Nothing's Carved In Stone "Perfect Sounds ~For Rare Tracks Lovers~" Zepp DiverCity 2024/11/15
ナッシングスの1115!
今年は、表題の通り、レア曲メインのライブで、かつNovember 15thという情報量マシマシのライブ!開演前、私が特に望んでいたのは"Slow Down"と"Palm"でした。
セットリストは公式でプレイリスト化されているのでそちらを!
ナッシングスの音楽を、俺たちが、「これだからやめられねえぜ!」と感じる所以が詰め込まれつくしたようなセトリでしたね。
1曲目が"Truth"で、意外とそれなりにライブで聴ける曲も多いのかなという気がしたのも束の間、その次の"Crystal Beat"以降は、ライブで聴くのが本当に久しかったり、自分自身は聴いた記憶がない曲が多く、こちらも楽しみながら必死で噛みしめる時間!
やっぱり、演者の側も相当な労力だと思うんですよ。聴いてても難解な曲を演奏、しかも普段なかなか弾く機会がないとなると!こちらもその気合いに応えるべく、というかもう一生ライブで聴けないかもしれないという焦燥感も持ち合わせながら、全力で楽しみました。
特にぶっ刺さった曲についてをいくつか!
"Discover, You have to"!こんな楽しい曲がライブで演奏されていなかったことが不思議でしょうがない!これから演奏される回数が増えてほしいなと思う曲の筆頭です。縦に強くノる楽しさ!
"Sleepless Youth"は、ここ数年よく演奏してくれるようになった気がする。当時1stアルバムを聴いていて、最初期にはまり込んだ曲で、とても思い入れがある曲。いつ聴いてもしみじみと、そしてジワリと燃える何かを感じる。
そして!その次に!
"Goodnight & Goodluck"!この演目ですらまさかまさか、という感覚!でももし聴けたら嬉しすぎるし、そのときは絶対に一音たりとも聴きもらしたくないという思いで、めちゃくちゃ聴きこんできた曲!「前触れもなく~」からの部分が、好み過ぎてもう!7拍子のバラードを聴く機会は他にあまりなく、さらにそれをライブでとなるとほぼ未知の領域であるため、とても貴重な体験でした。必死!
タイミング的に演奏するかどうかわからなかった新曲"All We Have"は、ライブでの迫力が凄まじく、ゲストのMasatoさんによってそれが何倍にも増幅されているように感じられた。今後、ナッシングスのみでの編成で演奏されるのか、またゲストを呼ぶ機会が増えるのかも含めて、この曲が今後どうライブで進化していくのか楽しみでしょうがない!
本編最後の"デロリアンを探して"は、シンプルに感動しました。大好きな曲なんですよ。でも、ライブで聴く機会がなさすぎて、自分の中での「ライブで演奏されるこの曲」のイメージが肥大し過ぎていた曲なんですこの曲は。というのも、意外とどこかで演奏されそうなイメージがあった曲なので。で、自分がそういう心境でいざライブで、となると、ただただ感動に打ちひしがれ、「あれどうイメージしてたっけ?」という謎の困惑があり、とてもシンプルに曲のリズムをとりにいく、という発見がありました。また聴きたい!
ライブ中、来年2月にBeginningが開催されると発表され、そこで「Sands of Time」が全曲演奏されると!
私の願いはそこで回収されることになりました。死ぬ気でチケットを確保し、これ以上ないコンディションで臨む!