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インターンシップと期待値


インターンシップ総評

親会社のマルジン・サンアップルでのインターンシップが先日終わりました。私も受入側のメンバーだったので次回以降の受け入れのための備忘録として綴っていきます。

今回受け入れたのは弘前大学の1年生2人。
彼女ら(どちらも女性でした)と話していて驚いたのは、物おじせずハキハキと喋れること。
僕が大学1年生のときに社会人の方々と話すときは常に緊張していて、
「アッ…ソッスネ…」しか言えなかった過去を思い起こさせた彼女らに鉄槌(愛ゆえの)を。

今回のインターンシップ受入は学生と企業の間に関係機関(HLS弘前さま)があって、HLS弘前さまのインターンシップのゴールとして「何か成し遂げること」が設定されていたので、マルジンサンアップルはインターン生たちとりんごの品種カードを作ることをゴールとしました。

品種カードは私がずっと作りたかったけれども、仕事の優先度的に下の方だったので手をつけずにいたもので、インターン生たちと何を成し遂げるかの話し合いのなかで、再燃したものです。

りんごって品種ごとに特性が全然違うんですが、それらを表す表現が乏しいよなーって思っていて、文字だけじゃなくイラストでも伝えられたらいいなって思って制作したものです。

彼女らそれぞれ、文章での表現に長けていたり、イラスト制作に長けていたりと得意分野があったので、とてもスムーズに進みました。

彼女らは自分の意見をはっきりと伝えてきてくれるし、レスポンスも早いし、アイデアも豊富だし、大学生ってこんなにすごいのかー!と感嘆の連続でした。

完成したものの一例は以下の通り。


インターンシップに思うこと

マルジンサンアップルとして初めてインターン生を受け入れて感じたことをお話したいと思います

私自身、学生時代にインターンシップに参加したことはなくて、当時は参加する意味も必要性も感じることができませんでした。

でも社会人としての立場になった今、インターンシップを通して学生たちに何を与えられるんだろうって考えたら、少しは意味が見つかったので書いておきたいと思います。

  • 社会人がどういう振る舞いをしているか、どういうことを意識して仕事しているか、などの社会人としての生活を送る上での最低限を学生のうちから知ることができること。

  • (学校生活の多くの場合と違って)年齢層がバラバラのコミュニティのなかでコミュニケーションがとれる(慣れる)こと。

学生たちが卒業して「組織」に属しての仕事を始めた1年目というのは、「仕事」の実績がないので「期待値だけで判断される」ことが多いと思います。
「期待値があるからこそ」他の同期より早く、ワンステップ上の仕事をやらせてみる、ということが起きます。

「社会人らしさ」とか「コミュニケーションがスムーズに取れる」というのは企業によっては「期待値が上がる」要因の一つになることがあります。

持論ですが、結局、人は色々な経験をすればするほど成長していくことが多いので、期待値が高いゆえに色々な業務に挑戦させてもらえることは、スキル向上スピードが加速度的に増していくよなぁ。と思いました。

だからこそ受入側の企業は(少なくても当社は)、学生たちの「期待値をあげる」ためのインターンシップをしていきたいな、と感じました。


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