定年まで同じ会社勤め前提には無理がある。
私の周囲にいる社畜たちは結構未だに定年まで同じ会社勤め前提で考えている人は多い。その光景にいつも驚かされる。そう考えることがいかに不毛で無知で理不尽であるかを解説していこう。
まず、そう考えている人たちも定年まで勤めた末路というのは知っているはずだ。
会社組織にとって定年を過ぎた老人は用済み。
働けない奴隷はいらない。
再雇用という制度はもっとも残酷だと思う。
一応、ルール上社員が望んだら定年すぎても働かせるけど本当は早く辞めてほしいんだよな〜というのが会社側の本音。それを分かりつつも他に行く宛はないし就活してまた一から人間関係構築するのも面倒だ。こう考える人がほとんど。
定年まで同じ組織にフルコミットし続けて男性老人たちに行き場はない。ここでなぜあえて男性という言葉を付け加えたのか?それは男女で大きな老後の違いがあるからだ。
多少、人によって違いはあるかもしれないが、一般論で言えば男よりも女の方が老後は充実しているし新しい人間関係を構築するのが上手い。要するにコミュニュケーションを取るのに長けていると言える。たとえ、世代が違っていたとしても。最近の若い奴らは何を考えているのかわからん。このセリフは老害男性がよく言う。そうやって相手とコミュニケーション取ることを諦めてしまう。
男は縦社会、女は横社会。
女性の社会進出はだいぶ増えてきたとはいえ、まだまだこの名残は強い。そもそも生き物としての特徴なのかもしれない。特に観察していて思うのが彼女らは明らかに男よりも寿命も長いし、老後が充実している。
確かに会社では出世コースからは外されがちではあるが、人生の充実度は高い。家庭やプライベートを優先しやすいから。
一番やばいのは権威主義者の男。
縦社会を生きていると変にプライドが高くなってしまって老後悲惨なことになる。何の肩書もない偉そうな老人に誰が構ってくれる?
色んな考え方に触れることができないから頭でっかちになるリスクが有る。
そして、金銭的な面も考えてみよう。
もしかして、今の勤め先は年功序列ですか?
だとすると、あなたの生涯で稼げる給料はもう決まっている。夢のない話だが、どんなに週5日労働、一日8時間以上身を粉にして働き続けても給料は低いまま。その環境に居続ける限り。
まあ、もしかしたら転職したら年収下がるかもしれないし、今が一番待遇が良いかもしれない。でも、貴重な時間を失い続ける。年収は増やせなくても自由時間を増やすことは可能だ。単純に労働時間を減らせばいいのだから。
今の状況を客観視して、自分が何に対して運命を委ねているのか自覚すべきだ。今の勤め先や正社員という待遇あなたが一生の時間をかけてまで続ける価値があるのか得られるリターンがあるのかどうか今一度よく考えてみてくれ。
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