出版社に転職して1年半、なんとか生き延びています
こんにちは。JIRIKOです。
DMや質問箱で出版社のお仕事についてよくご質問をいただくので、今回は私のお仕事についてお話させていただきます。
まずはじめに、私のざっくりとした職歴を👇
ざっくりすぎますね、笑
もうちょっと詳しく。
新卒で入社した会社ではライフスタイル系メディアの運営やYouTubeチャンネルの立ち上げ、恋愛リアリティーショーのPR・宣伝業務を行っていました。そこから社会人3年目で転職活動をして、現在の出版社に入社。2024年11月時点で約2年弱在籍しております。
前職のお仕事や転職活動に関してはまた別のnoteで書きますね。
今回は出版社での主な仕事内容、やりがいや大変なこと、どんなスキルを求められるか、ぶっちゃけ激務?などについてお話します。
あくまで中途社員が2年弱働いてみての個人的見解、ということを念頭におきながら読んでいただけますと幸いです。ここに書いてあることが業界のすべてではありません。
▼この記事ではこんなことが読めます
出版社での仕事内容(編集・営業・宣伝など)
出版社には主に編集、営業、宣伝広報、校閲、デジタル推進などさまざまな職種があります。編集が出版社のお仕事イメージとしてもたれやすいと思いますが(私も入社前まではそうでした)、私は書籍の「宣伝」を行う部署で働いています。
担当しているのは文芸書。直木芥川賞や本屋大賞といった賞にノミネートされる小説やエッセイなどが文芸書のジャンルに入ります。
書籍の宣伝ってどんなことをするの?
「宣伝」は作品の認知拡大、その先にある販売促進のために広告をつくったり、読者を巻き込んだSNSキャンペーンを実施したり、イベントの企画・運営を行ったりします。
編集さん、営業さん、パブリシティとひとつのチームになってアイデアを出し合い、書籍の売上を伸ばすために尽力しています。
私の会社は比較的、営業と宣伝・編集で役割分担がしっかり決まっているのですが、他社では宣伝担当が書店店頭のPOPや拡材制作までになったりと業務内容は出版社によって様々だと思います。
業務のなかでも大半を占めているのが広告制作です。雑誌や新聞広告、OOHと呼ばれる駅構内・電車内広告といったオフラインのものから、Google、Instagram、X、YouTube、LINEなどのWEB広告まで出稿媒体は幅広いです。
編集ではなく宣伝を選んだ理由は?
出版社で働いていて、読書が好きでSNS発信をしていると「JIRIKOさんは編集者を目指されているのですか?」というご質問をめちゃくちゃいただくのですが、編集者になりたいと思ったことは実は一度もありません。理由は2つありまして、
ここから先は
¥ 320
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?