閉鎖的な村社会では会話そのものが苦痛
勤め先が大手企業だとして数年単位で頻繁に部署異動があるなら相性の悪い相手がいたとしても数年の我慢で済む。
人間関係がリセットされるから。
反対に中小零細企業や異動のない部署で勤めていたとしたらその環境はマジで村社会になる。社内にいる上司やお局達は隅々まで余すところ無く周囲の人間の情報を収集しようとする。休日何をしていたのか?とかプライベートな環境や過ごし方まで把握してこようとするのかなかなか環境的にキツイ。
たぶん、私は閉鎖的な村社会では生きていけないと思う。
必要以上に干渉されるのはマジで嫌いだから。
聞くだけだったらまだしもいちいち否定してきたり余計な一言や求めてもいない助言を大して好きでもないむしろ嫌な職場の人間にされちゃうと流石にイラッと来てしまう。
そういう展開があらかじめ予想できてしまうから、避けようとして無言を貫くようになるんだよ。あいつは全然喋らないし、情報を与えないから周りは不機嫌になるが私はそれで構わない。
プライベートネタを提供したところで給料上がるわけじゃあるまいし、何のメリットもない。下手に旅行したなんて話すとお土産買うことになるから面倒だし。
おい、つまんねえからなんか話せよ〜と遠回しに言われているみたいでとても嫌なんですよ。
コミュニケーション能力と言われるが、実態としては会社て立場や権力が上の人間に対してご機嫌取りができるかどうかがその正体です。
今の時代はセクハラ・パワハラに対して厳しくなったからだいぶ労働環境はましになったとはいえ依然としてその傾向は根強い。
いつも思うんだけど、なぜ部下が上司のご機嫌取りなんかしないといけないわけ?自分の機嫌は自分で取ってくれよ。オジサンがただこねる子どもみたいなこと言っても全然可愛くねえぞ。
結局、こういう風になってしまう原因ってその閉鎖的な社会しか知らないからなんだと思う。会社以外にたくさん充実した人付き合いがあって熱中できる趣味や別の収入源があれば心に余裕が生まれて自分の思い通りにならない他人に対していちいち苛つくこともなくなる。
一つの会社での労働と人間関係だけで自分の人生を完結させてしまうのははっきり言って世間知らずにも程がある。
それしか知らないのに社会人としての常識が〜とか言わないでください。
会社はキャバクラやホストクラブではない。
立場や役職が上だからといってご機嫌取りしてもらえるような場所ではないのだ。そんなに仲良くなりたいなら少しでも自分から歩み寄る姿勢を見せたりしつこくなりすぎないように気をつけるべきなんだと思う。
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