麻雀にダマはない
本日も引き続き、重要な2割の選択(鉄の掟)についてお伝えしたいと思います。
中級者から上級者になるために必要なのは、前回お伝えしたぬるい放銃をしないこと、そしてもう一つはこれです。
鉄の掟2:ぬるいダマをしない
ぬるいダマとは
明らかに得点期待値を下げる意味のないダマ
麻雀はリーチをするゲームと言っていいぐらい、リーチが重要です。
あらゆるゲームに勝つ為には、ルールを理解し、そのルールの偏りを利用するという方法が一番効率がいいのですが、麻雀でいうルールの偏りと言えるのがリーチです。#さかえの赤5ピンもね
リーチについて熱く語る
麻雀においてリーチだけ、他のどんな役よりも難易度(出現頻度)の割に得点期待値が高く設定されています。ちなみに難易度の割に期待値が低い不遇の役が二盃口。 #5飜役にすべき
もし世界有数の天才に初めて麻雀のルールを説明して感想を求めたら、きっとこういうでしょう。
「リーチ棒の支払い2000点にした方がバランスよくない?」
そのぐらい、リーチだけ特別に優遇された役ということを覚えておきましょう。ほとんど麻雀界の天下り役。テンピンチップ有りならなおさらです。
麻雀初心者のうちは、何回先制リーチを打つかの勝負といっていいぐらい、リーチ数が勝敗に比例します。#だから牌効率重要
本来リーチしていたら8000点になった手を3900点であがるのは、その差4100点分失点していると考えましょう。
親に4000オール1本場をツモられたのと同じ失点。どんな気持ちですか?嫌ですよね?そういうことです。
鉄リーチを間違えない
まずは、ほぼノータイムでリーチすべき局面(鉄リーチ)をいくつかご紹介します。
先制リャンメン
先制でリャンメン聴牌したら基本リーチしましょう。
三色の手替わり?三色って何?
#本当は順目や手替り枚数による判断があります
平和ドラ1 or 平和ドラドラ
平場ならこれは鉄リーチです。先制親リーがかかってようが、関係ありません。リーチと発声してからリーチするかどうか悩むぐらい、脊髄反射でリーチしましょう。
愚形役なし高打点
愚形高打点、手替りしたら役がつくのに!待ちが良くなるのに!って時ありますよね。そんな時は、
「好きな手役は、リーチです!」
と言って湘南美容外科リーチをかけましょう。リーチは役です。
続いて、中級者になるほどダマにしがちだけど、やっぱりリーチした方がいい局面もいくつかご紹介します。
役ありリーチ者の現物待ち
中級者になると、リーチ者の現物待ちだからとダマにする人多いですが、得点上昇率が高い(1飜or2飜)場合は、現物待ちでもリーチした方が期待値が高い事も多いです。
三味線オッケーの場だったら、「出る待ちならダマなんだけどなぁ。リーチ!」と軽く三味線入れてから曲げましょう。
トップ目役あり
トップ目で役ありだと、場を進める為にダマにする人いますが、正直ぬるいです。赤ありの麻雀の場合は特に親番一発で簡単に逆転されるので、トップ目でも加点チャンスには積極的にリーチしましょう。
#もちろん残り局数や点差によるよ
他にもリーチ局面ありすぎるので、局面紹介の代わりにこの言葉を送ります。
間違ったリーチより間違ったダマの方が圧倒的に多い
これは、リーチによる機会損失(リーチしたから上がれなかった)よりも、ダマによる機会損失(ダマにしたから本来獲得できる得点が減った)の方が圧倒的に多いということです。
リーチするべきかどうか迷ったら、リーチした方が間違いは少ないでしょう。
本日の内容はここまで。
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麻雀打ちがリスペクトされる世界を願って!