「親」である前に「人間」なのだと認めたら、「親業」を楽しめるようになった話。
今日は、夕暮れを見ながら、
わたしは「子どもに恵まれて『親』になる」
という「親業」の体験をすることで
「今世のわたし自身の人としての器が広がっていく」
ということが、ふと降りてきた日でした。
今日は昨年9月に学びを終えた
「親業訓練講座」のフォローアップ。
縁あって「親業」を学び始めて1年になります。
「親業」を学ぶ前のわたしは
子どもたちとの関係性に悩んでいました。
特に、下の子どもの不登校のことを
どうしたらいいんだろう…と
ぐるぐる考えてしまうことが多かったのです。
わたしが生業にしている四柱推命は
ひとりひとりの多様性を知って受け入れるツール。
個性を活かす四柱推命を人に教える
という仕事をしていても
自分の子育てとなると…話は別！
子どもの個性は自分とは違うと
頭ではわかっていても
「ちゃんと一人前に育てなきゃ」
という思いや責任感などが先走り、
余計なアドバイス（クソバイス！）をしたり、
先回りして
子どもの本当の気持ちを
聞くチャンスを逃したりしがちです…。
（占い師も、人なのよね…）
「親業訓練講座」を学び始めて一年経って
下の子が元のような頻度で
学校に行けるようになったわけではないし
上の子も思春期真っ只中で
母親には淡々とした態度だったりもするけれど
それでも、今は、すごく心が平和なんですよね。
それにはいくつか、理由があります。
いちばん大きいのは、自分の限界を認めたこと。
「親は、親である前に、ひとりの人間なのだ」
というのが、
わたしにとってはすごく大きな気づきでした。
親は、子がいて、初めて親になるわけで、
親だからって
なんでも出来るわけではないし
子どもそれぞれへの感情も
人間なのだから、違って当たり前なんですよね。
（四柱推命でも、相性ってあるし）
そして、親自身が体調が悪かったり
経済的なゆとりがない時など
様々なストレスで気持ちに余裕がない時は
子どものことを受け入れる器も
自然と小さくなるもの…。
それは人としてごく当たり前で
そのことで自分を責めるなんて、ナンセンス！
揺らぎがあるのが自然なのだから
無理に親らしいことをしようとするよりも
自分にもっと優しくしてあげることが先決。
自分が満たされて、ゆとりのある時に
子どもの気持ちをうけとめればいいのだと知って、すごく楽になったのでした。
あとは、下の子どもが学校に行かないことを
自分の中でもだんだんと受け入れられて
（慣れてきたともいう（笑））
前ほど問題視しなくなってきたというのもあります。
（↑これに関しては、
時間が解決してくれたことも大きいかも…）
そして、子どもたちの気持ちを知る
コミュニケーションを学んだことで
前よりも子どもたちが考えていることが
わかるようになり
子どもたちの話を聞くのが
とても面白くなったんです。
それぞれの目線や好きなものがユニークで
自分とは違う感覚ですごく勉強になったり、
感心することが多いです。
それに、素直な気持ちをやり取りできるようになったんですよね。
子どものことを大事に思っていることを
ちゃんと愛情として伝えられている実感があるし
子どものことを信頼して頼もしく感じています。
そして、子どもと接する中で、
わたし自身の心が動くことがたくさんあるんです。
（現に、昨日は子どもと散歩しただけで嬉しくて
未来の自分から、今の自分への温かいまなざしを感じてひとりで泣いたし（笑））
今世で「親業」っていう役割を
試行錯誤しながらも楽しめていることが
今はとっても嬉しいです。
子どもはいつも愛にあふれていて
素直で優しくてあったかい存在で
とても愛おしい宝物。
そんな思いを素直に言えるようになったことも
照れ屋でシャイなわたしにとっては
とても、とても、大きな変化です。
「親業訓練講座」って硬い名前だけど
子どものことも自分のことも
ほんとうにたくさんの気づきがあるから
いろんな人に受けてほしいなぁ…と思った、冬の夕暮れでした。
わたしに「親業」の面白さを伝えてくれた
親業インストラクター本山めぐみさんの
ホームページはこちら♡
ではでは今日はこの辺で。
人生、いとおかし。
壬萃でした。
「親」である前に、わたしたちは「人」。
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