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脳がガチで「体験」に反応してる件
今回はちょっと面白いテーマから、
記事を書いていこうと思います。
テーマは体験。
*最後に1つ秘密を明かします。
その秘密を探りながら、
読み進めてください。
脳科学的にマジ証明されている:体験経済の神経科学的根拠
『体験に犯されている』
と言っても過言ではありません。
脳の中で、
『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)』
って部分があり、
アイデンティティ形成、
過去の振り返り、
未来のシミュレーション
とかに関わっているわけですよ。
で、体験型の消費をした時、
このDMNがものすごーく活性化されると。
言い換えれば、
『自分の人生物語』に
直接組み込まれやすいってことです。
一方で物質的な買い物は
「報酬系」って脳の部分を
活性化させているんですけど、
これが曲者。
報酬系は「快」を感じさせるけど、
超速攻で「慣れ」が起きるように
設計されているんですよね。
だから、新しいiPhoneを買った時の
興奮とかって、
最初はマックスだけど、
すぐにサーっと消えちゃうでしょ?
その裏では、
実はこういう仕組みがあったのです。
「ヘドニック・アダプテーション」っていう残酷な仕組み
さっき挙げたのは、
「ヘドニック・アダプテーション(快楽順応)」
って呼ばれてて、脳が持つ超厄介な特性。
どんな物質的な
刺激にも慣れちゃうってやつ。
例えば、
宝くじで1億当たっても半年後には元の幸福度に戻る
大豪邸に引っ越しても、数ヶ月で「ただの家」に感じる
高級車を買っても、数週間で「ただの移動手段」になる
この仕組みは進化的には
理にかなっているんですよ。
「今の状況」に適応して
生き残るための機能なわけで。
面白いことに、「体験」はこの
ヘドニック・アダプテーションの
影響をあんまり受けません。
むしろ時間が経つと、
記憶の中で美化されたり意味づけが
深まったりすることもあるんです。
つまり、
「体験の記憶は時間とともに良くなる」
ってわけですな。
「ミラーニューロン」が体験共有の鍵
もう一つヤバいのが
「ミラーニューロン」の存在。
こいつがガチでハンパないです。
これは、
他者の行動や感情を見ているだけで、
自分の脳内で同じ神経回路が
活性化する仕組み
これが体験経済と
どう関係あるかっていうと、
例えば、YouTubeで誰かの旅行動画見ている時、
『あなたの脳は
実際に旅行してるかのような反応』
をある程度示してるんです。
もちろん強度は弱いけど、
同じ神経回路が動いてるんです。
インフルエンサーマーケティングが
有効なのはこれが理由。
彼らの体験を見るだけで、
脳内では疑似体験が起き、
「自分もやりたい」
って感情が湧いてくるって仕組み。
Vlogだったり、
ラーメン食ったりしている動画を
見ていると、
「自分も行きてえ」
「俺も食いてえ」
となったことありませんか??
これはミラーニューロンの
しわざなのです。
ドーパミンとセロトニンの違い
次はもっと別の角度から
見ていきましょう。
体験経済のもう一つのヤバさは、
「ドーパミン」と「セロトニン」
っていう脳内物質のバランスに
関係しているんです。
言葉くらいは聞いたことが
あるのではないでしょうか??
ドーパミンは「欲求・期待・達成」に関わる物質で、
次のようなときに分泌されます。
褒められたり愛されたりしたとき
目的を達成したとき
楽しいことをしているとき
嬉しい出来事が起きたとき
予期していなかった嬉しい出来事が起きたとき
不確実な嬉しい出来事を期待しているとき
新しいスマホ欲しい→買う→ドーパミンドバー
受験する→合格→ドーパミンドバー
っていう流れ。
でも依存性があって、
どんどん刺激が
必要になっていくんですよ。
一方、セロトニンは「満足・安定・幸福感」に
関わる物質で、
意味のある体験や人間関係で
分泌されます。
例えば友達との会話、
大自然での時間とか。
脳科学的にみると、
現代社会は
「ドーパミン過剰・セロトニン不足」
になりがち。
SNSの通知
ゲームの報酬
ショッピングのセール
有料コンテンツを買う
...
全部ドーパミンを
刺激する仕組みなわけで。
一方で
セロトニンを出す体験は減っていると。
「体験経済」が支持されてるのは、
無意識レベルで
セロトニンが欲しいって
身体が求めてるからかもしれませんね。
「エピソード記憶」と「意味記憶」の競争
人間の記憶システムには
「エピソード記憶」と「意味記憶」
があって、
エピソード記憶は「〇〇した時の体験」
みたいな文脈付きの記憶。
意味記憶は「〇〇は××である」
みたいな事実の記憶。
入試や学校の定期てすとで
問われることの多くは、こうした意味記憶。
地球は丸い形をしている
1日は24時間
地球は1年で太陽のまわりを一周する
1年は12か月である
日本の首都は東京
みたいな。
ちょっと簡単すぎますが。笑
体験は強力なエピソード記憶を
構成するとのこと。
「あの日、富士山登って日の出見た」みたいな。
これがアイデンティティの核になるんです。
対して「新型のiPhone16 Pro Maxを持ってる」
みたいな物質的所有は
意味記憶に近くて、
アイデンティティに
組み込まれにくいんです。
脳科学的に言うと、エピソード記憶は
『海馬と前頭前皮質の連携』
で形成されて、
感情を司る扁桃体とも強く繋がっている。
海馬とは↓
タツノオトシゴのような形をしています。
日常的な出来事や、勉強して覚えた情報は、海馬の中で一度ファイルされて整理整頓され、その後、大脳皮質にためられていくといわれています。
つまり私たちの脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は大脳皮質にファイルされている
日常的な出来事や学習した情報を整理整頓する
短期記憶から長期記憶へと情報をつなげる
中期記憶を担う記憶の「重要度」を振り分ける
記憶を形成する際に、新しい情報を記憶したり、それを長期記憶に変換する過程に関与する
だから、
感情が伴う体験ほど強く記憶に残る
ってわけですね。
「フロー状態」という究極の体験
サイコロジストの
チクセントミハイが提唱した「フロー状態」
っていうのも、
体験経済の本質に関わってるんです。
ゾーンと言ったりも。
これは
「没入感」
「時間感覚の消失」
「自我の消失」
が起きる最高の精神状態のこと。
サーフィンしてる時
音楽演奏してる時
note書いている時
などに感じるアレ。
「気づいたらもう夜!?」のやつです。
この状態の時、脳内では
アルファ波とベータ波が
理想的なバランスで出てて、
「自己実現」の感覚が
最も強くなるんだとか。
フロー状態に入れる体験を
提供できるビジネスは無敵。
例えばクライミングジムとか、
没入型アートとか、
特殊な音楽体験とか。
だから体験経済の進化形は
「フロー経済」かも。
「この体験でフロー状態に入れます」
を売るビジネス。
通話とかで
ちょっとしたテーマを
共に言語化していき、
考える楽しさ
言葉にできた嬉しさ
を体験として提供していくのも、
個人的にありですよ。
実践:体験という概念をどう活かすか。
じゃあ具体的に、脳科学から見た
「最高の体験」ってどう設計すればいいん?
って話ですが、
新奇性の確保:脳は「予想外」に強く反応する。意外性のある展開を用意。
感情の起伏:平坦な体験より、感情の波がある体験の方が記憶に残る。
マルチセンサリー:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚...複数感覚を使うほど脳への刻印が深くなる。
能動的参加:受け身より参加型。脳は「自分が選択した」と思うと満足度上がる。
ストーリー性:脳は「物語」の形で記憶を整理する。起承転結のある体験設計。
社会的共有:他者と体験を共有する仕組み。SNSアップしたくなる瞬間を作る。
変容感:「この体験で自分が変わった」と感じられる要素。
上記のような要素を含む
コンテンツを作ることが、
結構強いですね。
【毎回が神回】をモットーに、
— ジラ谷 (@jiratani_world) March 1, 2025
対談動画を撮っております。
その前に、でぃーくんの
chatGPT壁打を先行体験できて、
くそおもそろかった。
1〜2時間くらいで、
膨大な情報量が頭に流れてきて、
無量空処をくらった感覚。
「毎日お触りしてるからなぁ〜」
という言葉は、本当やったらしい。… https://t.co/8xqTB8nAoG
人との壁打ち対談
数秘術セッション
謎解きゲーム
などなど、
最近記憶に残っているものは、
こういう活動でした。
全てキーワードは体験。
1人で机に向かって
ぼーっとやるのではなく、
人と五感を使って話したり、
知らない世界に触れてみたり、
ストーリーを味わってみたり。
おさんぽコンサル募集したら、
— 小川幸一🥺 (@Pien_Alchemist) February 28, 2025
20件位の応募が...。
皆んなありがとう! pic.twitter.com/Oq3zgP69AV
最近復活したこーいちさんも、
『お散歩コンサル』という
体験型のコンテンツを売っていました。
単に画面越しに教えるだけではなく、
一緒の時間を共有することで、
『何かを教えてもらった』の枠組みを超え、
強い記憶として脳裏に
刻み込まれるんだと思います。
いい意味で、
何が起こるかわからない。
でも終わってみれば、
それが自分だけの
唯一無二の体験を得られ、
それを体験型のnoteとして
売ることもできると。
体験をしていくことで、
さらにそれが
ネタになって価値にもなる。
こういう視点から見ても、
体験ってものが大きな力を
持っていることがわかりますね。
僕は大学生時代に、
『四国一周を電車だけで旅する』
という企画を友達とやりました。
電車乗り放題のチケット
使える予算は10000〜15000円
という縛りゲーで四国を
巡ったわけですが、
いまだに当時のことを
鮮明に覚えています。
電車を逃して無人駅で2時間待つ
アイスコーヒー頼んだのに
出てきたのはオレンジジュース
四万十川で中華風のBGMを流して、
黄河のタグをつけたら
あちらのストーリーに流れた
雨漏りと騒音がすごいネカフェ
最後の飯がコンビニの二郎系ラーメン
みたいな、
物語に組み込まれていなかった
ハプニングも、
今となっては面白い思い出です。
予想できることよりも、
【あえてその先が予想できない未知の物語】
を体験として提供できれば、
他者と比較されることはありません。
こうした体験を上手く組み込んだ
コンテンツ設計ができれば、
脳科学的に『忘れられない体験』
になる可能性が高いです。
同じようなnoteだとか
Tipsを受け取っていても、
次の日には画面の向こう側の
海へと忘れ去れられて
しまうんですよ。
「脳に刻まれる体験」を、
いかにして設計するか
が1つの鍵になるなぁと。
自分のビジネスを組み立てる時に、
『体験』という
新しい視点を持っておくと、
提供できるものが一気に増えていきますよ。
・・・
と、ここまで読んでみて
どうだったでしょうか。
実は、この文章の9割以上が
AIによって作られた世界。
ジラ谷の世界観も、
AIによって徐々に拡張されています。
僕が普段
使わないようなワードとか
具体例を持ってきたので、
多少はAI臭が出ているかなと。
そこに自分の話とか
いつもの視点を打っ込むことで、
時短の記事が出来上がりました。
手直しから公開まで、
20分くらいですかね。
ベースで
3000文字ほど出力されたので、
そこに新しい情報を
ちょっと付け加えました。
1から文章を書いている身としては、
手直しするのは余裕ですね。
これまでに
700記事以上書いてきましたから。
あらゆる角度からの文章が書けると、
こうしてAIとの共存もできるわけです。
文章に磨きをかけたい。
人に読まれるユニークな発信がしたい。
って人に、おすすめの
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