見出し画像

坂口恭平さんの『生きのびるための事務』『継続するコツ』を読んでなんか考えた。

この本は話題ですか?(いきなり質問から入るスタイル)

黄色でかわいい

アラフォーで3年間お付き合いしていた人とも別れて、生きのびる意欲を失ったけど、親不孝な気がしたから、生きのびたいと思って買ってみた。面白かった。

ここまで書いて気づいた。この本のことじゃなくて、こっちの本のことを書こうとしたのだった↓

継続したい

関心を持った著者の本、買い集めがち。こっちの本の内容だった気がしたが、やっぱり前の本だったような気もしてきた。とにかく、どっちも面白かった。

それですぐに看過されるタイプの私は、いずれかの本にあった、今の24時間の過ごし方と、10年後の理想の24時間の過ごし方を書いてみた。

汚いメモと逆さりんご

ちなみに10年後が二つあるのは、右が清書で左が下書きです。両方下書きにしろってレベルで汚い。

これをやってみてちょっと面白かったのが、10年後でやりたい、と思っている内容を今の私は全然やっていないということだった。そして今やっていることで10年後もやりたいことが一つもないことだった(ただ、このグラフには書いていないけれど、野球は10年後も見続けてもいいような気もしている。ナイター)。

結構、そのことに衝撃を受けた。絵を描く以外は全部、ちょこっとやってみて辞めて、今がある。つまり、続いていない。

それで『継続するコツ』も読んだのだった。今思い出した。
この本の内容を一言でまとめると、続けるという行為と、その行為への評価は全然別ですよ! 才能ないって言われても別にいいじゃん、楽しけりゃ! だと思った(すごい浅い読みかも知らん)。

確かに言われてみれば、私の理想の生活に書いた全ての行為は、やっていると夢中になって時間が経つのも忘れて、って感じの行為ばかりだ。でもお金にはならんから、続けたって・・・という諦めモードでなぜかやめていた。

ところで。私は物欲がない。最低限の支出はこんなラインナップである↓
(これは『生きのびるための事務』の方に書かれていた内容だった。勝手にワークのように自分でもやってみたのだ)

支出
スマホ 3000円
交通費 20000円
保険 1663円
住民税 16192円
社会保険 55000円
奨学金返済 16742円
実家へ入れるお金 35000円
計:147,597円

意外とかかる。

そして今の収入は基本的に教育関係を中心に大体40〜50万だ。
(この計算だと、本当は毎月35万くらい資産が増えるはずなのだが、そんなに増えていない。何に使ってんだ私は。もしくは株が下落しているのか?)

大体今は年収が540万。未来の収入は年収500万くらいに据え置きたい。そんなに儲からなくてもいいや。内訳は教育関係が今はほとんどだが、特に好きでもないので、10年後に継続している好きなこと、たとえば洋裁とか書くこととか絵とか踊りとかで稼げてたら理想だけど、でもそれが目的になると変になる、と坂口さんは言っていた。

私にとってお金は、物欲はそんなにないから、何がなんでも荒稼ぎしたいものではないけれど、他方でやっぱり安心材料になるような気はする。このあたりがやっぱり突き抜けられないものの弱さなのかも知れない。貯められるときに貯めておこう。お金がないと何が不安なのだろう? しかも自分にとって、お金がない、の基準はなんなのだろう? そこそこあるような気がしているのに。

それについては、また別途、考えるとして、本を読んで、自分の一日の時間の使い方を知って、本当におったまげてしまった。こういうことがやりた〜い! とか言っている割に、一時間も割いていないのだもの。ちょっとずつでもやりはじめようと思ったので、私はお盆休みはコロナにかかりながらも、ずっとミシンを踏んでいた。やっぱり楽しい気がしたし、一日の終わりの疲れが心地よかった。これを「継続」していこう。


いいなと思ったら応援しよう!