【解決】windowsターミナルで日本語入力時のフォントサイズがずれる問題
WSL Ubuntu を使う際には windows ターミナル(旧コマンドプロンプト)を利用していて、快活便利でよく使っているのだけれど、二点不満があって、今回その一つが解決したので解決方法をメモします。
解決したのは、windowsターミナルで日本語を入力する際、「インライン変換中のフォントが小さくなる問題」。この状況に「インライン変換」という名前がついていることがわかって、それで検索したところ解決しました。いままでその名前がわからなかったので、結論にたどり着けなかった。
「漢字の変換」の文字と、「いんらいんへんかん」の文字の大きさが違う。確定すると次のように元の大きさに戻るのだけれど、確定する前は僅かにフォントが小さくてすこしイラッとする。
解決方法は、windowsの設定 --> アクセシビリティ --> テキストのサイズ、にて、テキストのサイズを適度にいじる。
私の場合は119%にすると丁度インライン変換の文字の大きさと確定済みの文字の大きさが一致しました。この数字が何に依存するのかは知りません。私の環境では(モニターの解像度が高いため)画面のサイズを150%にしたりしているので、それと関係あるかも。
なお、この修正を行うと他の多くのアプリに影響が出るので注意。最近のアプリはフォントサイズをちゃんといじれるものが多いので、そちらを調整すれば影響は少ないと思うけれど、もし対応していないソフトウェアがあった場合はターミナルを取るかそちらをとるか、になりそう。しばらく使ってみて、影響範囲を確認する必要がある。
ちなみにもう一つの解決できていない方の問題は、いくつかの全角で書きたい文字が半角でしか入力できないこと。例えば「→」や「※」などの文字が全角なのに半角扱いになる。
一番下の「※※※」はインライン変換中なので「※※※」と表示されているけれど、確定すると上の行のように潰れる。
これは、詳しくは知らないのだけれど、文字コードでは半角扱い、フォントは全角幅、という場合に起こるようで、フォントを変えると半角の矢印が表示されたりする。上は UDEV Gothic JPDOCで、下はUDEV Gothic。矢印が半角になっている。なお、「※」はどちらも潰れてしまう。