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労働によるありとあらゆるストレスによってこの国では万病の元になっている。心や体を仕事のせいで病んだり、病気になってしまう人がたくさんいる。
サラリーマンの脳内はおそらく9割方が仕事で埋め尽くされているだろう。 特に中間管理職とかいう重たい責任を背負わされながら何十年と働いていたら土日休みすら会社のことが頭にこべりついて離れなくなる。目の前にいる上司や同僚を見ているとつくづくそう思う。 仕事ばかり考えるのがいい人生だとは到底思えない。
よく年収800万円を超えると幸福度が頭打ちしてそこから年収が増えるごとに幸せを感じづらくなるというデータがあると言われている。 確かに十分くらしていけるだけの金があるのにそれ以上稼いでどうすんだ?ってのはあると思う。そこからは趣味や道楽の領域に入ってくる。稼げば稼ぐほどもっと金が欲しくなり、金を稼ぐことに囚われて縛られている金の亡者も存在する。
私達は学校を卒業し、大抵の場合は就職してフルタイム労働に従事することが普通や常識という認識になっている。人生の夏休みは学生時代までで一旦就職すると60過ぎるまでずっと休みなく働き続ける。 GW、お盆休み、年末年始があるじゃないか?って。 冗談じゃない。 あんなのは私から言わせれば休みのうちに入らない。 自分で選べない休みなんて休日とは呼ばない。
フルタイム労働で長時間働いているのに毎月の収支がトントンでお金が手元に殆ど残らない。信じられない話だが、逆に収支がマイナスになって貯蓄がすり減っていく人も要るらしい。 肉体的コスト、精神的コストという多大なる犠牲を払って更に稼いだ給料を無駄遣いしてる人達がいる。 本当に何のために働いているのか?
日本国内にも色んな会社があって、中には効率的なおかつ合理的なビジネスモデルで働いている社員も生き生きとしているやりがいのある環境も存在してるのは知ってる。 ただ、私の体感ではそんな会社は少数派で殆どのJTCとやらは非効率で無駄なことばかりしている。だから、日本経済はここ数十年ずっと低迷し続けているんだと思う。 私達のご先祖様が残してくれた遺産をひたすら食い潰し続けている自堕落なドラ息子みたいなイメージかな。親が偉大すぎてグレちゃったのかな?
私が日々感じている強い違和感の正体はこれだ! 定年まで労働中心の生活で休み無くずっと永遠に働き続けて定年後は働かないで悠々自適な生活を送ることを夢見てる人が多いけど、若いうちにできなければその先もずっと永遠にできないかもしれないぞ? 今まで楽しめなかったのに老後になっていきなり人生を充実させることができるだろうか?
セミリタイア生活やFIRE系のユーチューブ動画を観ているとこんなテーマに就いて話されているのが見つかる。 FIRE生活の破綻。 脱サラして安定収入が途絶えて金銭的にFIRE生活が続けられなくなって再就職するとか、特に一番言われがちなのがやることなさすぎて暇すぎる問題。 特に退職後の元サラリーマンが陥りがちな現象だと思う。