スーツに見える作業着 「workwearsuit」

企業ホームページ https://www.workwearsuit.com

「若者受けするスーツのようなスタイルで作業はできないか」という、女性社員の発言が開発のきっかけ。「作業着で出勤するのが恥ずかしい」「デートの日は退社前に全身着替えなくてはならない」といった社内作業員の意見や、「工事の際に身だしなみや話し方が粗雑な作業員が宅内に入って来るのは怖い」という女性客の声が多いこともあり、イメージ改善のために「スーツ型作業着」の発想が生まれたといいます。

 清掃・設備・建設業界で人手不足が問題となっていることもあって、開発が進められることになりました。同社が業界の総務・人事および転職・就職活動中の人を対象に調査を行ったところ、約7割が「現場社員が着用する作業着はネガティブなイメージを連想させる」と回答。これを受けて、作業着が「きつい・汚い・格好悪い・身だしなみが悪い」といった業界のマイナスイメージに影響しているとの考えから、WORK WEAR SUITは完成に至りました。

■洗えるスーツの素材・・・

・生地がウール50%+ポリエステル50%の配合率
・型崩れ防止や縮みにくい特殊加工がある
・通常よりも頑丈に縫製がされている

■メリット

・自宅や出先で自分で洗えるためクリーニング代の節約になる

・汗や臭いが気軽に落とせ清潔で、消臭スプレー代などの維持費の削減になる

・シワを簡単に伸ばすことができ、アイロンの手間が省ける

■デメリット

・素材のポリエステル配合率が高いため、ウール100%に比べ見た目が少し安っぽく見える事がある

・柔らかなウール100%に比べ生地が固く、着心地の面で劣ってしまう