宮藤官九郎について
どうも!modern-timesというバンドのVo,gtをやっておりますワタナベタカヒロという者です!
なんだか久しぶりな感覚でもう書き方なんて忘れてしまったようなそんな気がしている。
まぁ、僕、平成、令和を跨いでの指示待ち人間なので、今回、トミーくんからテーマをもらうまで、まるで感情のないロボットのように働いていましたよ。
人はね…感情が無くても笑えるんだよ。
そういうことを学んだ1週間でしたね。
で!学んだと言えば!
ボクハネ、クドウカンクロウサンノサクヒンデタクサンノコトヲマナンダンダヨ!
カンジョウトカ、ヒトハコンナトキニワラウンダッテ!ソウイウコトヲマナンダンダヨ!
マナダヨ!
芦田愛菜さん、美人さんになったよなぁ…。いや、まだ16歳か…いかん。いかん。
という訳で、今日は「宮藤官九郎について」だよぅ!マル・マル・モリ・モリ!だよぅ!
ちなみにマル・マル・モリ・モリ!は宮藤官九郎の作品ではないんだよぅ…。
芦田愛菜さん、あの頃から考えると大きくなったなぁ…。いかん。いかん。父性に目覚めてはいかん。
で、えっと、「マルモの掟」だっけ?あれ?「マルモの約束」だっけ?なんか「マルモの掟」のような気はしているんだけど、「マルモの掟」ってなんだろう?漢字かな?漢字がなんか固いような気がするんだよなぁ…。なんか、実はカッコいいミステリーサスペンスみたいな。
タ○キーとかが「これが…マルモの掟か…!」とかいう感じに謎解きするようなそんなドラマのような気がしてきたんだけどなっ!
ハハハ!あはは!ははははは!
てな、具合に終わらせられないかなぁ…。
宮藤官九郎についてねぇ…。難しいっ!
うーん。思いついたのはなんだかエンターテイナーみたいな気もするんですよね。
僕が観たドラマとしては「木更津キャッツアイ」「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「マンハッタンラブストーリー」「あまちゃん」などなど、あと、「謝罪の王様」とか、「少年メリケンサック」とかもそうだったっけかな?
そうじて、何かをテーマにして、語るところはあるか?と尋ねられると、一般ピープルの僕からしたらべつに語ることはないんですよね。
ただ、どれもとても面白かった。
だから、なんというんですかね?
ドラマをドラマとして成り立たせている?というようなそんな気がするんですよね。
もちろん、終わり方としては、「そうやって末永く幸せに暮らしたとさ…」「続きは〜?」「さーて?」という海苔のCMみたいな終わり方なんですが、あれからどうなった?とかそれから?とかそれで?みたいなことはあまりないんだよなぁ…。
つまり、ドラマとして、完結をしているというような気がしているんですよね。
内容も至ってナンセンスなんですけど、最近、ナンセンスな作品って少ないよなぁ…って思うんですよね。ナンセンスって何が良いって、こっちが何も考えなくても観れるっていうのが良いんですよ!
最近は考察させたりだとか小難しい感じな展開だとか…こっちはなんも考えずに笑いたいんだよ!というような気持ちになる。言うなれば三谷幸喜の作品なんて言うのは本当に何も考えないで観れるし、何度観ても、面白い。佐藤浩市と役所広司が格好良っ!という感じになる。
とまぁ、最近、また映画を観出したんですけど、なかなか作品選びに苦難したりなんだったりという感じなんですが…。
これらの宮藤官九郎作品の中(僕が観たもの)で明らかに「これは完結したんだ!」と思っているのは「木更津キャッツアイ」ですかね。
僕が宮藤官九郎作品で初めて見たのも「木更津キャッツアイ」でした。
「木更津キャッツアイ」もまずは何曜日か忘れましたが夜の10時くらいからやっていた不思議な画質なドラマだったのを覚えております。
当時、小学生だった僕は兄、姉の影響で夜ふかしをしながら、下ネタだらけのこのドラマを観て、意味もわからず、ワハハ、ガハハと笑っていました。
内容はほとんどがナンセンス。なんですが、多分、宮藤官九郎作品?いや、ドラマ全体にも言えるのかもしれないですけど、大筋というのかありまして、主人公であるぶっさん(岡田准一)が3ヶ月の余命宣告を受ける場面からドラマが始まるんですよね。
例えば、このころだと、「僕の生きる道」というドラマがやっていましたね。
これも余命宣告を受けた主人公(草彅剛)がそれから今までの不満だった状況や今まで出来なかった選択などをし、後悔の無いように生きようともがき、苦しみ、そして、幸せを手に入れていくというように「生きること」や「死んでしまうこと」ということをテーマに真摯に向かい合ったドラマだったように思いますね。これは多分、いろんな人が考えさせられたし、共感性が強かったと思います。
これも面白かったですね。好きでしたよ。谷原章介が嫌味なやつだったんだけど、めちゃくちゃ良いやつになるみたいな。あと、これが確か、あの「世界にひとつだけの花」が主題歌だったんだよね。
とまぁ、「僕の生きる道」というのはこのように「死との向かい合い方」というようなテーマがどーんと大きく張り出された作品なんですけど、同じく余命宣告を受けた主人公の「木更津キャッツアイ」は基本はナンセンスなんです。
主人公のぶっさんは余命宣告を受けたあとも今までと同じように仲間と馬鹿をやったり、酒を飲んだりタバコを吸ったり、泥棒をしたりなどなど、「もうすぐ死ぬ」ということがありながらも、いつもと変わらない生活を送る。
しかも、ほぼ一話完結のトラブルを解決したりなどする話が展開され、ナンセンスながらもその一話一話に違うドラマがあるんです。それも僕が思う宮藤官九郎作品の面白さなんですよね。
「タイガー&ドラゴン」や「マンハッタンラブストーリー」なんかは本当にそんな感じですね。大筋があるんですけど、そことは違うドラマを拾いあげて、一話完結の話として展開する。
で、「木更津キャッツアイ」の話に戻りますと、主人公のぶっさんは変わらない日常を過ごしながらも、仲間の死と向かい合ったり、余命について父親に言えなかったり、とドラマのストーリーの中で点々とその死を意識する場面は切なくて、どうしようもない、空しさというのを感じてしまいます。
もちろん、ドラマ全体で「もうすぐ死んでしまう"から"」というのを強調していて、その向き合い方というのもドラマチックであり、ドラマというものになると思うし、良いと思う。
しかし、「木更津キャッツアイ」はちょっと違うような気がしていて、「もうすぐ死んでしまう"から"」というのはあまりない感じに生活しているぶっさんに常に付き纏う影?いや通奏低音?とかちょっと振り向けばすぐそこにあるような「死」があって、たとえナンセンスであっても、そういう「もうすぐ死んでしまう"から"」というドラマとは違う死の向かい合い方というのを感じたりするし、なんというか、無力なんだよなぁ…って難しいよなぁ…って。なんかぶっさんの感じってちょっとリアルなんだよなぁ…ってちょっと今考えて思ったりしますね。
ただ、このドラマは生粋のエンターテイメント!
なので、ネタバレは無しで!
この日記見た人はぜひとも「木更津キャッツアイ」観てみてください!笑えるし、何も考えなくても、大丈夫ですし、最後、なかなか泣けたりします!
ただ、「木更津キャッツアイ」ドラマの後に映画化しております!
この映画化した二本の「木更津キャッツアイ」というのが今考えたらなかなか対象的な…いや、というよりは「木更津キャッツアイ」にあった対極的な要素を2つに分けたような映画だったように今は思います!
一本目の「木更津キャッツアイ日本シリーズ」はもう完全なるエンターテイメントというのを感じますね!
で、二本目の「木更津キャッツアイワールドシリーズ」はなんというかドラマとしての完全なる終わり…終劇!というのを感じさせるようなそういう話になっています。
まぁまぁ、観てください。観たら、全っ然っ!違う話じゃねえかぁ!ってなりますから。
実際はね、しがない会社員の家に突然可愛らしい双子の芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんが転がり込んできて、その子たちを育てることになって、可愛くなってきちゃって…みたいなマル・マル・モリ・モリ!みたいな話なんだから!
そんなハ〜トフルスト〜リ〜の「木更津キャッツアイ」をよろしくお願いしますよ!
ちなみに「マルモのおきて」?でマルモという心優しい会社員役をやっていた阿部サダヲも「木更津キャッツアイ」にも出ているんですよ!
「マルモのおきて」?では芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんを育てる心優しいマル・マル・モリ・モリ!な会社員役だったんですが、「木更津キャッツアイ」では、AV大好きなやくざの使いパシリなマル・マル・モリ・モリ!な猫田役をやっていますよ!
そんなハートフルストーリー「木更津キャッツアイ」
観てみようよ!DVD買っちゃおうよ!
パパ「なるほど!マ○キー!これがステルスマーケティングってやつだなっ!」
あはは!あはは!あはははは!
〈オー!マ○キー!〉終わり