【次世代龍覇】地雷部-log俺デッキフィーチャー#14 パラレルは終わらない!”あのカード”と組み合わせて気持ちよ~く遊んじゃいましょ~よ!!!【サブルートもあるよ】
前置き
冬もあけ、だんだんと春になっていきます今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
末法と申します。以後お見知りおきを。
久しくも珍しくも、文体を変えてのスタートとなります。いやぁ、前からどれだけ記事のブランクが空いたのだろう……。
さて、早速ではございますが、皆さん「裏の章 パラレルマスターズ」はもう遊びつくしましたでしょうか。
未来から、過去から、現在から、果ては別の世界から色々なパラレルを体感したことだと思います。かくいう私もその一人でございます。
今回はそんな、パラレルマスターズの「あの双子」に焦点をあててみようと思います。
今回の主役
5マナの光文明、火文明2色を持った新規のドラグナーのクリーチャーです。グラッサちゃん(?)の膝に貼られてある絆創膏が個人的に好きなのですが、分かってくれる方いませんかね。
この子らの能力である、
・自軍を全てスピードアタッカーにする。
・相手が自身のターン中に召喚以外の方法でクリーチャーを出してくるときに、代わりに超次元送り。
・破壊されたときにコスト6以下の火のウェポンを超次元ゾーンから出す。
どれもかなり強いです。詳しい解説は後述するデッキ紹介、採用カード解説の方にて。
肝心なのはここからです。この子らをどう活かすか、ですね。
味方にSAバフ、相手へのメタ、破壊しても保証される強力な効果。
能力の恩恵を全て受けられるクリーチャーといえば、あのカードしかいませんね!デュエマに詳しい皆さんならもうご存じかと思われます。
語るまでもないかと思いましたが、一応カードを載っけておきますね。かわいいので。
登場時と殴る時に山札の一番上がコスト5以下のクリーチャーか呪文であればタダで使える捲りカード。
何気にこの手のコンセプトに珍しい「メタをすり抜ける」点がなかなかにエッチで好きなんですよね。
ここで少なからずヤジが聞こえてきました。
―はい。
「スピードアタッカーを付けるなら《その子供、可憐につき》でいいだろ!」
「コスト5でバルガアリタにメタで任せるのは流石に遅すぎだろ!」
「いたいけな子供とタコにドラゴンくっつけたみたいなナリをしたやつを一緒に組ませるな!」
否の論が絶賛飛び交っております。
確かに、バルガ・アリタに対する可憐への依存度ってかなり高いんですよね。
ラッカ(光水火)の組み合わせであれば、よほどの理由がない限り入らないなんてことはないです。
その主な理由として、・バルガアリタをちゃんとすぐ殴れるようにできる。
・バルガアリタ自身からちゃんと出すことができる。
・《勇聖 アールイ-2》のpig(破壊された、バトルゾーンから離れた際に働く能力)から出すことのできる軽量クリーチャーである。
・相手の雑な攻撃を咎められる。
・【バルガ・アリタ】というアーキタイプであれば、3ターン目に手打ちしても大体上に書いた仕事をしっかりしてくれるので十分相手に圧力をかけることができる。
などなど、いろんな仕事をこなしてくれるいい子ちゃんです。
上に書いたことの大半は【バルガ・アリタ】に限らず、少しだけ毛色が似ている【ラッカ鬼羅.Star】にも同じことが言えるのではないでしょうか。
そういった可憐は、今回の主役であるグラッサ&タレットよりも小回りが利いて便利なカードです。正直言って、オリジナルなら普通に可憐入れたほうがいいです。
それでは、また今度。
ちょっと待ってください。
さすがにここで終わりませんとも。ええ、もう少しばかりお付き合いください。
可憐を肯定して終わったままでは、前回論じた「ラッカでの【バルガ・アリタ】は【ラッカ鬼羅.Star】の劣化版」という残酷な現実に行き詰って身も蓋もなくなってしまいます。
ご安心ください。グラッサ&タレットにもちゃんと可憐より勝っている点は確かに存在します。
彼らがどのような活躍をしてくれるかは、次のデッキ紹介が教えてくれます。
デッキ紹介
グラッサ&タレット、バルガ・アリタを主軸に据えるため、色の組み合わせはラッカカラーに。
前回にひき続き《蒼狼の大王 イザナギテラス》、《無法 アリス-1》、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》のいつものメンバーに加え、グラッサ&タレットなどラッカならではの目新しいメンバーも採用いたしました。
超次元ゾーンはグラッサ&タレットの可動性を高くするために《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》以外のカードは全てドラグハートウェポンにしてあります。
やはりグラッサ&タレットの特異性は「好きなクリーチャーに好きなドラグハートをつけられる点」にあります。
デッキ外からカードを1つでも持ってくるだけで爆発性が増すこのカードゲーム。 ちょこんと動かすだけで過剰打点を相手にぶち込む事など容易に起こりうるものです。
個別での詳細なカード解説の方は下にて書かせていただきます。
採用カード解説
こちらでは、「どんな理由で入れたのか」、「実際に回してみてどういった動きを見せてくれるのか」を各カードごとに書いていきます。
分かりやすく飲み込んでもらえるように、大まかな役割ごとにカードを区分けして解説していきます。
どういった分け方をするのかというと、以下のように分けていきます。
今回の主役
・・・《次世代龍覇 グラッサ&タレット》、《紅封混成 バルガ・アリタ》
主役を立たせるための裏方
・・・《無法 アリス-1》、《勇聖 アールイ-2》、《電勇 マグナス-2》
万が一主役が来なくても活躍できるサブルート
・・・《爆龍覇 ヒビキ》、《龍覇 ラブエース》
他と組み合わせることによって活躍が広がるコンボカード
・・・《蒼狼の大王 イザナギテラス》、《緊急再誕》、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》
超次元(こちらに関してはよく使うカードのみの解説とさせていただきます。)
・・・《爆熱剣 バトライ刃》、《銀河大剣 ガイハート》、《無敵王剣 ギガハート》、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》
なお、今回は通常カードは全て4枚採用のため、枚数に関する説明は省かせていただきます。
主役
バルガ・アリタから出せる!そんでバルガ・アリタお代わりできる!でもスピードアタッカーつけるなら可憐でいいや!!→ほんとに可憐でいいのか?????から始まったこの記事。当然彼らにも面白い動きはありました。
仮にポン置きしてターンを渡しても、相手は十分苦しんでくれます。何せコイツだけを除去しても、横に何かいたらそいつが強くなっちゃうわけですからね。
破壊時のウェポンですが、
さらなる展開をしたい!
→ギガハートやバトライ刃クリーチャーにスピードアタッカーをつけたい!
→ガイハート詰めて攻撃したいけど少し心許ない。
→《無敵剣 プロト・ギガハート》
といった感じで、やはり、実質的にゲーム外から好きな効果をつけることができるわけで、除去されたら終わり、の可憐と違ってこちらは破壊されても仕事をするわけです。
また、グラッサ&タレットは可憐と違い、味方に無条件にスピードアタッカーを配るので、バルガ・アリタで捲れた後続もどんどん攻撃に参加させることができます。そこも比較ポイントでしょうか。
語ることは結構前回の方に書いたので、あまり書くことはないんですよね。
なので『CivilizationVI』においての最強文明、日本の解説をしていきたいと思います。
日本
まず文明の特性である「明治維新」。こちらはどの区域でも隣接ボーナスといった、区域を隣り合わせることによるボーナスの数が+1になります。
わからない方は「自分のクリーチャーの数だけ、自分のクリーチャー全てのパワーを無条件に+1000してくれる。」と考えてください。
さらに今作の指導者である北条時宗の特性「神風」によって聖地、兵営、劇場の建設コストが半分になります。
これらはそれぞれ宗教勝利、軍事勝利、文化勝利それぞれの勝利に向けて手伝ってくれる区域です。
わからない方は「光、火、自然文明のカードのコストを半分にする。」っていう感覚で伝えればわかりますかね。
つまり特定の立てやすい区域をスパム(とにかくたくさん建てること)して好きな勝利条件の区域に隣接ボーナスのバフを乗せまくり、出力の差を他文明より圧倒的につけて勝つ気持ちよいプレイの仕方ができるわけです。
他にも書きたい点はありますが、今書いたところだけでも、どんな勝利条件も難なく達成できる万能な文明であると分かるでしょう。
皆さんも『CivilizationVI』を買って日本でプレイしましょう。Switchでも売ってますよ。(Amazonで¥4,580でした。Steamだと定期的に叩き売りが行われますのでその時に購入するのが吉です。)
裏方
バルガアリタいるところにコイツあり。といったところですね。
何回も言っている気がしますが、《ブレイン・ストーム》をバルガ・アリタの起動前に0コストで打てるのはかなり革命です。
イラスト見て目が曇って、能力を見て目が輝いて、情緒ループ覚醒ですわほんと。
惜しむらくはこの1000という貧弱なパワーなのですが、まあどっちにしろ破壊して初めて価値が生まれるカードなのでトントンといったところでしょうか。
ラッカで使うならコイツが選択肢に真っ先に入るくらいには、本当に優秀なカードです。
自壊して好きな軽量クリーチャーを出せるので、バルガ・アリタの出た時の出力だけでは物足りない、と思ったときにこの子が助けてくれる場面が何回か存在しました。
言い換えれば、破壊されても最低で一回の盤面での保証があるので、雑に攻撃しに行っても問題ないということです。偉いねぇ~。
アールイ、アリスだけではササゲ―ルとしては少し不安定かなと思い採用しました。 種族についても書きたいのですが、詳しくは後程。
デッキ外カードを扱うフォーマットであるアドバンスに足を突っ込む以上、ガチであれカジュアルであれ、あるカードをケアできる分にはケアしなければいけません。
コイツです。
コイツが立っているだけでバルガアリタが準バニラになると同時に、今回はドラグハートやサイキックも使うので、超次元含むデッキ48枚中の12枚、ゲーム中自分が使うカードの1/4が機能不全に陥ります。
ならばせめて、マグナスによるササゲ―ルや後述する《緊急再誕》でとこしえをぶっ飛ばしちゃおうというのが今回のたくらみです。
「コスト4以下のカード」という範囲はかなり広く、メタカードであれば《異端流し オニカマス》と《モモキング -旅丸-》以外はほぼどかすことができます。
サブルート
ここでサブルートに彼女を紹介するのですが、このデッキにおいてのサブルートは何なのかをついでに解説していきます。
ずばり、「バトライ刃で囲って殴る」ルートです。
ヒビキの相棒にもなりつつある《爆熱剣 バトライ刃》、こちら全盛期の【ドラグナー】を回していた方ならご存じかと思いますが、なんと進化じゃないヒューマノイドも対象になっております。
これが、マグナスを性能だけでなく種族にも着目して採用している所以ですね。(それでもヒューマノイドでもドラゴンでもないアリスを採用している理由は、まあ単純にバルガアリタ入れるなら仕組む効果が強いからですね。)
今回の場合、グラッサ&タレットもヒューマノイドなので、バトライ閣で捲れたヒューマノイドもスピードアタッカーになって殴ることができ、
ヒューマノイドが殴る。
バトライ閣の効果で山札の上からドラゴンかヒューマノイドが捲れる。
グラッサ&タレットがいる状況であれば1.に戻る。ドラゴンが出た場合、2回目であれば龍解し、4.に移る。
バトライ武神でゲームを終わらせる。
といった筋で、バルガ・アリタが来なかったとしてもドラグナー主軸のルートにシフトチェンジできます。
シンプルにバルガ・アリタから捲れてもプロトギガハートを装備するだけで相手のシールドを詰めて攻撃していく分には十分な性能です。
同じくバトライ刃を建てられるカードですね。コイツの場合、出してすぐバトライ閣に龍解できるので、1ターンの猶予を与えてしまう点に目をつぶれば、かなり強い出力を保証してくれるカードです。
個人的にはアールイのササゲール後のpigに出すのがオススメです。
1ターン与えてしまうことに変わりはないので、出したターンでゲームを終わらせられないと判断した場合は、バルガ・アリタと一緒にバトライ閣を建ててどっしりと構えましょう。
コンボカード
バルガ・アリタやバトライ閣で射出したり、アールイ-2から出すとニッコリできるカードです。
後述する《緊急再誕》や《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を打ってどんどん盾を割ったり面を広げたりしましょう。特に緊急再誕をすでに持っている場合は転生先をサーチできるのも○です。
このクリーチャーもドラゴンではあるので、メインステップに出しておくと、バトライ閣の龍解条件を達成しやすくなります。出せるなら出しておくのがお得です。
グラッサ&タレットを能動的に割って好きなクリーチャーにウェポンを装備させましょう。
互換カードとして《イセカイ・プログラム》、《フォース・アゲイン》などがあげられますが、どちらもイザナギテラスから唱えることができず、増やそうとしてもバトライ刃のバリューが下がってしまうため、自壊するカードはこれ一種のみとなりました。
グラッサ&タレットだけじゃなくても、EXライフを持っているバルガ・アリタ、pigを持っている各種ディスタスなど、割る対象は他にもあるので状況に応じて柔軟に使っていきましょう。
最強です。
まじで最強カードです。世間では《生命と大地と轟破の決断》がプレ殿に行くだろうなあと思ってますが僕はコイツこそマジでやべえんじゃないかって思ってます。でも使います。4枚使えるので。
シータカラーで構築した前回の 【バルガ・アリタ】はスピードアタッカーであるクリーチャーがたくさんいたのですが、今回はグラッサ&タレットに味方の召喚酔いをはがす行為を依存させていますので、それを緩和させるための役割でもあります。
ラブエースにスピードアタッカーをつけたり、ヒビキに二回攻撃をつけたりと、バルガ・アリタ以外にもつけて恩恵の得られるクリーチャーはそこそこいます。状況に応じて以下略。
超次元
上に書いたサブルートでも紹介したのですが、連ヒューマノイドのキーカードとして必須級の強さを誇ります。
ヒビキで早期に並べるもよし、ラブエースでどっしりと構えて次ターンで終わらせるもよし。どっちに転んでも強いので、さすがは殿堂カードといったところでしょうか。
4枚入れたいのですが、法によって裁かれてしまうので1枚のみの採用になってます。
無難にいれて強いドラグハート1号。殴るデッキなら尚更ですね。
こちらと後述するギガハート、あとここには紹介されないのですが、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》、この3種類はグラッサ&タレットからのみ出すことができます。そこは注意しましょう。
除去されにくい打点を生成したいなぁ…と思ったときに付けると◎です。
無難に入れて強いドラグハート2号……ではないですね。さすがに入れるデッキを選びます。
おあつらえ向きにグラッサ&タレットから出せといっているようなものなので、お言葉に甘えて入れましょう。何気に疑似的なアンタッチャブルなので龍解させるのを意識して殴っていきたいところ。
攻撃時及び、選ばれたときに出すドラグハートはバトライ武神がベストですね。後続を出しまくってどんどん気持ちよくなること間違いなしです。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》
グラッサ&タレットと同じ弾に収録されたサイキッククリーチャーですね。発表された時は界隈を大いに騒がせていたのを覚えています。
画像にある通り、このデッキでは主にドギラゴンXの方を使います。
やはりなんだかんだ言って無から3打点が生えるのはかなり強いですし、超次元に入っているだけで相手はその恐怖に怯えなきゃいけなくなります。
バルガ・アリタから横に何か増やして3点パンチをぶちかましましょう。飛びますよ。
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
こちらのデッキ、ある程度のリストは固定されているのですが、使う人によって細部のチューニングが可能なんじゃないかなと思っております。
是非一度遊んでみて、自分なりのアレンジをされてみてはいかがでしょうか!
それでは、また今度。