お暇、終了!
金曜ドラマ「凪のお暇」が最終回を終えた。
「空気を読む」ことを軸に人間関係、恋愛、家族、仕事・・・ 各回で誰もが共感できる難しい問題(テーマ)を誠実に描き、乗り越えたりぶつかったりする中で主人公の凪をはじめ、登場人物たちがじわじわと成長していく。
内容盛りだくさんなのに題名通り「お暇」のゆったりした時間が流れている不思議なドラマだった。
これほどハマったのは「アンナチュラル」ぶりだ。
最終回で気になるのはやっぱり凪が慎二かゴンを選ぶのかどうか・・・。
※ここからネタバレです。
予想はしていたけど、凪はどちらも選ばなかった。
しいて言うなら選ばれたのは坂本さんとの夢でした。
ゴンとの別れでは泣いてすがりつくゴンを優しくそっと突き放す凪。決意の強さを感じました。
ゴンと凪の空気感好きだったからまたご近所さんとして付き合えないものなのか、、、と残念だったな。
最後のゴンの「おばあちゃんになった凪ちゃんとお昼寝したい。」は、ゴンらしさ全開で私だったら全力で頷いてるけど、きっと凪ちゃんはゴンを選んだらお暇を終わりにできなくなっちゃうんだろうなと思った。
そして慎二との別れ。
凪は慎二に成長した自分の姿を見せ、別れを告げました。でも慎二はその前から凪が変わったことは充分すぎるほど解ってて、嬉しいんだけど苦しい。
二人はお互い似た者同士で実は一緒に成長してきた仲なんだけど、前を向く凪ちゃんにもう慎二は必要なかったってことなんだろう。
水族館で鰯の前で別れるあのシーンは私の中で「別れ」の名シーンにノミネートされました。
「お前は絶対に変われない」が
「お前は絶対に大丈夫」に変わったところで胸が熱くなった。
慎二、最高だった。
ありがとう慎二。
続編で慎二にもう一度チャンスあげてほしいなぁ。。。