Jプレミアリーグ構想についてのボヤキ

欧州スーパーリーグ構想が事実上頓挫したので、こちらについても。


現在、J1~J3という3つのカテゴリーで行われているJリーグ。もちろんアジアの中でも有数の健全経営、そしてレベルの高い試合が見られるリーグであることは間違いない。

しかし、ならば近年においてアジアチャンピオンとなれたのかというと、安定して優勝争いできているとは言い難いのが現状であり、さらなるリーグレベルの向上のために計画されている、という話だ。


まだ公式発表はされてないのでスキ放題戯言を述べさせてもらおうと思う。

現状のJ1リーグにおいて、数年単位で残留争いに巻き込まれていない8クラブを中心に、残留争いしつつもここ数年J2に落ちていないクラブを4つ選ぶ。この12クラブでH&Aのリーグ戦を行い、上位リーグの日程を減らす。Jリーグの理念を考えれば欧州スーパーリーグのようにする必要もないし、もちろん昇降格はあるべき。

その新リーグにおいては、AFC圏内選手においては外国人枠の適応はしない。これにより中東方面からの選手の受け入れも拡大し、さらにヨーロッパや南米の選手を受け入れられるようにしていく。

中東のクラブや中国のリーグは他国の選手を帰化させることで受け入れるなら、Jリーグは適応幅を増やすことで対抗はできるはずだ。現在のJリーグの課題でもあると言われるインテンシティの低さやゲームスピード、パススピードの遅さを、人種の坩堝とすることで解決に向かわせる。そもそもヨーロッパのリーグが既にそうなっている以上、レベルアップを図るなら絶対必要な事項だ。

アイデンティティーを重要視し、生え抜きや大卒選手で戦うクラブが中心となるべきはもちろんだが、そこに大量に資金を投入し、勝利至上主義を掲げ外国人選手を多数抱えるクラブもあっていいはず。シティフットボールグループ傘下の横浜や、楽天がバルセロナに出資している神戸にはそうなってほしい。

その他現在のJ1以下リーグにおいての規定に追加するべき事項として、U-21の選手を必ずベンチ入りさせるべき、という意見がある。スタメンで使えは難しくとも、一人ベンチ入りするくらいならば私も賛成だ。

国内カッブ戦、アジアチャンピオン共に、Jプレミアのクラブで総ナメできるような、そしてゆくゆくは、ASEAN方面からヨーロッパ5大リーグへの直接の玄関となるべくリーグレベルの向上を図ってもらいたい。そうでなければやる意味がなくなってしまうだろう。

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