ジロ・デ・イタリア2024 第1ステージ事前妄……予想
難しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
開幕ステージにも関わらずいきなり2級山岳、おまけにゴール直前には1km、平均勾配10%、最大勾配16%の謎の出っ張り。流石にピュアスプリンターには厳しいだろう。最後の激坂に関してはフランドルクラシックに強い選手なら超えられる気もする。代表例はクリストフ・ラポルト、ジョナサン・ミラン、ビニアム・ギルマイといったところか。
しかしライバルチームは彼らを黙って見過ごすのかと言われると、そうは思えない。怪物ポガチャル擁するUAE、万能男ナルバエスのいるイネオス、ロマンディで登り、スプリントの両面で強さを見せつけたヴェンドラーメを連れてきたデカトロン。これらのチームが2級からペースを上げた場合、上記3人であっても厳しいレース展開になる。一方で総合成績を目的に来ている3チームが、山頂フィニッシュを明日に控えてなお今日の1勝にこだわるか?と言われると、正直なんとも言えない。ポガチャルだけは普通にやりかねない。UAEが、とかじゃなくてあいつだけ。
しかし2つの登りに適応でき、しかも小集団スプリントやフィニッシュまでのテクニカルな下りではプロトン屈指の強さを持った、1勝をもぎ取りたい男に一人だけ心当たりがある。ウルフパックの筆頭オオカミ、世界選手権2連覇男。そう、ジュリアン・アラフィリップである。春のクラシックで膝を骨折したまま走っていたことから、コンディションに対しての懸念はある。しかしジロ総合6位の実績があるヤン・ヒルトとアルデンヌクラシックも走れるクライマー、マウリ・ファンセヴェナントをアシストに、クイックステップがレースを動かしてくる可能性は大いにあるといえる。
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