リスクの本質を見定める

会社にいる同僚や先輩社員に話を聞いていると皆共通して漠然とした将来へのどうしようもない不安を抱えている。そして、退職していく新入社員に対して「安定した会社員をすぐ辞めるだなんて彼らはお先真っ暗なはず」だと思い違いをしている。

リスクを取るなら早いほうがいい場合だってあるんだよ。

この会社違うな〜って思ったら3年待たずしてすぐ辞めるのは合理的な選択。

会社員=安定収入

確かにそれはそうだが、だから安泰なんだと考えるのはあまりにも目先のお金しか見えてなさすぎるし、短絡的すぎる。

会社員として社畜している時間は何かを犠牲にしているというのを忘れていないか?

機会損失。

つまらない仕事と嫌な人間関係、訳の分からない好きでもない会社組織の慣習に従わなければならないという時間は機会損失に他ならない。いくらお金を稼ぐためとは言えずっとそういう働き方をしていると心も体も疲弊して将来の健康リスクが高まる。

労働に殺されるって話を前にもしたと思うが、今まで積み重なった長年の労働によるストレスは病気の原因になる。

将来なるかもしれない病気に備えるためお金を貯めたり、保険料を支払ったりしているわけだけど、リスクリスクと言って身近なリスクに気づいていない。

自分の人生単位で考えればつまらない仕事と人間関係をずっと我慢して耐えて長い期間働き続けるという生き方をしていると死ぬ間際になって後悔すると思う。

まあ、後悔する暇があればだけど。

毎日仕事で疲れてて何も楽しくない。

この生活を後何年も続けなければならない。

そんなんじゃ、気持ちも下がり続けるし、うつ病になってしまうと一生引きずってしまってもっと悲惨な状況になる。公務員は安定していると言われ、相変わらず人気の職業ではあるけど、その安定神話なんて自分が健康を崩して働けなくなったら終わりなんだよ。

社内で実権を握っている頭の硬い管理職やお局たちが定年退職するまで我慢し続けますか?もしかすると、今度は新入社員との相性が悪くて別の悩みが増えるかもしれない。

今の自分は人生楽しめているか?

もし、今の生活がつまらないと感じているなら5年後、10年後になってもずっとつまらないまま時間だけが過ぎていく。

一時的に職を失って、安定収入を失うことよりも会社人間になって退職と同時に抜け殻のような生活になってしまう方がよっぽど恐ろしいと思う。

将来性のない働き方でずっと消耗し続ける生き方をするのか、何かに挑戦してみるのかで全然変わってくると思う。

準備は必要だけど、退職自体は大したリスクではない。

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人生楽太郎
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