パチンコと情報発信に共通する、なんでもいいや理論とは
先日暇つぶしにパチンコを打っていたら、どえらいシンプルな演出で大当たりを引いた。昨今のパチンコと言えば、
どえらい音と共に図柄が回転し、金ピカやらなんやらの演出がマシマシで、クソ長い映像を見せられて大当たりする
というのが王道の流れになっている。言わば大当たりまでのパターンというものが大体決まっていて、その流れに沿って大当たりを目指していく。
演出をシンプルなものにカスタマイズする設定をしていても、大体がその王道ルートに乗るから、熟練者であれば「あーこれは大体当たるな」という感じで、当たる前からドヤ顔を決めるのだ。
僕も実はその1人で、詳しい台に関しては変動が始まった瞬間にほぼ当たるかどうかが分かるわけ。これは決して、誇れることじゃないんやけど。
だが先日は、予想だにしない演出からいきなり大当たりを引いたから、一気に目が覚めた。
「え、これで当たるん？」
確かに大当たりを内部的に引いていれば、どんな演出でそれを見せるかだけの問題やから、何でも当たる可能性はある。
けど2％や3％の信頼度の演出であれば、ほぼ無視されがち。
その類のものが来ると、大抵の打ち手は「早く次の演出が始まらないかな」とそわそわするか、スマホを見て台から視線を逸らす。
大当たりを消化している時に、「あ〜こんなんでも別にいいよな。シンプルでも当たりは当たりやし。」とふと思った。煽られてもシンプルでも、当たる時は当たる。特別な演出を除いては、大当たりという結果は変わらない。
そう考えれば、大当たりまでのパターンは無数にあるわけで。
「こういう流れや形」というテンプレ的なものは存在するけど、全く同じルートで大当たりまでいくことはほぼありえない。
このパチンコで言う大当たりを少し言い換えれば、
「1つの目指すべきゴール」
と言えるだろう。
では、情報発信における1つのゴールとは何か。
まぁイメージしやすいのはマネタイズすること。1円でも稼ぐことを、1つの目標にしている人が多いはず。
そう考えた時に、さっきと同じような構図になっていることが分かる。
「こうすれば稼げますよ」というテンプレやノウハウがあり、多くの人がそのルートに乗って稼ぐというゴールを目指す。でもそれが全てではなく、「え、そんなのでも稼げるん？」というやり方でマネタイズしている人もいる。
パチンコも情報発信も、必ずこれがないといけないというものはなく、どうやってゴールまでいくかは自由なのだ。
要はルールさえ守っていれば、「やり方はなんでもいいよ」
ってこと。
いくつかのルートが王道と言われ、そこをみんな通るから「絶対の正解」と感じるだけで、もっと広い視点で見れば、隠されたルートは山のようにある。
僕も側から見れば、王道ルートから外れているやろう。特に具体性もないnoteを更新したり、哲学の講座を作ったり、勝手に誰かの考察をしたりとか。
けど、別に気にしてはいない。
時間がかかっても必ずゴールへ行ける確信があるからね。それを背中で示せば、興味を持った人がそこをついてきてくれる。
むしろ予想できないようなルートで山頂に上り詰めた方が、パチンコの謎あたりのように、大きなインパクトを与えられるから。
だからあなたも、
『自分だけの当たりルート』
を模索してみてほしい。
そうすれば選択肢が急激に増えて、かなり自由になると思う。その分しんどくなるけど、その分だけ個性が芽生えてユニークな存在になれる。客観的にはゴールまでの道のりが見えてなくとも、自分がそこに行けるという確証さえあれば、独自のストーリーが始まるのだ。
こうなれば、パチンコで言う確変状態(当たりやすくなるめっちゃいい状態のこと)に突入できる。
王道ルートは進みやすいという利点の裏に、
「誰でも入れて埋もれてしまう」
「ゴールに近づけるというだけで、確約はされてない」
という落とし穴が存在している。
どれだけ良いと言われようが、絶対じゃない。むしろ変な安心感が生まれ、堕落していく人が多いようにさえ、感じるかな。いずれにせよ、自分だけの当たりルートを持っていなければ、王道ルートから落ちた時に戻ってこれない。
パチンコは自分で演出を選べはしないけど、情報発信はいくらでも自由にルートを構築できるから、その利点をぜひ活用して自分だけの大当たりを引き寄せてほしいなと。
というようなことを、パチンコを打ちながらふと思ったので、忘れないうちにアウトプット。日々の鍛錬としてはこれくらいで十分。
ではではまた。
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