・牌を作ってくれているメーカー、そしてそこで働く職員さんに思いを馳せ、感謝の気持ちを持つところから、闘牌は始まっています。
たまに配牌に文句を言う人がいますが、論外です。来てくれた配牌には、どんなにバラバラだったとしても礼節を持って接する。
そして、放銃を過剰に後悔してもいけません。自分の選択ミスを反省するのは必要ですが、まずは「はいっ!」と気持ちのいい返事をして、すっと点棒を払いましょう。
相手に、(この人自分があがったみたいに気持ちのいい態度だな)と思わせたらその勝負は勝ったも同然です。
役満を放銃した時も同じです。役満を放銃したという事は、役満をあがれた人がいるという事です。おめでたい事なんです。一緒になって祝福するのが真の雀士というものでしょう。役満放銃時こそ、人間力が試されると思いましょう。
ちなみに、波動を高めておくと、そもそも役満を放銃する事ができないので、祝いたくても祝えないという矛盾が生じます。
今回の話が世に広がってしまうと、自分が少しでも遅れてしまった時に、対局者が洗牌をして待っていて、飲み物が3種類用意されているという事になりますが、(今日は厳しい戦いになりそうだな)と自覚する必要があります。
せめて、「洗牌してくれて感謝です。」と徳を感謝で返すことで、少しは戦える状態になるでしょう。
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それではまた次回!
麻雀打ちがリスペクトされる世界を願って!