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ジオメトリノード 6.インスタンス【Blender3.5】

インスタンスのみで動作するノード

内容は、ジオメトリノードの苦手意識を薄めるべく、ざっくり浚うことが目的で、随時更新していきます。
それではどうぞ。


ポイントにインスタンス作成

入力ジオメトリに存在する各ポイントにジオメトリへの参照を追加します。インスタンスは、基になるデータを複製することなく、シーンに何度も同じジオメトリを追加する高速な方法です。このノードは、メッシュ、ポイントクラウド、カーブ制御点など、 Point(ポイント) ドメインを持つすべてのジオメトリタイプで機能します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/instance_on_points.html

使用例

平面のポイントにICO球を作成
平面を細分化するとポイントが増えるので、インスタンスも増える


インスタンスのポイント化

最上位インスタンスの原点にポイントを生成します。 インスタンスドメイン の属性はポイントクラウドのポイントに移動されます。

最上位インスタンスは、ノードの入力ジオメトリが所有するインスタンスです。他のインスタンスが所有するインスタンス、つまりネストされたインスタンスは、このノードでは考慮されません。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/instances_to_points.html

使用例

ネストされたインスタンスを表示すると、複雑な三角の集合体になるが、
最上位のインスタンスは、平面の持つポイント4つである


インスタンス実体化

任意のインスタンス(同じジオメトリの効率的な複製)を実際のジオメトリデータにします。これにより、各インスタンスに個別に影響を与えることができますが、このノードがないと、まったく同じ変更が同じジオメトリのすべてのインスタンスに適用されます。ただし、入力に複雑なジオメトリの多くのインスタンスが含まれていると、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。これは、ジオメトリを手続き的に処理する際の基本的な制限です。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/realize_instances.html

使用例

実体化する前のインスタンスの状態で、ジオメタリノードモディファイアを適用させようとすると
エラーが出現する
実体化後は、適応できる


インスタンス回転

ローカル空間またはグローバル空間でジオメトリインスタンスを回転させます。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/rotate_instances.html


インスタンス拡大縮小

ローカル空間またはグローバル空間でジオメトリインスタンスをスケールします。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/scale_instances.html


インスタンスを移動

ローカル空間またはグローバル空間で最上位のジオメトリインスタンスを移動します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/translate_instances.html


インスタンスの回転

モディファイアーオブジェクトのローカル空間内の各最上位インスタンスの XYZ Euler(オイラー) 回転を出力します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/instance_rotation.html


インスタンスのスケール

モディファイアーオブジェクトのローカル空間内の各軸の最上位インスタンスのサイズを出力します。

https://docs.blender.org/manual/ja/3.5/modeling/geometry_nodes/instances/instance_scale.html

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