フラリーマンの気持ち
フラリーマンという言葉は一時期ネットニュースとかで話題になっていてアベプラとかでも取り上げられていたのを観たことがある。かなり闇の深い問題だと個人的には思うな。
皮肉なことにサラリーマンになった今でこそ何となく家に帰りたくない会社にいるほうが気楽だと考える気持ちもわからなくはない。まあ、会社で働くのは嫌だけどな。
結局の所一緒に暮らしている同居人との相性が悪いから家に帰りたくないんだと思う。例えば毎日、口うるさい嫁さんや生意気な自分の子、家族のために嫌な仕事を我慢して働きに行っているのに感謝すらしない。自分がどんな思いで毎日ストレスを抱えながら職場で働いているのかは自分にしかわからない。
でも、旦那さんは日々仕事ばかりしているから家族の気持ちもどんどん離れていくのかもしれない。会社なんて個人的な家庭事情なんてお構いなしに転勤命令下してくるから。ある意味、仕事が原因で家庭崩壊している。このように家庭に居場所がなく、一人の時間が欲しいから仕事が終わっているのに無駄に残業したり、家に帰らずフラフラと町中をさまよう。
フラリーマンの人たちを見ていて思ったのが結婚するのが幸せとは限らんということだ。ひとり時間を確保しづらくなるし老いるまで仕事と家族で殆どの時間を占められてしまう。
ちなみに私は実家暮らしの独身だから既婚者の気持ちなんてわからないが、仕事で疲れて帰ってきているのに家で身内がギャーギャーうるさく喚いていたらストレスが溜まるのはよく分かる。休日ぐらい心穏やかに過ごさせてくれよと思ってもなかなかそういうわけにはいかない。
特に忙しない性格の人が家族の中にいると常に忙しくうるさく騒ぎながらこちらの安眠妨害や穏やかな日常を破壊してくる。私にとって一番相性の悪い相手はうるさくて忙しない人。いちいち口うるさく文句言われたり指図してくるのは会社の上司だけで十分なんだよ。会社ですらも言われたくないっていうのに家庭の中で言われたらたまったもんじゃない。
会社にも家にも上司みたいなやつがいたら嫌だ。
自分の行動にいちいちケチを付けて何かしら指図してくるのは不愉快でしかない。
既婚者であろうと独身であろうと誰しも必ず自分だけの時間って絶対に必要だと思う。ずっと四六時中誰かと一緒に居続けると息が詰まる。自分の部屋を持つだとか一人で旅行して時間を確保するなど創意工夫がいる。
家事、洗濯、料理を自分の代わりにやってくれるおかげで自由時間を確保でくるんだけどたまには自分でやりたいって思う時がある。
孤独な時間を作るためにも定期的に旅行するか。