なぜわたしは、一部上場企業を辞めてフリーランスの占い師になったのか その1
こんにちは!壬萃です。
今日から、タイトルの件
数回に分けて
お話ししていきたいと思います。
わたしは大学を卒業後
一部上場の人材派遣会社に就職し
営業職に配属されました。
仕事の内容は
派遣スタッフの就業先となる
企業への営業活動です。
まずは、飛び込み営業で企業を回って
担当者の方にアポイントを取り付け
信頼関係を築きながら
派遣スタッフの就業先=求人案件を見つけます。
求人案件を受注したら
仕事の内容や求められる人物像を把握し
社内のコーディネーターと情報共有。
コーディネーターがアレンジした
お仕事を希望するスタッフの方とともに
就業先にご案内し、職場見学に同行します。
無事に就業が決まって
スタッフの方が働き始めてからも
定期的に企業を訪問して、
就業先企業とスタッフとの面談を行い
お仕事内容や職場環境の相談に応じたり
契約管理をしたりする…
というものでした。
一つの求人案件に対して
関わる人がたくさんいて
その分一筋縄では行かないことも多く
自分の至らなさにがっかりすることもあり、
本当に大変な仕事だったけれど、
「転職」という
様々な人の人生の節目に向き合うことは
とてもやりがいがありました。
自分が紹介した方が
就業先の条件や環境にピタッとはまって
いきいきと仕事をしている姿を目にすることは
とっても嬉しかったし
働いているスタッフにも、就業先の方々にも、
そして売上が立つことで
社内の人にも感謝されるので
喜びも大きかったです。
そして、責任も伴う分
お給料もたくさんいただいていて(年齢の割には)
物質的には何の不自由もなく暮らしていました。
でも、わたしの中で
いつも消えない3つの思いがあったんです。
それは…
会社ではなく、自分の名前で仕事がしたい
自分の好きなことで人に喜ばれる仕事をしたい
時間や場所に縛られず、自由に働きたい
…という思いでした。
人材派遣会社での仕事は、やりがいこそあれど
自分が本当に好きとは言えない内容でした。
と言うのも、元々、わたしは
カメラマンになりたかったんです。
学生時代は写真を撮るのが好きで
カメラが仕事になったらいいなと思っていました。
ところが、大学4年生になる直前に
カメラマンの修行に挫折。
やむなく就職したのですが、
何かの形で自分を表現する仕事に興味があり
組織に属さず、1人で生きている人に
とても憧れがありました。
当時の仕事は、通勤時間も1時間程度かかり
残業もあって、帰るのはいつも22時以降。
当然疲れが取れません…
朝も帰りも満員電車に揺られながら
へとへとになるまで働いて
会社へ行って帰る毎日に
「一度きりの人生なのに
本当にこれでいいのかなぁ…」
そんな思いを抱えて
車窓に映る自分の疲れた顔を見つめていました。
特に日曜日の夜になると
「明日から仕事か…」
という気持ちになり
なんとなく寂しかったり
この先もずっとこんな忙しい生活なのかな…と
将来のことを漠然と不安に思っていた感覚を
今でも思い出します。
(典型的なサザエさん症候群ですね…)
その後、心理学のセミナーで
自分の人生を見つめ直し、
数年後に結婚します。
結婚と主人の転職に伴い
異動も、職種替えを希望し、採用。
関西から関東へ住んでいる地域も変わり、
とても変化に富んだ日々でした。
毎日の仕事は忙しく
それなりに充実しているけれど
自分の本当にやりたいことをやっていない感覚が
ずっとあって…
モヤモヤしながらも4年あまり続けていた、ある日。
ある曲を聞いたことで
わたしの人生は
大きく変わることになりました。
…長くなって来たので
続きはまた明日書きます。
人生、いとおかし。
壬萃でした。
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