ストにおけるレディースデーについて
個人的には否定的かもしれません。
なぜならストリップ で特に女性をターゲットにする意義があまり見出せないので。
以前にもこのノートで書きましたが、そもそも世間一般におけるスト客は圧倒的に少なく、そこでの男女差は誤差の範囲だと思います。むしろストへのハードルは、男性の方が高いと個人的には思います。それはストの歴史や社会的存在感ゆえで、一般的に男性向け風俗という認識が根強いと思います。その点、女性の方がある意味同性の女性美とした違った好意的な視点で捉えてくれやすいかと思います。
それと以前に比べると、女性も男性と同じように働き、経済的にも自立している人が増えてきているように思います。女性も働くことが当たり前の世の中となり、ある程度自由に使えるお金を持っていると考えられます。そして、そのような人たちは、自分の欲求を満たしてくれるかどうかが大切であって、あまり金額を重要視していないように思います。例えば、私の周りの女性と一緒にランチへ行くと、お店の雰囲気が良く美味しければ、わりと値段を気にしません。また洋服やエステなどにも、それに見合うだけの価値があると感じれば、惜しみなくお金を出しているように思います。
今の時代、ストそのものが素敵であれば、簡単にSNSなどで拡散され、その魅力が伝われば、あえてサービスデーなど設定しなくても足を運んでもらえると思います。もっとも、ストはあらゆるエンタメ分野の中でもリーズナブルでコスパは抜群だと思います。
それゆえレディースデーは違和感しか感じません。今や、どのエンタメ分野もレディースデーをなくしてきていますし、おそらく時代的にもそぐわなくなってきていると思います。さらにはマーケティング的にもあまり効果がないのかもしれません。私的には、時代に逆行している動きで、老若男女問わずストファンを増やしたいと考えるならば、逆のメッセージを発してしまっているようにも思います。さらには、自ら時代から取り残されてしまっているエンタメと公言してしまっているようにも感じます。
むしろ、スト誘客の課題は、性別ではなく、一般的な人たちを如何にして劇場へ運んでもらうかだと思います。では、一般的な人たちとはどのような人たちか?その辺も含めて次回書いてみたいと思います。
最後にこれはあくまで私見なので悪しからず。
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