統合失調症 病状
これまで経験してきた統合失調症の症状であろう症状を書いてみます。①悪夢にうなされ、現実と夢の境がなくなる②頭の中で声が聞こえ、様々な命令をする。③昼夜逆転をする。④頭が混乱し、活動的な時期と引きこもりを波のように繰り返す。(鬱と躁鬱のような状態) それぞれ一つずつどんな経験であったかを説明していきます。今回は①と②について説明します。
①悪夢にうなされ、現実と夢の境がなくなる。現実と夢のはざまで私の場合、金縛りのようにして寝ているのに頭は起きているように思え幻覚が見えました。その幻覚は悪魔のような暗く険しい表情をしていました。それが高校一年生から22歳ごろまで続き苦しめられてきたと思います。
②頭の中で声が聞こえ命令する。私はこの頭の中の声のことを“かみさま”の声と呼び、その”声”に従って生活してきました。私の頭の中の声は私が希死願望を抱き始めた16歳以降の17歳の時から、聞こえ始めました。私が死のうとするたびに”いいことがあるから、生き続けろ”とか”よくなるから”と言って私を励まし続けてきました。そういう意味では私はこの声によって生かされ続けてきたとも言えるかもしれません。言い換えれば、私は統合失調症という精神病になることによって自分を守ろうとしてきたのかもしれません。そういう意味では私は病気に対して、”これまでありがとう”、”これからもよろしく”言いたいです。
私はこの10年間ほど自分が病気だとも気付くことができず、心がしんどいんだ、何とか頑張ろうと進んできました。自分が病気であるとも気づけないことが統合失調症の怖いところでもあります。自分はまともだ、周りがおかしいんだと思ってきました。その考え方自体も病気であったのかもしれません。次の事項ではまた③、④について説明します。
それでは、またまた風の又三郎
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