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酒の進むnoteを見つけたので、酒を飲みながらレビューを書いてみた。
ちょっと前に、
香ばしいnoteを見つけておりまして。
企画やらなんやらが落ち着いたので、
購入させていただきました。
それがこちら。
クロネコ屋さんの、
寂れたスナック経営から学ぶ
「儲かる1人経営」の鉄則
という記事。
こういう視点系の記事は
個人的に大好物なんですよね。
「〜だけやればいい!!」
みたいなものと違って、触れるべき部分が多く、
自分なりの視点で落とし込んでいけるので、
自由度が高く、
アウトプット力を培うには最適なのです。
前者がジャンクフードだとすると、
今回の記事はビーフジャーキーのようなもの。
使い古された表現ではありますが、
噛めば噛むほど味が出る。
周回すればするほど、旨みが出る。
その都度、着目する部分を変えていけば、
毎回新しい気づきや学びが得られるので、
あえてこの記事を選びました。
ざっと読んだ個人的な印象として、
「なるほどポイント」が詰め込まれた読み物
「なんとなく・・」が「わかるぞ!」へとレベルアップするコンテンツ
考えるきっかけをもらえる視点集
こういう印象を受けましたね。
漠然と、
「スナックは儲かってるんだろうな」
ということは分かります。
ここまでは辿り着けますが、
「じゃあ、酒という商品が理想的なのはなんで?」
「スナックってどういう場所なん?」
「ママってどんな存在?」
こういう、
なかなか考えつかないようなポイントから
語られているので、
なんとなーくがわかるへと
変わっていくんですよね。
僕もnoteを読み進めていくうちに、
「あーこういう要素があるから、儲かる構造になってんのか」
と、スナック構造の
理解度が上がりました。
この、
『到達不可能じゃないけど、
言われんと分かりにくい』
コンテンツはそれだけで価値があるなと。
見ている世界の差分に
価値が生まれているわけなので、
その差分を知れただけでも、
十分に元が取れます。
「これだけやれば、月に10万稼げる!!」
みたいな話ではないですが、
「じゃあこのスナックの構造を、
SNSで使うなら?」
という核の部分もしっかり書かれているので、
十分に応用可能かなと。
一方で、普段から
『具体マシマシスペシャル』の
コンテンツに触れており、
思考することを嫌う人は
読むべきではありません。
読んだところで
すぐ稼げる何かではないので、
課金するならスーパーで1000円分の
ビールを買って宅飲みする方が良いでしょう。
あと、コンテンツやコミュニティを持っている
人の方が効果を発揮しますね。
「ここを使えば、効果的だよな」
というイメージが、
より鮮明になると思うので。
僕はコミュニティだとか
リピート率に対する考え方を、
『スナックの構造』
という点から学べたので、
かなり勉強になりました。
説明する時の材料にも使えますし、
実際にスナックへ行った時、
解説された部分に
着目することができるので、
そこでまた解像度が上がることでしょう。
美術の知識を入れて、
モナリザを見にいくようなもの。
お酒とトークを楽しみながら、
ビジネスも学べる。
これって素晴らしいんじゃないですかね。
あと、
「じゃあキャバクラ、ガルバはどうなん?」
と、似たようなものへ思考を派生させ、
『共通点やそれぞれが持つ独自の構造』
を考えるきっかけにもなり、
そこでもお得感を感じました。
去年に福岡旅行で
キャバクラに行った時の
ことを思い出しながら、
その時のことをメモしています。
コンテンツを買ったってよりは、
『文章で食べてる人の脳に課金した』
『稼いでいる人の脳内散策ツアー』
だと捉えていますね。
1つのノウハウを知ることも重要なんですが、
視点を増やして面白い創作物を
生成していくための栄養素
を獲得する方が、個人的にはメリットを感じます。
結局、文章でお金を稼いでいる人が、
どんなふうに文章を書いているのか
どこに着目しているのか
を知っていくことが、
1番レベルアップできるのかなと。
酒をちびちび飲みながら、
薄暗くした部屋で読みたくなる、
そんな読み物でした。
思考の幅を拡張したい方はぜひ。
隠れスナックのような、
濃い情報を受け取れる
メンシプとかやってます。
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