週4時間の労働時間で月50万円の利益をあげる民泊経営（7）　英語力ゼロでもできる民泊経営

Airbnbのメッセージ対応は、1予約2000円でアウトソースする

民泊経営で一番大変な業務は、ゲストとのメッセージ対応でしょう。24時間いつ来るか分からないし、返信が遅くなるとAirbnbの返答率の評価も下がってしまいます。そして何より英語が苦手という方も多いでしょう。

私も英語の読み書きはある程度できますが、ゲストとのやりとりには、Google翻訳が必要なレベルです。中国語・韓国語はさっぱり分かりません。

何より、週に4時間の業務時間で民泊経営する必要があるので、到底自分でメッセージのやりとりなんてしている時間はありません。

私の依頼している業者さんは、1予約2300円（Airbnbのみなら2000円）で全てのメッセージ代行をしてくれます。

メッセージ代行の費用
料金：2000円/1予約　料金発生は予約確定したゲストのみ
対応言語：日本語・英語・中国語・韓国語

そして、専任の担当者がついて業務にあたってくれます。また、ホストの判断が必要な問い合わせについては、チャットワーク（ビジネスで使うLINEグループみたいなツール）で連絡がくるので、それに返信するだけで、問い合わせの対応から追加料金の請求まで代行してもらう事ができます。

実際のやりとりはこんな感じ。

完全代行との比較

民泊経営と言えば完全代行をしてくれる業者も多数あります。もちろん収益性の高い物件だけ作って、運営は完全代行業者に任せるのもいいでしょう。

ただ、完全代行とは言え、ホスト（オーナー）が判断しなければいけない事はあると思うので、そこまで業務負荷は変わらない気もしますし、何より完全代行とメッセージ代行ではコスト面が大きく違います。

■完全代行（売上の約20％が代行費）の場合
売上　58万円　
代行費用　116,000円

■メッセージ代行の場合
月平均8予約　
代行費用　16,000円

差額　100,000円/月

まさに桁違いです。ただ、会社勤めでどうしても時間を作ることができないという方は、完全代行も検討しましょう。

代行依頼する時は、情報共有と権限移譲もするべき

メッセージ代行でも運営代行でも、外注する時は、メッセージ対応の担当者ができるだけ多くを対応できるように、情報共有と権限委譲をしておきましょう。

情報共有しておくことで、業務を減らす例

例1）
代行スタッフ「ゲストから、フライパンはあるかと質問がきています」
ホスト「はい、フライパンは大小2つあると伝えて下さい」
代行スタッフ「承知しました」

このやりとりでは、自分で返信しているのと変わりませんね。

対策）
事前に備品リスト/設備リストを作って代行スタッフと共有しておきます。
こうしておくことで、スタッフがそれを確認してゲストに返信してくれます。

権限委譲しておくことで業務を減らす例

例2）
代行スタッフ「ゲストが、初日お湯が出なくて銭湯を使ったので、その分3500円を負担してほしいと言われています。いかがいたしましょう？」
ホスト「はい、5000円返金して下さい。あとゲストにご不便かけて申し訳なかったと伝えて下さい」
代行スタッフ「承知しました」

これも、判断だけでいい分生産性は上がっていますが、まだ十分ではありません。

対策）
事前に「1万円以下の返金で済む問題に関しては、全て裁量任せるので、必要に応じてゲストへの返金対応お願いします」と伝えておきます。
こうしておくことで、代行スタッフが自分の判断で適切に対応してくれます。

返金や追加請求に関しても、基本的なルールを決めておくことで、業務時間を大幅に短縮することが可能です。

メッセージ対応を自分でやりたい人は、辞書登録を！

メッセージ対応を通して、国際交流を楽しみたいという方もいるでしょう。

ゲストに自分のオススメのお店を紹介したい！
日本のおもてなしの精神を感じてほしい！

という方は、とても民泊経営に向いています。
是非自分でメッセージ対応しましょう。

自分で対応する場合は、パソコン・携帯にある辞書機能を使って、よく使う定型文は、必ず登録しておくようにしましょう。

例えば、私のパソコンは、「エア（Airbnbのエア）」と入れると、下記のような定型文が出るようになっています。

Thank you for the inquiry.
お問い合わせありがとうございます

Please feel free to contact me if you have any questions.
何かご質問があれば、お気軽にご連絡下さい

Please let us know what time you are checking in on the ○○th.
チェックイン時間が分かったらご連絡下さい。

問い合わせ対応に使う時間を超短縮できるようになります。

本日のまとめ
・メッセージ代行は、1予約2000円で代行できる
・完全代行も検討しよう
・代行する際は、情報共有と権限委譲をセットに！
・自分で対応する場合は、辞書機能を使って時間短縮しよう

それではまた次回！日本の観光業に明るい未来があることを願って！

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