3分の力量作品
和:悪いけど私と付き合ったら結婚か他人になるかの2択だけどあなたどっちを選ぶ?
生徒:え…結婚か?他人?え?
和:はい、時間切れ〜あなたと私はもう他人でーす一生話しかけないでくださ〜い
生徒:え、あ…え、井上さん!
和:え、だれ?どちら様?
生徒:あ…すみません…
○○:………………
えっっぐい場面に出くわしてしまった…
教室掃除が終わり僕はクラスのゴミを捨てようと体育館脇に…
そう告白をして他人になるところまで全てゴミを両手に持ちながらみてしまった…
しかしそんなことはどうでもいい
僕は怒っている
なぜか
それは
井上が教室掃除をサボって他人の告白を受けているからだ
─────────────────────
先生:ん?井上は?
○○:カバンはあるから戻ってくるとは思いますけどいません
先生:なら悪いけど教室掃除○○1人でよろしくな
─────────────────────
クソッタレが…クラス40人いるから机の移動とか大変なんだぞ!
あ……目が合ってしまった
○○:どうしよう
和:なにがどうしようなの?
○○:この状況に対して
和:あ、ごみ捨て…
○○:どっかの誰かさんがサボったせいであの教室を1人で掃除したんだぞ?
和:それはごめん、けど見てたならわかるでしょ?私モテるの♡
○○:そして何人もの男が他人になる笑
和:だってみんなマウント取りたいだけなんだもん
○○:なるほどね〜井上が彼女なんだぞステータスが欲しいわけだ
和:ま、私モテるから?
○○:それじゃあモテる井上さんよ
和:なに?
○○:ごみ捨てよろしく〜
和:はぁ?ここまで来たならあんたが捨てなさいよ!
○○:なんでよごみ捨てくらいやれよ!
和:人のプライバシー侵害して!
○○:何を言ってるか分からないけど勝手に告白されてプライバシーなんて糞なものはありません、だから捨てろ
和:じ、じゃあ…2人で捨てよ♡
○○:先生に掃除サボってしまいにはごみ捨ても拒否ったってチクるぞ
和:卑怯者!
○○:答えは決まったね〜んじゃお先に〜
和:あ、ほんとに…ねぇ待ってよ〜
クラス、そして学校のマドンナとか言う割には面倒くさくて正直なんでモテてるのか分からない
和:○○!
○○:あ、やっと来た
和:ずるいよ!先に帰るなんて!
○○:だっていつもの待ち合わせ場所に来てって言ったのは和だろ?
和:それはそうだけど…
○○:つーかなんで告白されてんのよ、いつも断るだけなんだからさ
和:だって私かわいいからさ?しょうがないじゃん♡
○○:なら俺達も他人だね〜
和:待って待って!な、なんでよ…なんでそんな事言うのよ……
○○:冗談じゃん
和:ならそんな事言わないで!結婚するんでしょ?
そう僕と和は結婚するらしい
僕は知らないけど
………………あ
一応和とカップルさせてもらってます
和:ぶ〜…って言うか○○って変だよね
○○:本気で別れよっか?
和:最後まで話を聞いてよ!
○○:なによ
和:なんで言いふらさないの?
○○:付き合ってることを?
和:そう
○○:誰に言いふらせばいいの?別に2人だけで幸せなら良くない?
和:私なら仲のいい友達に言っちゃうな〜
○○:なんか何言いたいか分からないからめんどくさい
和:と、とりあえず○○の事が大好きってこと!
○○:ならいいじゃん帰ろ?
和:うん!
○○:あ、そういえば先生が明日和1人で教室掃除!って怒ってたから頑張れよ
和:え!手伝ってくれないの?
○○:うん、俺一人でやったから同じ苦しみを味わいやがれ
和:くっ…なんて彼氏なの…
○○:けどそんな俺が?
和:えへへ…好き♡
○○:変わってんねぇ〜…
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