あの世から来た父たちの金言
慈恩保の最新刊、「あの世から来た父たちの金言」が発売しました!
先の見えない不安な時代。こんな時だからこそ大切にしたいことがある。ベストセラー「神様より」著者慈恩保が贈る、今こそ伝えたいこの世の真実!人生、何が大切で、何が必要なのか。どう生きればいいのか。明日を見失いつつある人を救う、究極の自己啓発書!
はたしてフィクションなのか、ノンフィクションなのか?!それはこの本を読むあなた次第。主人公と一緒に不思議な一週間をお愉しみ下さい!
本当なんです。どうの昔に死んだ人たちと一週間会ってたんです。でも、大抵の人は否定すると思います。それは分かっています。でも、どれだけ否定されても私の中では真実ですし、それでもこの話を語る価値はあると思うんです。仕事、お金、将来の不安、どん底で私を救ったあの世の人たちの金言を、不思議な一週間を……。
※ 金言:まるで金のように価値のある言葉
「あの世はあるのか?」「死後の世界はあるのか?」「人はなぜ生きているのか?」「自分とは何なのか?」誰もが一度は考えるこの世の最大の謎。スピリチュアル、悟り、色んな本を読んでも学んでも、理解は深まるどころか混乱するばかり。そもそもどうして真理を追求したのか。それは、人並みに生きたいから。それが私の純粋な気持ちでした。
主人公は「成功したい」「お金持ちになりたい」「豊かになりたい」と切に願う四十代の非正規社員。ある日彼は限界が来て、「お父さん!」と泣き叫びます。すると彼の目の前に、三年前に死んだはずの父親が。それから父親の誘導で不思議な体験が始まります。とうの昔に死んだはずの人たちとの不思議な対話。その一週間の模様を読者は主人公と一緒に体験できます。
自己啓発系でもあり、スピリチュアルでもあり、悟りを促す本でもあります。より自己探求を深めたい人にはたいへんオススメの本です。それでは、非日常的な一週間を、ユーモアのセンスはいまいちですが、根は明るく真面目でもあり、感性が豊かな人間くさい主人公と一緒に、不思議な世界を心ゆくまでお愉しみ下さい。
裏話
・この本を書くにあたり、一つのストーリーを書き上げました。それを削って削って半分くらいにしたのがこの作品です。
・この本の編集作業をしている時、これは明らかに父親の導きだろうと思われるエピソードがありました。それまで一度も夫(私の父親)の夢を見たことがなかったという母親が、三日連続夢を見たと言うのです。その後妹家族も交えて集まるのですが、実に五、六年ぶりでした。ご縁をいまだに紡いでくれる父親に感謝でしかありません。
・この本に祖父母が登場しますが、生前祖母は、意外とケチだったとか。逆にお金を太っ腹に出すのはめっぽう祖父だったとか。本が完成し終わってから母親から小耳にした意外なエピソードでした。あらためて本を読み返してみて、「へ~、なるほどね~」と思いました。
・今までの本も編集作業も兼ねて何度も読み直しましたが、この本は今までで一番くらい読みました。面白くて。
・この本がフィクションなのかノンフィクションなのかは、まあ、読んで下さった方々の捉え方次第と言いますか。
・眠ってから見る夢の中で、「これは夢だ」と見破れることがあります。夜中トイレで目が覚めて、また寝て、先ほどの夢の続きを見ることもあります。意図的に夢の中で夢の内容を操作することもできたりします。それらはいつもではありません。時々です。
・過去、幽体離脱を頻繁にしていた頃がありました。この本の内容は、はたしてこれは現実なのか、それとも幻なのか、幻想なのか空想なのか分からない、そういう話でもあります。今までの慈恩保の著書とはまた違った内容だと思います。読んで下さった方が、思い思いに愉しんで頂けましたら幸いです。
・最初の仮タイトルは「本当なんです。あの世から来たんです」でした。金言という言葉は妻が考えてくれたのですが、私の人生で今まで一度も金言という言葉を使ったことが無かったので斬新でした。次回作は「珍言(ちんげん)」なんてどうでしょう?「あの世から来た父たちの珍言」あっけなく却下ですかね?