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Blenderコンポジット基本8 ノードの種類 - マットノード

コンポジットにかかわるノードをサラッとまとめるシリーズ、第七弾はベクトルノードについてです。

第一弾、第二弾、第三弾、第四弾、第五弾、第六弾はこちら

ボックスマスクノード

単純なマットとして使用するのに適した画像を作成します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/box_mask.html
ミックスノードで合成

チャンネルキーノード

選択したチャンネルのレベルの差によって、前景オブジェクトから背景オブジェクトを決定します。
例えば、YUV Color Model(カラーモデル) では、このノードは、通常は無地の暗い背景に対して撮影される爆発(非常に明るい)のストックフッテージをコンポジティングするときに役立ちます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/channel_key.html
版画風の何かを作ってみる

クロマキーノード

そのクロマ値に基づいて、ピクセルが前景であるか背景であるか(したがって、透過であるか)を決定します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/chroma_key.html

カラーキーノード

入力画像の指定された色に基づいてマットを作成します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/color_key.html



カラースピルノード

RGBチャネルの1つを減らして、他のチャンネルよりも大きくならないようにします。
これは、緑や青の画面の前で撮影された画像をコンポジティングする場合に一般的です。場合によっては、前景オブジェクトが反射していると、緑や青の色が表示されます。その色が前景オブジェクトに "こぼれ" ました。側面や背面からのライトがあり、前景の俳優が白服を着ている場合、背景から前景のオブジェクトに "こぼれる" 緑(または青)のライトを取得して、緑や青の色合いでそれらを着色します。緑(または青)のライトを削除するには、このファンシーノードを使用します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/color_spill.html
差分キーノードと併用して、グリーンバックの量を減らす

Cryptomatteノード

Cryptomatte標準を使用して、コンポジティング用のマットを効率的に作成します。CyclesとEeveeは、必要なレンダーパスを出力します。これは、Compositor(コンポジター)やCryptomatteをサポートする別のコンポジターで使用して、指定したオブジェクトのマスクを作成できます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/cryptomatte.html
マットIDには、必要な分のオブジェクトを追加できる

差分キーノード

前景コンテンツを参照背景画像と比較することによって、前景コンテンツを分離するマットを生成します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/difference_key.html
カラースピルノードと併用して、グリーンバックの量を減らす

距離キーノード

画像のピクセルカラーと3D色空間のキーカラーとの間の3次元距離に基づいて、ピクセルのアルファ値を決定します。
このキーは、背景の特定の色(必ずしも緑である必要はありません)を選び出すときにうまく機能します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/distance_key.html
使い方は差分キーと似ている

ダブルエッジマスクノード

2つのマスク間にグラデーションを作成します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/double_edge_mask.html
内側のマスクは小さく、外側のマスクは大きい

楕円マスクノード

単純なマットやビネットマスクとして使用するのに適した画像を作成します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/ellipse_mask.html
マスクの端をソフトにしたい時は、ぼかしノードを使う

キーイングノード

"グリーンスクリーン" / "ブルースクリーン" を削除するためのワンストップショップです。背景を削除するためのクロマキーと、背景からの色かぶりを修正するためのスピル除去の両方を実行します。さらに、結果のマットを微調整するために使用される一般的な操作を実行できます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/keying.html

キーイングスクリーンノード

キーイングノードのカラーリファレンスとして使用するプレートを作成します。動画クリップのモーショントラッキングポイントでサンプリングされた色からグラデーションを生成します。グリーンスクリーンの不均一な色を処理するために使用できます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/keying_screen.html

ルミナンスキーノード

ルミナンス(明るさ)レベルの違いによって、前景オブジェクトから背景オブジェクトを決定します。
爆発、煙、または破片のストックフッテージは、通常、グリーンスクリーンではなく、無地の暗い背景に対して撮影されます。このノードは、前景効果を背景から分離できます。また、クロマキーに適さない露出オーバーや灰色の空の置換にも使用できます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/compositing/types/matte/luminance_key.html

参照・引用


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