My story きっかけ編
サポートのお客様から、
「なぜこの仕事を始めようと思ったんですか?」
とよく聞かれます。
今日は、始めようと思ったきっかけについて、
書いてみます。
総合病院勤務時代、
担当になったのが透析センターの栄養指導だったのです。
ある日、透析室で検査結果が思わしくない患者様がいました。
看護師さんがお嫁さんを呼んでくださって、
栄養指導した時のことです。
お嫁さんは
「もう、わけがわかりません…」
と、困り果てていました。
(ウツになる寸前のような感じでした。)
自宅での様子をお聞きすると、
「お母さんは透析食、お父さんは糖尿病食、
子ども達は育ち盛り、私たち夫婦は健康。
毎日3~4種類の食事を作るから、
1日のほとんどが台所に立って、料理をしている…」
という状況でした。
それまで私は、患者さん中心にしか考えてませんでした。
この時初めて、家族の苦労を知って、衝撃を受けたのです。
家での食事療法について、本気で考え直しました。
食事療法が、家族の負担・食費の負担になってはいけない‼︎
って思いました。
そこから、栄養指導への考えをを切り替え、
試行錯誤の日々です。
しかし、病院は患者さんのためにあるのです。
家族…特に『家で料理を作る人』のフォローまでは、
病院ではなかなかできませんでした。
なので、独立して、このサポートを始めましたとさ( ´ ▽ ` )