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Bigfoot Endurance Run 2020 準備編①

今年の夏のレースが決まった。200マイルを走ろうと思う。
完走者に「直前まで埋まらないので大丈夫ですよ」と言われたのが、昨年の11月頃。12月いっぱいまではエントリー料金にアドバンテージがあるとのことで、ギリギリまで悩んでいた。
すると12月に入って突然エントリーを締め切った!これには驚いた。サイトを詳しく確認するとウェイトリストがあるらしいので、すぐに飛びついた。結果的に決心できないでいる自分に火をつけてくれた。そうでもしないと200マイルレースにエントリーできるマインドセットではなかった。
ウェイトリストにエントリーすると、自分がいつ繰り上げるのが興味を持ち始める。それでもまだ「このままエントリーできなかった」という言い訳が頭の片隅にくすぶってた。
年が明けてしばらく放置していたら、1月末に赤紙が届いた!そこで、ようやく腹を決めた!

【レース・プロファイル】

・距離:200マイル
・エントリーフィー:$1,095 *エントリー時期によって変動
・レース形式:ポイント・トゥ・ポイント *ステージレースではない
・制限時間:4日と9時間
・累積標高:13,000m
・場所:キャスケード山脈一帯

【きっかけ】

200マイルレースなんて、正直考えてもいなかった。
2018年に「Cascade Crest 100mile Endurance Run」を走った後、仲間にサポートしてもらいながら「YOYOGI PARK 100」(代々木公園のクロスカントリーコース*約3km/周)で100マイルを走り切ることができた。それ以降100マイルという絶対的な距離への関心は薄れていた。結果100マイルでも良いけど、100マイルじゃなきゃいけないわけではない。
2019年は絶景を求めて、(結果はDNFだったけど)Eiger Ultraに出場。そこで「絶景を走る」「レースじゃないと走れない山」を求めはじめた。
実は2020年のレースは、Annapuruna 100Kが本命だった。
けど、8月末に開催されたUTMBのPTLやTor des Geantsに出場した仲間が完走に際し、100マイルを超える旅に興奮して、ワクワクした!
それがきっかけで、200マイルレースを調べ始めた。いつかはチャレンジしたいTorは抽選なので一旦パスして、まずは確実にエントリーできるレースを物色。そして、アメリカの3レース(Tahoe200/Bigfoot200/Moab240)に行き着き、休暇調整など条件を考慮してBigfoot200をチョイス!

【’満足のいく完走’に向けたポイント】

①到底走り続けられる距離ではないのは自明。だけど累積13,000mということは、ところどころ走らされてしまう。一方で、徒歩区間が多くなることは想像にたやすい。

②レースのスタートが8月7日。ということは真夏。日中の暑さ対策も必須。

③昨年悩まされた「胃弱」はいまだに解決していないが、心拍を上げて走るレースではないので楽観視している。ただし、フル・エイドではハンバーガーとかケサディーヤなどクッキングしてくれる。これはせっかくだから食べたい。固形物対策もしておこう。

④標高は高くないからひと安心だけど、疲労への耐性は強化したい。低酸素ルームでのトレーニングを検討したい。

【取り組み】
当面の月割りのトレーニングプランは以下の通り。
・週1の休脚日
・週1のサウナ練(暑さ対策)
・平日の二部練(状態次第)
・月1のあしらぼ
・ロードは坂ランを中心に脚作り。
・トレイルは飯能アルプス・ピストンでメンタル鍛錬と歩き強化。
・レース当日までトラブルなしで迎えたいので、無理は禁物。

◆2019年11月~12月 休脚日
故障個所をメンテしたかったので、2019年は11月29日の’つくばマラソン’が走り納め。12月は一切走らずで2019年を終える。

◆2020年1月 「ジョグを楽しむ。焦らずにじっくり。」 
見事な体重増!脚の痛みは消えランニングを開始。距離を踏まず走ることをルーティン化することと、心肺の復活、体重減が目的。
痛みの原因と思われるランニングフォーム改善にも取り組む。
*結果 213km/月

◆2月 「距離意識で脚作り」←イマココ
80-100km/週をターゲット。ジョグペースを4'30"/km目安で意識する代わりに、スピード練はお預け。スピード練はランニングフォーム改善に手ごたえを感じるようになってから。

◆3月 「体重減と長距離チャレンジ」
走行距離は変えずに、食事制限と体幹、筋トレを取り入れる。そして100km走を山で実施予定(HAKONE100)

◆4月 「UTMF試走でトレイル実践」
仲間のMF試走に同行し、仕上がり確認。走行距離は100-120km/月を狙う。

◆5月 「レース」
「第5回トレニックワールド100mile in 彩の国」にチャレンジ。現在は’ゆずれーる’待ち。同時に低酸素トレーニング開始。

5月までの仕上がりを踏まえて6月と7月は今後調整。漠然と考えているのはロードとトレイルで、いずれも24時間走を取り入れたい。

追伸
コロナウイルスよ、一刻も早く終焉してくれ~。