あなたは変わらなかった。 変わるってよいことなの?
私は物事を始めると、直線的でまっしぐらになります。
他の事は一切頭に入らず完全に自分に没頭してしまいます。
もっと視野を広げてよと言われても
視野を広げようとすると、集中できない自分がいて
なぜかフラストレーションがたまってしまいます。
没頭している時間が心地よいのです。
大多数の人はバランスよく出来ているのに
自分は出来ていない
悲観してしまい
私は悪者だと思ってしまいます。
私の悪癖は視野が狭まった時に依存して
しまうこと、これが周囲や相手の迷惑になっている。
世間からは没頭することに
対して行動を改めなければ
行けないと諭され何回も変わるよう試みたが
上手く行かず。
私の心は虚しさでいっぱいになる。
ダメ人間だと自分に失格の烙印を押す。
どうやら何かに打ち込んでいない自分には
生きている実感が無いらしい。
だから病気だと思うようにしている。
けれども没頭によって
相手や周囲に迷惑をかけている
ことは、自分に負い目があり弱い人間だと何回もこの思考に行き着く。
没頭は果たして本当にダメなのか...。
日常の生活ではダメなのだろう。相手や周囲の
環境もあるから。そして私の悪い癖で
相手の目を見るようになる。
相手の目を見ながら行うと決まって自分の心が
落ち着かない。自分の心を落ち着かせようとするとまた相手の目を見る。相手の目が喜んでいるようであれば、安堵するが心の奥底では、ひきちぎられそうな程、自分のやりたいことへの渇望がみなぎる。
”私は愚かで弱い”
これを思うようになってからだいぶ心が軽くなった。
世間一般に言ういい子でなくなったからだ。
多数の目から離れると不思議なもので
同じような境遇の方々と遭遇することが多くなる。
人は正しいことは知っているが、変われない
どうしようもないことを内に秘めているのだろう。
変われない愚かさや弱さを自分自身が受け入れられたら
受け入れる前に、知ることができたら
どんなに楽に生きられるか。
私はどうしようもない 愚かさや弱さを
補いながら暮らしていきたい。
私の役割は没頭した先にある弱さや愚かさを
補える未来を創ることだからだ。