欧州スーパーリーグに関する続報についてのボヤキ

大騒ぎした結果プレミアもセリエも撤退、バルサとレアルしか残らなくなってしまい、一旦白紙撤回?みたいな形で一区切り?となったのかなと。

様々なメディアの方々の意見を見てても、あれだけ堂々とUEFAにケンカをふっかけようとした割には、あまりにもおざなりすぎて逆になんかあるんじゃないか、みたいな意見が多数。そりゃそうだ、私もそう思う。

まぁ、構想そのものは悪くない。今のCLでは試合数が多すぎるというのもわかる。ただでさえリーグ戦に国内カップ戦、さらにはW杯や大陸大会などの代表戦もある。5大リーグに所属する東欧や南米の選手は自国に帰るのが大変なのは我が国の選手を見てても感じるものがある。

大会そのものの質を高め、よりハイレベルなマッチメイクが、その中でも楽しそうに生き生きとプレーするスーパースターが見たい。それはすべてのフットボールファンが思うことだろう。

ラ・リーガ担当のジャーナリストである小澤さんも「この方式そのものは面白そうではあるので、新しいCLこそこれでいいのではないか」とも言っていた。私も同意見だ。

UEFAやFIFAにおける、我々一般の目からすると見えない金の動きというのに不信感を持たれていることも確かだが、代理人に好き勝手させている各クラブも金の面でだらし無いのは変わらないのだし、無観客試合ばかりとなっている今、各国フットボール界における金の動き方について考え直すいい機会と言えるだろう。

最後に、スーパーリーグについて私が反対する理由はただ一つ。選手やクラブが目指すピラミッドの頂点を拙速に揺るがすだけ揺るがせておいて、挙げ句金のためだけにしかこのリーグはやりませんしそこのケツモチはしませんなどふざけるな、という一点のみである。

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