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聴き直しヒット曲#4 アース・ウィンド・アンド・ファイアーのファンタジー
アース・ウィンド・アンド・ファイア(EW&F)は、70年代中頃からヒットを出しつづけた。ファンク・バンドとされたが、いわゆるディスコ・ミュージックとして知られ、そのノリの良い音楽はいまも耳に残っている。
1.きっかけは太陽神のアルバムジャケット
EW&Fが1977年にリリースしたアルバム「太陽神」(All ’N All)のアルバムジャケットは、エジプトのピラミッドの前にそびえる神殿のようなイラスト画が描かれていた。これは当時アメリカ在住の日本人イラストレータの長岡秀星が描いたもの。このジャケットをきっかけにしてEW&Fに注目するようになった。つまり、はじめはジャケ買いだった。
2.やはりファンタジーは名曲
アルバム太陽神で一曲だけ選ぶとすれば「ファンタジー」でしょうとある人に話したら、”それはアメリカではあまり流行らなかった曲ですよ”と返された。セプテンバーやブギーワンダーランドに比べてランキングは低かったそうだが、この曲はEW&Fのレパートリーから外せない曲だと思う。このように思う人はアメリカでも同じような。
たとえば1999年に行われたEW&F Live by Request Concert ではファンタジーがリクエストされているし。
また2019年に行われたケネディセンターのEW&Fトリビュートではシンシア・エリボが歌っている。やはりファンタジーは、EW&Fのコンサートに欠かせない名曲だろう。
3.今年は来日公演が予定されている
EW&Fのリーダーであったモーリスホワイトは2016年に亡くなったが、グループはいまも活動しており2025年4月に8年ぶりとなる来日公演が予定されている。どのようなパフォーマンスを見られるか、楽しみにしている人は多いだろう。
上に載せたのは最近の演奏映像、フィリップベイリー、ヴァーダインホワイト、ラルフジョンソンはいまも活躍している。