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あなたは新しいものと古いもの、どっちに価値を感じますか?

「常に最新のものを求める」

あなたはそうじゃないかしれませんが、
この考え方を持った人は多いです。

車はやっぱり新車でしょ
家電の買い替えは常に最新
新築の家を建てるのが目標

ニュースでもよく見ますが、
新型のiPhone発売日の行列。

これは、新しいものを誰よりも早く
手に入れたいという欲求ですよね。


しかし、この考え方のせいで、あなたを
成功から遠ざけているかもしれません。


特に、お金を稼ぐ方法という意味合いでは、
必ずしも『最新』が良いとは限りません。

中には『最新』だから稼げるもの、
そういった局面もあるにはあります。


あるにはあるんですが、ほとんどの場合は
それだけ実績というのが乏しいですから
何が起きるかわかりません。

つまり、リスクになることの方が多いです。


例えば、仮想通貨。

一時期は仮想通貨ブームに乗っかって
大きく稼いだ人も多数いるでしょう。


今急上昇だから買えば上がって儲かる
ビットコインが凄い!


ですがそれと同時に、高値を掴まされて
損をした人も大勢いるでしょう。


仮想通貨にしても、土台にあるのは
『相場』というとても古い仕組みです。

ここがとっても重要です。

根底にある、『相場』という仕組み自体は
何十年も何百年も変化していないんです。

トレードという仕組みの部分になります。
これを知らずに仮想通貨をやっている人が
あまりにも多すぎます。


とりあえず購入したいんで銘柄教えて!
仮想通貨って今買えば儲かるんですよね?


仮想通貨を使って取引するのは全然OK!
ですが、その前に学ばなきゃいけません。

相場でトレードするということを。

むやみやたらに参加してとりあえず買う。
まさに自殺行為です。


基礎のないところに家を建てるようなもの。
基礎がないのに、上物だけ立派にしている。


不易流行


これは、私の大好きな言葉のひとつです。
あなたもご存じのかもしれません。

いつまでも変化しない本質を忘れず、
その中で、時代に合わせて進化させていく
という意味です。


とにかく流行ばかりを追いかけ続けて、
本質的な部分を見ようともしない、
忘れてしまっている人が多い気がします。


お金稼ぎの本質的な部分、仕組みを無視して
安定的に稼げるはずがありません。


AppleにしてもAmazonにしてもGoogleにしても
常に新しいものを世に送り出していますが、
土台、基礎、仕組みは変化していないんです。

ここを理解するのはちょっと難しい。
なぜなら、土台なので外側からは明確に
見えない部分が多すぎからです。


そもそも、新しいものというだけで
価値を感じるのが間違いかもしれません。


世界に目を向けてみると、特にヨーロッパ。
古いものに価値があると思いませんか?

例えば、古い家や古い時計、古い車。
そうした古いものほど価値があるのが
諸外国の考え方です。

その理由は、多くの人に使われてきた、
多くの人に支持されてきたという
れっきとした証拠があるからです。


大事なのは根っこの部分です。
土台、基礎、仕組みなんです。


これは不変なもので、何年も何十年も
何百年も変化することはありません。

私はFXの教材を販売していますが、
先日もこんな質問が来ました。


「他にない新しい手法ですか?」


けっこう来ます。
ここまでご覧いただいたあなたなら
すでにお分かりかと思います。

そのようなご質問は基本的に、
論点がズレているんですよね。

古いということは、それだけ
信頼度が高いということです。

何年、何十年も変わらず使われ続ける
テクニカル指標というのは、なぜ
今も残っているのでしょうか?

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jinya
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