看護学生が無事に卒業するためにしておいたほうがいいこと
自己紹介
はじめまして、辞令と申します。
僕は4年間、大学の看護学部に通っています。そして卒業できていません。
同級生の友人が看護師として働いているなか、自分は夜勤バイトでフリーターをしています。
自分のような惨めさを誰も味わうことがないことを願い、このnoteを書かせていただきます。
高校生時代
高校はいわゆる"自称進学校"に進学しました。入試の自己採点ではボーダーギリギリでしたが、なんとか合格できました。
高1の夏休みまではそこそこ真面目に勉強していましたが、そこからは転落しつづけました。度重なる再考査や追認考査。卒業式はなんとか出席できました。
大学入試では国公立の工学部を志望していましたが、不合格でした。
浪人時代
自宅でひっそりと宅浪していましたが、結果は奮わず。
母から「手に職、看護学部を滑り止めで受けなさい」と言われ、なんとか滑り止まりました。
学生時代
留年だけは避けようと必死に勉強していましたが、2年前期の成人概論で単位を落とし、キャパオーバーで様々な単位を落としかけることになりました。成人概論だけは次年度もその次も受からず、留年が決定。
看護学生として何をするべきか
学生生活編
人脈を広げる
看護学生は多くの必修科目を抱えます。すべて受からなければなりません。そのためには過去問や出題傾向を知る必要があります。サークルの先輩や同級生などから情報を集め、まとめましょう。
もちろん、ちゃんと時間を掛けて勉強することが一番正しいのですが、後述の理由から諦めます。
「人脈?人と話すの無理」という方はそもそも看護師に向いていないので受験しないほうがいいです。
(僕はここを見誤りました)
看護補助のアルバイトをする
このご時世、アルバイトが禁止されている学校もあるかと思いますが、看護補助のアルバイトはやったほうがいいです。看護ケアの練習にもなりますし、病院の雰囲気に慣れることもできます。その分勉強時間は減ってしまいますが、いくら筆記の成績が良くても実習の単位が貰えなければ意味がありません。
実習編
実習中は"給料の出ないアルバイト"だと思って生活する
「実習は学習の場です!」という意見はとても正しいですが、すべての人がそのメンタルで乗り切れる環境ではありません。看護師に見られながらの看護ケアは教官を載せながら走る自働車教習さながらです。常に緊張します。これこそ情動焦点型コーピングです。
自分の場合、病院の環境に慣れることができず過度なストレスを感じていたと思います。
看護師を上司だと思わない
看護師は上司ではありません。看護学生は学生です。多職種です。
ただし、報告・連絡・相談はしっかりしましょう。
看護師に怒られるのを恐れない
というか看護師はほぼ怒っていません。学生に怒っている暇などありません。指導者が叱ることはあると思いますが、それは指導です。至らない点なので真摯受け止めましょう。
最初から完璧にこなせる看護学生はいません。できなかったらしょうがないです。できるようになればいいんです。
「根拠は?」と聞かれてフリーズしない
分からんもんは分からん。「すいません、分かりません」「勉強しておきます」と答えておきましょう。
「こんなのも分からないの?」と言われたら「はい、すいません。」です。
バイタルの報告時や看護ケア実施の根拠は事前にメモ帳に準備しておきましょう。
記録は見やすく書く
文字の多さ、小ささでマウント取り合ってる場合じゃないです。必要なことが書いてあればOKです。教員にメールして相談するのもいいかと思います。
国試勉強編
とにかくQBを周回する
夏が終わるまでに3周しましょう。その後は1ヶ月で1周しましょう。国試までに10周ほどしてあれば大丈夫かと思います。
RBをガチらない
そんなことしてる暇あったらQBやりましょう。マウントを取り合うのもやめましょう。
200点あればOK
国試のボーダーはだいたい100点台後半です。200点あればまず合格なのでそれ以上勉強する必要もないし、心配する必要もないです。
だいたい、国試でどれだけ高得点をとってもボーダーギリギリで受かった子と同じ免許です。
卒論編
短期間で終わらせる
手を抜けるところはとことん抜きましょう。期限は5日、と自分ルールを作って短期間で終わらせましょう。ダラダラやってもいいこと無いです。
おわりに
以上が僕の中でまとめた無事に看護学生を終えるためのコツです。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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