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クジラ夜の街 "5歳" 6/21 渋谷www

ファンタジーにぶち抜かれてきました。
いやいや、本当に凄かった!

開演前は、とにかく緊張していました。何にせよ、はじめましてなので。1つのライブに向けて聴き込めば聴き込むほど緊張する。今回は1ヶ月以上ほぼクジラの音楽しか聴いていなかったので、緊張もひとしおといった具合でした。
胃はキリキリだし、数分に一回深呼吸を要するし。仕事中からずっとそんな感じ。
いざ会場前に着いてみると、オーディエンスであろう皆さんの若いこと!私自身この歳ごろのバンドのワンマンに行くのが初めてだろうからか、見たことのない数の学校帰りであろう人たち!でもそれについては、アウェーを感じるというよりも、これからどんどん拡がっていくバンドなんだなぁ、と改めて思う気持ちが強かった。

いざ始まってみると一瞬でガッツリ引き込まれ、自分の思う以上の出力で音楽にぶつかっていたのだろう。ライブは火曜だったが、昨日になってようやく筋肉痛が引いた。全ての音が集まる位置に陣取れていたのか、帰宅しても聴覚が全然戻らなかった。こんな感覚も久しぶりだった。

セトリ


あまりに引き込まれていたので、詳細には覚えていない。一曲目がなんであったかすら、本編終了後に同行者に聞いたほど。
こんな断片的な記憶では個々の曲について語れはしないのだけれど、裏終電・敵前逃亡同盟が聴けたのはとても嬉しかったです。ああいう曲で身体を揺らすのが、本当に気持ちいい。

覚えている範囲で、見てきた景色について。
ギタリストのギターの位置が高い!振り下ろすときのフォームが初めて見る感じだった。ボディを持ち上げてから、自分の身体ごと前に投げているような。メインのギター、ピックガードのないレスポールですよね?あのギターが世界一似合ってると思う。マジで。とてもカッコ良い!彼のフレージング、音作りともに好みピンズドなので、これからの変化が楽しみでしょうがない。
ベーシストのメリハリ!曲に含まれる静と動が、彼の身体を通してアンプのように発せられているように感じた。基本は淡々と弾いているように見えるけど、動くときのキレがとても好きです。ボトムラインとしてすごく安心感のある音で、バンドサウンドの核だなぁと感じました。
ドラムはヤバい。私はいつも、ドラムの音を拾いながら音に乗るんだけど、全部拾うとこちらがパンクする。そんなドラムを叩き続けてました。私はそういうドラムが大好きでたまらない!全部に乗れるように頑張ろうと思った。バスドラの音がとても強い。一度、こちらが前傾になってるときに鳴らされた単発のバスドラの音と正面衝突して、心臓をぶち抜かれたかと思った。
そして、ボーカル!彼は、Mr.フロントマンなんだなと強く感じた。語りがしっかりしてるから、曲の導入として素晴らしく映える。印象的だったのは、「ここにいるよ」の前。ギタリストから耳打ちを受けて、サブのギターの準備待ちをするようなシーンがあったのだけど、私はあれ完全に演出だと思ってました。同行者によると、弦が飛んでたんじゃない?とのこと。トラブルすら演出のように見せられるのはほんと凄いと思いました。
サポートのキーボードの動きも、とても好きです。5ピースバンドって言ってたけど、まさにバンドの一員だと感じさせるような曲乗り。彼のスペースが広めに取られているように見えたのも納得がいった。楽器弾いてないときに見せるキレのある動きにビビりました。あと鍵盤に振りかぶるときのスピード感が素晴らしかった。


確信しました。広いステージがよく映えるバンドだと。
zepp shinjukuでやると宣言しているらしい。俺も、俺の中でのこけら落としはクジラになるんだと信じてやまない。
まだまだこのバンドを好きになっていけるなと感じさせてくれるライブでした。
また必ず!

末永く、よろしくどうぞ!


MVなど

03.ラフマジック


04.Sugar


10.あばよ大泥棒


15.ヨエツアルカイハ1番街の時計塔


EN2.



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