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昨日の夢


実家に荷物を取りに行く夢を見た
相変わらず散らかっていて謎に色んな人が家にいた(あんな狭い部屋にあんなに入るのか?)
寒くなったので長袖を持っていく為に荷造りをしていた

本当にびっくりしたのが母が生き返っていた。
いつものようにこたつの前に座っていた。
誰も亡くなったことには触れず普通に接していた。少しどころかかなり怖いだろ死者が燃やされてるのに生き返るとか…とは考えたが私も普通に接することにした。
母本人はなんだか嬉しそうだったため…
顔色は悪かったが以前より少し表情が穏やかな気がした、昔の母はこんな表情だった気もする
はるか昔すぎてあまり覚えてはいないけど

私が川崎にまた戻るのを知っていた母は優しい口調で「あんた戻ってくる時はいいなさいよ」と笑顔で言ってくれた。また辛くなったら戻っておいでここで待ってるからね、居場所はちゃんとあるんだからねとも言ってくれているような、そんな気がした。私の妄想だが。
でもきっとそう思っていたと思う。
しらんけど。

次の日になったら母は居なくなっていた
近所の母と仲のいいおばさんに不思議な体験をしたわ〜まあまた母のお墓に会いに来てあげてねと話していると、突然母がにょろりんと登場した。猫のように…びっくりするわ

家に帰ってきて駐車場から1番近い中央の入り口からいつものように階段を登ってきたのだ。
ねえこんなの私の日常のワンシーンすぎるよ。
今は流石に実家を出ているけど小さな頃の私は廊下で遊びながらお母さんを待っていてお母さんの車が駐車場に登ってきて、駐車場に車を停め家の方に向かって歩いてくる母に対して私はニコニコの笑顔で走っておかえり!って言いに行ってた
あぁ…なつかしいな。
そんな事を考えたのは束の間
母の体が透けていた。
絵とかでよくある足元透けてる感じのやつ。
まさにアレ(怖さよりちょっと可愛いが勝ってた、私の脳内わりとハッピーなのか…?)

あっこれ本当にもうお別れなんだ。
もうすぐ母はお空に行ってしまう。
私は「今までごめんね、本当にありがとう私頑張るから、愛してたよ」と泣きながら、母の透けた体を引き返せない、この世に戻せないのを分かりながらもっとこの世界にいてよ、そう思いながら抱きしめた。
母も泣きながら抱きしめてくれた。
母がその時言ってくれた言葉はやはり夢だったのであまり覚えてはいない。
でも暖かい言葉を私にくれた、
それは間違い無いと思う。
夢だったがとてもいい夢だった。
私の中の夢でしか無いけど母に愛されていたと思ってもいいのかなとか、帰ってきてもいいんだよって思ってくれてたのは愛だったのかなとか…色々考えてしまう
心から嫌いになれないじゃんか。そんな夢に出てきて優しくするなんて、ずるいよ。
生きてる時に私も言いたかったし、お母さんから大切に思われてる行動されたかったし、愛してるよって言われたかったよ。もっとたくさん抱きしめて欲しかったよ。ごめんねこんなに考えすぎてるからお母さんもしかしたら成仏してないのかな。早くあっち行ってね怖いし危ないから。
私も恵美子(母)が死ぬから毎日死にたくてたまらんけどもしかしたらもっと歳とってからそっちいくかもしれないし、未来はわからんけど、
まあ待っててよ、タバコ辞めたけどさ、
会ったら一緒にタバコ吸おうね約束だよ
産まれなきゃよかった存在かもしれない
少しでも愛してくれてる時期があったなら
私はそれで、幸せです。
今まで迷惑をかけてごめんなさい。
育ててくれてありがとう。また会おうね

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